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上海ネットショップの魁 ―― by 黒野@虹橋さん

☆ 通訳の重要性について ――――――――――――― 2003/09/14
――上海でインターネットで買い物、しかも日本語で、しかも宅配で――

シティスーパーマーケットのウエブは仮設終わりました。

開店前ですがご意見・ご要望のフォームは稼働していますのでご利用下さい。
こちらにシティスーパーマーケットのウエブへの仮リンクがあります。
http://www.netshanghai.info/shop/

ショッピング機能はまだデータ修正中・・・商品分類は済ませました。どん
な分類かはウエブで確認できます。配達地域も説明してあります。南通も配
達します。どうぞご利用下さい。

さて、ネットショップはあと2回の連載までで開店までこぎつける予定です
が、今回はこれまでにいろんな方にあって話をして気が付いたことがいくつ
かあるのでそのことを書いてみたいと思います。

まず、「通訳の重要性」について。

ここでも書きましたが、専門用語がからむと、単に言語が分かるだけでは話
が通じない、のが直接のきっかけで通訳を採用しました。上海大学の先生で
す。これが大当たり。

通訳というのは「翻訳機械」であってはいくら高性能でも駄目です。私の経
験では、通訳は、特に内容が複雑なほど「伝えたい内容を私と同等に理解し
ている人材」が必要です。

どんな事でも、中身を理解せずに言葉にすることはできません。言葉の置き
換えだけで話が通じるはずが無いことは誰しも経験していることではないで
しょうか。

「私が言ったとおり言えば良い」「余計なことは言わなくても良い」こうい
う指示は、実際は役に立たない。大事なことは「話の意味するところを通訳
が理解していること」これに尽きます。

私がお願いした趙さんは実にここが優れていた。有り難いことです。通訳は
経営者と同じレベルで考えられる人材が望ましい。そういう人は中国にもた
くさんいるはず。ここに予算をケチってはいけません。――――言葉が十分
できないなら、代わりに通訳の選び方と使い方を身に付けることが経営者の
努力すべき事ではないでしょうか。

次に「文化の違い」について。

中国で仕事している人からよく聞く共通の話題はいくつかありますが、言葉
に絡んで思い付くのは、日本語の「すみません」の話題です。何かトラブル
や不具合が発生すると、日本人は「ごめんなさい」又は「すみません」のひ
と言を強く期待しているようです。

ーーーそれを中国人の従業員に求める日本人経営者がいる。

それは無理な話です。「すみません」は訳せないからです。そういう思想が
存在しない。ほとんどの外国語に「すみません」はないでしょう。

言葉というのは、一対一で同じ意味の言葉が各言語にあるものではない。ひ
とこと「すみません」と言ってほしい、そうすれば何もこちらも気が済むん
だから・・・という気持ちを沢山の日本人が持っているようです。

しかし、それを期待しても無理です。どうしても強制したいならできますが
相手はその言葉の意味を理解しているのではなく「記号」として使うだけで
す。それでも気が済むのが日本人かも知れません。

となると、日本語ビジネス会話を教えるときは、単に専門用語や言葉の言い
替えを身に付けるだけではなく、「こういうときはこのように言えば日本人
には通じる」という技術を一緒に教えることが重要だと考えられてきます。

そういうニーズがいよいよ中国にも高まっているという気がしてきました。

                           = つづく =
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