深セン経済特区より ―――――――――― by HAJIME さん
☆ 頭をぶっこわさなくては ―――――――――――― 2004/08/29
┌──────────
ニイハオぉぉぉ、、、。

中国のオリンピックメダルレースはえらい好調だが、HAJIMEさんは猛烈なスラ
ンプですうぅぅぅ。ーー今回の文章、自分で読んでみても何がいいたいのかよ
くわかりません・・・こういう時期もあるのだと大目にみてやって下さい..。
└──────────

ニイハオ!!皆様!!

先週は OJIN さんの寛大なるお目こぼしでお盆休みもらって..充電したはずな
のに..やっぱりネタがなくてひーひー言ってる、万年ネタ砂漠HAJIMEでござい
ます〜〜。夏枯れだな、、、。だから!

シンセンは一年の70%が夏なんだって!!
ーーこれももう、一回使ったネタだって!!・・・そうとう重症です・・・。

さて、先週休んで何をしていたかというと・・・中国語でいったら「展銷会」
日本語でいうと「見本市」廻りをしてました。物流会社の丁稚であるわたしが
なんで?ーー話せば長いことながら、

会社のお得意様が、広東省の見本市廻りをしたいが、通訳も案内役もいないの
で..ということでご指名受けましてお手伝いということで....。

中国に仕事で来ていらっしゃる皆さんはモチのロンご存知のはずですが、中国
にいらっしゃったことがない、または普通の旅行でしか来たことがないわ、と
いう読者の皆さんのためにご説明しますと、今の中国は、全国一年中どこでも
超大規模見本市だらけの、えらいことになってる国なんですよ。

靴工場時代3年間、毎年「靴の展示会だ」シーズンが来ても、なんでか一回も
連れて行ってもらえなかったシンデレラHAJIMEさんでして。(日本からの出張
者が、みんなで見本市に行く日の、一人で工場で現場の追いかけ。魔法使いも
カボチャの馬車も来てくれませんでした・・・とほほ)

今回、お客さんに指名されて開発区7年目にしてはじめての見本市見学、実際
すごい楽しみでずっと前からワクワクしておりました。製造業一筋(でも転職
数知れず)15年の血が沸き立ちますなあ。

―― 工場時代、

仕事で、3日とあけずに広深高速(シンセン〜広州を突っ走る素晴らしい高速
道路)を駆け巡っていると、高速道路の左右に立ち並ぶバカデカ看板広告看板
にたくさんたくさんこういう大規模見本市の予告があって、一年いつでもやっ
てるし、回数もすごければその分野もいろいろ。

「国際服飾展示会」〜これは、東莞の虎門あたりが服飾生産基地だから当然。
「国際」って頭についてるのも中国特有のハッタリでもなんでもなくて、今や
中国の中卒農村出稼ぎのお嬢さんたちの踏むミシンが、世界のあらゆる国々の
ファッションを作り出しているのはジョーシキ。その他、「国際ハイテク技術
見本市」「国際加工機械見本市」「国際プラスチック成型見本市」などなど、
まさに「世界の工場」の名前に恥じない充実ぶり。

こういう見本市を分野に関係なく仕事でいろいろ廻れる、いわゆる「中国進出
コンサルタント会社」の人が、ちょっとうらやましい。日本の企業の見学団体
をつれて廻っているんでしょう。大変には違いないがHAJIMEさんは「働くおじ
さん」病人間(工場見学なんかの”へ〜っ!!こういうモノって、こんなふう
に出来るんだあ〜、ペロくん!すごいねえ〜、ワンワン!!、っていうやつが
大好き)なんで、実は非常にやってみたい。

最近、ズッと立ってる看板には「国際花卉博覧会」ってのがあるんですよお。

なんと!?工業製品だけじゃないんですよ中国の輸出品は!?
もう、世界中の生活のあらゆる物品が、中国から生み出させれているのだろう
か?!

