┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  サイトマップ!(^O^)  ━┓




上海ネットショップの魁 ―― by 黒野@虹橋さん

☆ 個人が独立して失敗する例(2) ――――――――― 2003/10/26
先週の話題「どういう人が起業に失敗するのか」の続きです。

1.良いものを安く提供したい、と考えている人は独立に向きません。いずれ
  失敗します。

それなら、どういう考えなら正解なのか?

正解はこれです。「適正な利益は確保する」と考えている人。

よく分からない? もし、よく分からない人はきっとこういう人です。

「世の中の商品の価格が、どうやって決まるものなのか知らない」
「自分の仕事が、いくらの価値があるのか言えない」
「儲けるのは、なんだか悪いことだと思う」

---------- 先週はここまででした。

「価格」はどのようにして決まるのか?

よく、海外の「日本人価格」について憤慨する人がいます。それはよくない、
トンデモナイ不正行為だと思っているのでしょうか?ーーーそう思うなら間違
いです。

価格は「売り手」と「買い手」が出会って、その場で決めるのが自由主義市場
経済の決まりごとです。そうではない経済制度を「社会主義統制経済」と言い
ます。

売り手はできれば高い価格で売りたい。
買い手はできれば安い価格で買いたい。

双方が納得したら取り引きが成立=価格決定、そういう仕組みです。ーーー日
本人は、そこが分からない人が非常に多い。子供の頃から、商品には価格が印
刷してある世界に住んでいたら「物の価格というのは最初から決まっている」
と思い込むのは当然かもしれない。

そして外国へ行って、初めて、キヨスクで売っているガムと、スーパーで売っ
ているガムの値段が違う事にびっくりする。銀行とホテルで両替レートが違う
のはなんとなく納得する。それが日本人。

売り手は、できれば高く売りたいのは当たり前です。それを法外にならないよ
うに制御するのが買い手、すなわち、お金を払うほうがコントロール権を持っ
ている。

日本人価格なんていうものは実際は存在しません。誰にでも、お金を払えそう
な人には高い価格を提示するのが市場経済の当然の行動ですから「日本人だか
ら」ではないのです。「金を払えそうな人」だからなのです。

外国には、日本人価格に相当する言葉はありません。たとえば「米国人価格」
とか「ドイツ人価格」とかは言いません。彼らは納得するまで値段を調べて、
納得する価格で買い物をするからです。

その手間を惜しむなら最初の価格で買ってもいいでしょう。自分の時間を使わ
なかった分のコストが上乗せされただけと思えば高くはないかも知れません。

それは実は、日本国内でも日常的に存在している事です。三越で買うものと、
近所の商店で買うものと、商品がまったく同じでも価格が全然違うでしょう。
それは「日本人価格」とは呼びません。

その価格がいやなら「買わない」「よそで買う」、そういう行動をするのが正
しい市場経済でのありかたです。言われたものをそのまま受け入れてしまい、
あとで「ひどい」と憤慨するのは世界の非常識。

物の価格はどのようにして決まるか、これで分かりましたか?

物の価格は、売り手と買い手が決めるものです。それを売り手が「できるだけ
安く売りたい」と思ったらタダまで下がります。しかも、儲けが薄いと、事業
を続けるにはたくさん売らないといけません。(タダなら儲けはありません)

たくさん売るとは、いらない人にも売る事に繋がります。どうしてもいらない
という人には売れませんから、結局会社はつぶれます。

ゴーイングコンサーンという英語が一時流行ましたが、意味が分かり難い言葉
です。その意味は「会社は続けなければいけない」ということです。会社をつ
くって続けられなくなったら、それはお客様に一番の迷惑になります。潰すよ
うな経営をする人には起業の資格はありません。

ーーー良いものを安く売りたい人は起業に失敗します。

次に、「自分の仕事がいくらの価値があるのか言えない」人は、どうして独立
に向かないのか。ーーーこれは「自分の仕事の値段が言えない」のと同じ事で
す。ーーー独立とは「自分の給料を自分で決める事」です。

物の価格はどのようにして決まるか? 売り手と買い手が決めるものだと説明
しました。――――起業したら「売り手」になるわけです。
売り手側としての価格決定にはいろいろな方法があります。

― 原価を積み上げて利益を載せる方法

― 原価に関係なく商品の特殊性から価格をつける方法

― 競合類似製品の価格帯とターゲット顧客層から価格をつける方法

まだまだいろいろあります。

ここで「良いものを安く」したらどうなるか? 無給まで価格は下がるでしょ
う。家族を養う事もできません。良いものを安く売ろうとする人は無責任な人
なのです。

起業する人は自分の仕事の価格を自分で言えないといけません。相手が決める
のではないのです。「これが私の価格です」と言えないと独立はできません。

次に「儲けるのはなんだか悪い事だと思う」人はどうして独立に向かないか。

それは「儲け」が不当な収入だと思う人の事です。こういう人はビジョンがあ
りません。ゴーイングコンサーンとは「事業は続ける責任がある」という事で
す。続けないとお客様に迷惑なのです。

ネットショップの説明に行ったときに面会した経営者の話を以前書きました。
「やる気をみせない経営者」はどういう人か、も書きました。それは「面倒な
事はしたくない」「分からない事はしたくない」「事業をよくしようと考えて
いない」人です。

良い経営者というのは、かならず再投資を考えるものです。仕入れと売上の差
がプラスならこれは利益です、儲けです。毎月儲けが出ていればそれで良い、
と思う人はそれまでです。――――儲けから再投資して会社をもっと良くしよ
う、と考える人こそゴーイングコンサーンを実施している人です。

「儲ける」ことは悪い事ではありません。――――事業の継続性確保、家族を
養う責任、それらのために絶対に必要な事なのです。儲けないといけないので
す。その覚悟が無い人は、事業など起してはいけません。社会の迷惑なだけで
す。
※念の為にまた書きますが、起業に向かない人=ダメな人間ではありません。

それでは2番目です。

「どういう人が起業に失敗するのか」

2.まずパンフレットを作る人

                          = 以下次号 =
┌─┬───────────────────────────────┘
││ 「オンラインショッピングシステム」
└─┘  http://www.netshanghai.info/shop/

「上海ブックマ」      http://g-telephone.com/bcgi/BKM/
「上海フリマ」       http://g-telephone.com/bcgi/FLM/
「ネット上海.インフォ」  http://www.netshanghai.info/

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励、ご意見などをお待ちしています。 
上海ネットショップの魁の目次に戻ります







SEO [PR] お金 ギフト  冷え対策 わけあり商品 動画無料レンタルサーバー ブログ SEO