実は今回、このアテンドの前準備で、先月から仕事の合間にインターネットで
家具の見本市..そうです今回は家具の見本市を廻ったんです..を検索調査した
んです。ーーいや驚いた。調べれば調べるほどいくらでも出てくる。

初めはどうやって調べたらいいかわからないので、日本のYAHOOで検索し
て、いわゆる「中国ビジネスコンサル」さんのHPの「見本市情報」を集めた
り、ご本家JETROの見本市検索で調べたりして、これだけでも5、6箇所
出てくる。しかい、こういうとこのは北京・上海が中心で、マイナーなところ
のは出てこない。ので、

しょうがないので中国YAHOOで、ヤケクソでためしに「家具」なんて大雑
把に検索してみれば、中国の家具業界の情報ネットワークのHPがガサガサと
いくつもいくつも・・・。

この「業界情報ネットワークのHP」感心しました。非常にちゃんとしたHP
です。業界に関係したいろんな情報、ニュース、政府の関係法律、政策紹介、
登録されている企業の紹介、業界関係知識や専門用語の講座、新製品の紹介、
商売のチャンスを探すための業者データベース検索、そしてやたら詳細でいき
とどいた見本市情報、などなど、たいへんな充実ぶり。

ちなみに物流業界にも、やっぱりこの手のネットワークHPがいくつもありま
して、やっぱり業界関連最新ニュース、最新関係法令、業界用語解説と、その
英語中国語対比、業界知識講座などなど、おそろしい充実ぶり。

丁稚としてお勉強しないといけないので、日本にもこういうHPがあるんだと
ばっかり思って日本YAHOOで長い時間かけて探しましたが、なんでか日本
にはこういう性質のHPが無い。どうして?なんで?ワタクシの推測では中国
はあらゆる業界でこういうHPがあるとみた。

先日、あるお客様から問い合わされたとかで「電線ケーブルのPVC被膜押し
出し機」(???)の、この辺の中国メーカー教えて、なんてだしぬけな質問も
中国YAHOOで「電線(中国語では電纜[=糸覧]といいます)」で検索したら
やっぱりこの手の電線業界HPがいっぱい出てきて、20分で調べ出せました
!!
これこそまさにインターネット時代の恩恵!!中国は国がでっかいから、よけ
いにこういう利用法が必要だし、生きるのであった。

中国コンサルさんたちが、見本市情報をどうやってGETしてるのかはよく知
らないけど(まさか全国のエキジビションセンターと知り合いになってて教え
てもらってるのではないだろうが)ちょっと中国語ができれば、こういう業界
HPで、日本からでも簡単に中国全国の見本市情報はリストアップできるんで
すよ。
しかも、コンサルさんのHPで調べるよりもっといっぱい出て来ますし、詳し
いし。会場の地図やら交通機関やら、最寄のホテル案内までついていますよ。
----コンサルさんやJETROさんに恨まれそうだな----

みなさんも、さっそく中国YAHOOで試してみてください。ほとんどのHP
は、日本のPCで見ても文字化けしませんよ。それにしても、なんで日本には
こういうHPが無いのかな?

ある意味中国の方が進んでいるのかな??日本の方が旧態依然なんだろうか?

―――― さて、展示会です。

工場時代、下請け廻りやら材料買いやらで、東莞市厚街にしょっちょう来るた
び、新開発地域にどかーんと聳える東莞のエキジビションセンターの脇や前を
駆け抜けたものでして、まだ出来て2、3年も経っていないその真新しい、し
かしハッタリ中国人の面目躍如な、とにかくデカイ、設計が前衛的威容にしみ
じみ、

「いやあ、中国ってほんとに、世界の工場、世界の生産、世界の貿易の中心に
なっちゃったんだなあ。それにしても、こんな地方の東莞市に、こんなデカイ
もんをおったてる金があるというのがすごいよなあ。

北京なら当たり前としても、東莞市だよ..厚街ってお金儲かってるんだなあ。
日本なら考えられない、、地方都市にこんなでけえエキジビションセンター」

ーーと、妙に感心感動してたもんでした。

なにせ広州にも、どでかいのが一個、やっぱり最近出来たばかりの国際エキジ
ビションセンターがあるんです。--これは「新館」で、昔からある「旧館」も
まだやっている--
で、シンセンにも展示会館はあって、しかもそれが手狭になったのか、ついつ
い最近、新しいのをおっ建てた。これがワタクシの宿舎のすぐ近所なんですが
なんでも160000平方メートルとかあるそうで、全面ガラス張りの前衛的
デザインで、やっぱりどえらいでっかい。
いったい、シンセンどれだけ金があるのか、と驚かされる立派なものです。

--ちなみに、今回のこの家具展示会が、このシンセン新展示館のこけらおとし
でした。まだガラスにペンキがついたまんまだったり、吹抜にコモがかかった
まんまでした--

広州から東莞は、高速で車で1時間ぐらい、東莞からシンセンがやっぱり1時
間ぐらい。道路の繋がり方がいいから近く感じるだけで、実際はすごい遠いは
遠いんですが、それでも車でけっこう気軽に行き来できる距離範囲内に、それ
ぞれ1個乃至2個ずつ、こんなでかい、豪華展示会場をがんがん建てる金があ
り、それをやって大損しないだけの需要がある。
ーーまさに今の中国が、どれだけ調子がいいかを象徴するシンボルですなあ。

日本って、こういう巨大エキジビションセンターいくつあるんでしたっけ?
幕張メッセができたとき、世を挙げて大騒ぎしてましたよね。幕張メッセって
どのぐらい大きいんですか?誰か教えてください。

中国と日本は、国土面積も人口も比較の対象にならないほど違うし、中央政府
と地方、つまり、日本の都道府県と中国の省とは同じ概念では語れないんです
が、とにかくスケールが違う、日本人のやることと中国人のやることは‥‥。

―― で、

2日半で、このそれぞれ10何万平方メートルある展示会場を3箇所+シンセ
ンの古いほうの展示会場の合計4箇所をハシゴしたのですが、感想は?・・・
いやあ、とにかくひたすら驚いた、、、口があんぐり開いたまんま。

だいたい、展示会というものが初体験だから当たり前なんだが、展示会のブー
スって、ただ区切ってあるだけなんだとばっかり思ってたんですが、すごいん
ですよ。家具だからかしら?

それぞれのメーカーのブースが、いちいちお家になってる。

大きいところは30メーター角ぐらいでしょうか、ちょっとでかいブティック
ぐらいの面積で、4面壁天井までついて、えらい精巧にできたリアルな、主に
西洋風な家になってるんです。壁にはちゃんと窓がついてるし。すごいところ
は立派な屋根まで。

ギリシャ風な重厚な柱の宮殿風
もあり、童話のお城そのまんま
のがあったり、

ものすごいおしゃれなクラブ風
あり、ラタン家具のブースは、
ブースそのものが全部ラタン造
りで南国のコテージ風になって
たり、
これは風車ブースとでも言うか

タダでテーマパークに来た気分!
そう、展示会は入場無料でした。



ーー3日間しか使わないのに、そのお金のかかってること驚かされます。

設営にどのぐらい時間かかるもんなのか、終わったら、壊すのにまたどのぐら
いかかのか?ともかく、あの入れ物にかかってるお金を想像するだけで、参加
メーカーがどれだけ儲かっているのか、中国が今どれだけ商売経済で調子がい
いのか実感しましたわ。

確かに、コンコン叩くと石膏風の壁や柱もすべてベニヤ+塗料であることがわ
かるのですが、材料費うんぬんでなくて、それぞれのブースの、デザイン、レ
イアウト、全体のコンセプトが、驚くセンスのよさです。

中でウロついてるスタッフやバイヤーの様子は、やっぱりいまいち垢抜けない
のはしょうがないとして、こういうブース請負の業者というのがあって、それ
がずいぶん高いレベルであることに感心しました。いつまでも10年前の眼で
中国を決め付けて見ていてはいけないなあ、と改めて反省しました。

―――― 家具はどんなでしたか?

いやあ、家具社長さんがあまりに早足で、その後を追っかけて置いていかれな
いように走るのが必死で、じっくり見れなかったんです…。2日半で4箇所も
廻るんで、社長さんも早足になりますわな。ちなみにワタクシ、2日目にその
3日前に買ったばっかりの靴が歩き過ぎで壊れました。開発区で買った安物で
はないですよ!!香港で買ったちゃんとした靴です!!いかに広かったか!!

―― 1.

てっきりこういう国際見本市というのは、世界中から外国人バイヤーがいっぱ
い来てるんだとばっかり思ってたら、意外と外国人がいなかった。
たま〜に西洋人の方やユダヤ人グループ、インド人などチラチラッと見かけた
だけ。一番来ていた広州の会場でも5%もいなかった。

中国人バイヤーばかり。

まさか、あれだけ家具メーカーがフル生産してて、全部内需ということはない
だろう???たしかに建設ブームで、マンション新築バブルだから家具が売れ
てしかたないだろうけど???日本人は2回だけしか見かけなかった。それと
も、中国の貿易会社のバイヤーなのかな?

―― 2.

それもそのはず、それらバカデカイ豪華ブースに並ぶ家具ったらもう、見てる
だけで顔が赤くなるような、パロディみたいな豪華大型欧米生活式家具がほと
んど。日本のお家では、セット家具の一個しか置けない、入り口くぐらないよ
うなのばっかり。ーー展示会だから、それぞれの会社の一番ハッタリのきくや
つを持ってきてるからなのか。

オフィスデスクにしても、開発区在住の方はご存知でしょう。畳1枚半〜2枚
分ぐらいありそうな、やたらにデカイ紅木製の「社長だぞーデスク」。あんな
のが、どこ行っても、いくつもいくつも並んでおる。

ベルサイユのバラか?みたいな、金箔キラキラなヨーロッパ調を勘違いしてし
まったような成金家具セットとか、フェイクアンティークで豪華重厚はいいん
だが、ほんとにこれ使って生活するんかいな?見た目だけはアメリカ大統領の
邸宅か?みたいなすごいやつとか。

もちろん、普通のリビングライフの家具もいっぱい有りましたが…。
あのものすごいヨーロッパ家具(天蓋付き超装飾大型ベッドとか・・・)などは
いったいどんな市場で、どういう階層の人に買われていくのか、頭をひねって
考えてしまいました。

それがまた、見た目にはすっごい良く出来てました。あれを見たところでは、
今や欧米のホテルや家庭の家具は、ほとんど中国製なのではないかと思われま
した。日本のアホな女子大生やOLが、ヨーロッパに旅行してホテルで、
「わ〜見て見てこの家具、調度品!!すってきね〜!!アンティークよぉ!!
きっと何十年も前のもので、名のある品なのよ〜ぉ、やっぱりヨーロッパに来
て良かったわねえ〜〜」
なんて叫んで、うっとり見てるそれはすべて、実は中国製の新品だったりする
んだろうか?ーーと豪華家具の中で考えたり。

―― 3.

普通のリビングライフ家具は、どうもほとんど中国内需向けのようです。

中国は欧米と同じで、基本的に一日中靴履いて過し、天井は高く、ベッド生活
なんで、生活家具も、ある意味日本の家具なんかよりずっと欧米風で、おしゃ
れで洗練されているということを実感しました。

日本人は、リビングライフや家具や装飾品は、日本がアジアで一番進んでると
かハイセンスだとか思い込んでるかもしれませんが、ワタクシ今回この展示会
廻りで発見しました。多分今はもう、そうではありませんよ。

中国の方が断然進んでます。そらまあ確かに、現時点ではこういうおしゃれ都
市生活をしてる人のパーセンテージはまだまだでしょうが、なにせ13億です
から、5%いればもう日本の人口の半分、10%なら全員ぐらいになるんです
よ。
そらまあよ〜く見ると、けっこう安っぽかったり、作りがまだ粗かったりはし
てますが、値段もきっとリーズナブルなんでしょうからOK範囲内でしょう。

靴なんかでもそうですが、中国の中小メーカーでもイタリアやフランスに研修
に行ったり、技術者を招聘したりはもう普通になっているんだと思います。
つまり、最新のテイストが最速で(しかも安く)製品になるんです。いやあ、胸
がすく思いですね。

家具はこれから、中国のスタンダードが世界のスタンダードになってゆくので
しょうね。もちろん家具だけでなく、中国で作られているさまざまな製品につ
いてもそれが言えるのでしょうけど。

―― 4.

くだらんことですが、各ブースにたいてい最低一人英語を喋れる若いスタッフ
がいるのには感心しました。しかも全然臆さない。英語喋りたくてしょうがな
い、という感じで、私がちゃんと中国語しゃべってるのに、それでも英語で返
してくるお嬢さんまでいた。
ーー世界の商取引の中心として、ちゃんと喋れる英語を身につけた若者がたく
さん活躍してるのだなあ、日本は、英会話教室の看板宣伝は多いけど、ウイッ
キーさんを見て走って逃げる人々の時代から、ちょっとは進歩してるのだろう
か?と心配になりました。

―― 5.

例によって若い。ブースにいるスタッフも、パスを首にかけてうろうろしてる
バイヤーや見学者もみんな若い。40代以上の人はほとんど見かけない。いれ
ばたいていは台湾人か香港人か。

その若いの同士で、商品の家具に座って商売の話をして電卓叩いているのを眺
めるにつけ、この国の40代以上の人間は、どこでなにをしているのかまたま
た不思議になる。
まさか、全員引退して老後を送っているわけではあるまいし???

ほんとは写真をお送りしたいんですが、なにせお客さんが第一ですので、お客
をほったらかして撮影もできませんし、よく見たらどこの会場も撮影禁止でし
た。----当たり前だ。どこのメーカーも、そこの最新開発商品を展示してるん
だからして----
それでも、警備員の目を盗んで2枚ほど撮りはしましたが・・・これだけでは
あのすごい熱気と、世界の生産商売銭儲けの中心のエネルギーが伝わらないな
あ。
―――― 中国の家具…と聞いて、私なんかが思い浮かべるのはーーー

開発区で就職して、会社の寮に入って、部屋にはたいていベッドとスツールだ
けが最低限装備されているパターンなんですが(なんでかどこ行ってもこれは
同じだったな)そのスツールに洋服を掛けて寝る。

夜中にガチャーン!!すげえ音で眼が覚めてなんだ!?とサンザン探したら、
スツールのステンレスの棒が思いっきり落ちてる…これもなんだかどこ行って
も同じパターンだったな、って、なんで必ず落ちるんでしょうかあれは?

掛けるための部品なのに、掛けると落ちる。製造者は、はじめっから消費者が
自分で修理することとして作っているんか?きっと、すっごい安いにはちがい
ないが、こりゃあんまりだーーーというエピソード。

そのほか、上記「社長だぞー、えっへん、偉いんだぞー!」ハッタリ豪華大型
デスク、見かけはもう大統領デスクみたいだが、ものすごく早くどんどん壊れ
る。わたくし、靴工場でこれをなんでかあてがわれて、事務所に2つ3つあり
ましたが、ほんとに見る見るうちに壊れるんで、ごはん粒でくっつけてあるの
では、と疑いました。外見だけちゃんと作って、売れてしまえばあとは知らな
い、の、あまりにもわかりやすい例…。

ーーーてな感じなんですが。

私だけではなく、多くの中国滞在の、または滞在経験のある日本人の皆様の、
中国家具、いや、家具に限定せず、あらゆる中国製品に対して、この手のガッ
チガチの固定観念があるのではないでしょうか。

「MADE IN CHINAなんてさー」

しかし、ワタクシ今回、初めてホントの見本市というものをお腹いっぱい見ま
して、いつまでも昔の驚き体験にひっかかって、中国製品を色眼鏡で馬鹿にし
続けていてはいかんなあ、と痛感しました。

映画オタクですので、映画を例に出して、バックトゥザフューチャーIにこん
なシーンがありましたね。
デロリアンが起動中に突然故障する。博士があちこちいじくって原因を探す、
そして一個のヒューズ(だったか?)を取り出して「なるほど、これでは故障す
るはずだ」と、マイケルJフォックスにそれを差し出して「日本製だ」

MADE IN JAPANの字がアップになる。

マイケル驚いて真顔で「何言ってるんだい!?日本製はとっても優秀だよ!」
博士「???こいつは頭がヘンか??」
と不思議そうな顔でマイケルを見つめる…60年代の人間である博士と80年
代の人間であるマイケルの「MADE IN JAPAN」に対するイメージ
のギャップを生かした秀逸なギャグでした。

ちょうど、アメリカが日本製品の脅威に戦々恐々していた時代の映画なので、
こういうギャグが出てきたのでしょうが、今でこそ「日本製」は「絶対的な信
頼」のイコール代名詞になっていますが、ほんの40年前はウルトライコール
「粗悪品」だったんですよね。

現時点では、中国製にはまだまだ「むっ??!」という想像もつかないような
驚きの粗悪品がいっぱいあります。日本に輸入されているものが(もちろんそ
の他の国に輸出されているものも)ちゃんとしてるのは、間に入っているいる
業者や、オーダーしたお客が派遣した技術者や検品員が厳しく追いかけや検査
をしているからか、もちろん上記のように賢明な経営者のローカル企業は自力
でどんどん品質を向上させているところもたくさんたくさんあるし、ブランド
を確立した有名メーカーは、もうどこに出しても恥ずかしくない立派な世界水
準でしょう。

しかし、こっちで普通に生活して、普通の人が行くようなお店で適当に買い物
してると、やっぱり詐欺としかいえないような、善意のカケラもないようなブ
ツをつかんでしまうことたびたび。
でも、でも、そこにばっかり気をとられて、「中国製なんてだめだよねえ」と
タカをくくってハナ提灯してると、日本は思いがけない早い時期に中国に足元
からひっくり返されるのではないでしょうか。

誰がなんといおうと、いまや世界中の人々の生活の中の、ありとあらゆるもの
が中国で企画され、製造され、売り買いされているのだ。そして、そのカバー
範囲はどんどん広がっているのだ。
----そうそう、かつては中国の工場は製造だけやって、企画は外国のお客が細
かく注文指導してたんだけど、近頃は中国の会社や工場が自分で企画するよう
になったんだよねえ----

それが日本という国にとって、どういう意味を持っているのか、日本はこれか
らどういう国になっていくべきなのか、ーー豪華大統領家具セットの洪水の中
で考えずにはいられませんでした。

                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
↓
―― 今週の別冊付録:

その家具の展示会で、あるブースだけもの凄い人だかり。

なんでしょう?と覗いて見れば、ピッカピカの黒いBMWが展示されていて、
ピカピカの車といえば付き物のセクシーコンパニおねえさんがうっふーん、と
寄り添っておりました。

ひとだかりが見てるのはもちろんBMWなんかでなくて、このうっふーんでし
た。おじさんお兄さんたちがみんな、なんでかカメラをかざして狂ったように
撮影。おいおい、撮影禁止の展示会になんでカメラ持ってんだ?

あれ?!デジタルムービーで撮ってる人までいるよ。
そこまでするか?このぐらいのおねーちゃんなんて、このへんじゃあカラオケ
行けばいくらでもいるだろうによ。
ーーとか言いつつも、ムードに乗せられて私も撮ってたりして・・・。(^^;



2.ある朝、福田保税区の3号
門前で、私が毎朝毎夜乗ってる
26路バスがミニバスと衝突し
たまま現場保存されているのに
遭遇。

残念、私が乗ったバスではなく、
反対廻りのほうだったので事故
体験はレポートできません。




3.帰り道、宿舎の前の交差点
で、なんでかバスが安全地帯に
乗り上げて、斜めになったまま
停まっているのに遭遇。
なんでこんなところに乗り上げ
たのか不明。

また、運悪く停まってしまって
るとは知らず、バス通路に入っ
てきてしまった2台の他のバス
が封じ込められてしまっていた。
--乗り上げバスの後側、分かる?
都合3台がここに溜まっている状態。

実は展示会の道すがら高速道路で反対車線に、超大破した「公安」の車を目撃
しました。レッカーに引かれてました。すっごく撮りたかったけど、高速なの
でもちろん停まってもらえませんでした。
公安の車のくせになんで事故ってんだよ!!

4.そういうわけで近所で目撃
した普通の事故現場で勘弁して
ください。
それにしても、いつも不思議な
んだけど、中国の人って、事故
に野次馬るよな〜。
もう無意味にやたら大勢。

ヒマなのかな〜???見てても
一体全体どこまでが当事者なの
かわからんほど集まってるわ、
すっごいそばにかたまってるわ。

5.「人人楽スーパー」の無料
送迎バスの運転席の上に、なん
か妙に心に染み入る、芸術的な
「車内で飲食するな」看板。

隅のほうにこっそり添えられた
禁煙マークもGOODだな。

さすがに書道の国でんな〜。




6.香港の「日本城」…100
円&生活アイデア商品ショップ
で腰が抜けた。
「ガラスマイヘット」
「マシックノン」しかし
「カヒキラー」にはなってない。

どうせやるならちゃんと「カヒ
キラー」にしてほしかった。で、
こうなってると本家から訴えら
れないものなのか?

なんぼ香港人でも、これ見て「まあ、あの有名メーカー品がHK$10で売っ
てるわ!お徳!!」なんて騙される人はいないはずなので、このネーミングの
意図がよくわからん。

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