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深セン経済特区より ―――――――――― by HAJIME さん
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☆ 中国生活の中の自己責任〜バス編 ―――――――― 2004/08/08
ニイハオ!!
えー、先週(7月最終週)はずっと毎日読書してましてテレビも日本のニュース
も見ませんでした。そいうわけで、中国のニュースも日本のニュースもわかり
まへん。
今日(8月2日)総経理に「重慶のサッカー試合で日本人サポーターが公安に守
られて、でも中国サポーターからモノ投げられて」についてどう思う?と聞か
れて、そりゃなんのことやろう?
いやあ、情報化時代といっても、浦島太郎になるのはこんなに簡単!!それで
日本ではこの事件どういうふうに盛り上がってるのかしら?「進歩的知識人」
の皆さんがどんなこと言ってるかぜひ聞きたいものよのう。
日本サポーターのみんなは、剣道の胴衣と面小手つけて大和魂で応援してほし
いと私は思う。
ところで、ここのところ中央電視台新聞頻道では毎日8時半に「新聞会客庁」
がオリンピック特別番組になってて、各種目のトレーナー(監督か?)や選手を
訪問してインタビューしてるんですが、その中で「国家のために金メダルを持
ち帰る」というフレーズが、力強く何回も繰り返されるんですねえ。
すっかり拝金資本主義化してても、やっぱり中国にとってのオリンピックは、
共産主義国家時代と変わらずブレが無いのだなあ、と感心しきり。なんで近頃
の日本は「国家のために金メダルを」って言わなくなっちゃったんでしょうね
え。・・いいじゃん、国の栄誉のために金メダル、ねえ。
―――― すゎて、
公明のわたくし行きつけVIP
カードの翡翠音響店(VCD屋)
が閉店クリアランスセールです。
残念だ、つぶれるのか。
この豊富な品揃え!全部8元!
もう、株主になれるぐらいここ
で買ってるわたくしとしては、
やはり最後も見届けないと....
本日の獲物は、▽▽
ジャーン!!「抗日戦争映画名作選/豪華6枚セットDVD」
定価65元をセール価格48元。まあ!お得!!
いままでこの手の映画のコーナー見るたび、買おうか、でもいつでも買えるか
らいいや、でずっと買ったことなかったのだが、ついに。ん〜む。
どうせなら8月15日までとっておいて、いっきに見るかな。ちなみに、この
セットはVOL.2があって、そっちは「朝鮮戦争映画名作選/豪華6枚セッ
トDVD」である!!
ーー中国では朝鮮戦争のことを「援朝戦争」っていうのだよ。
筆が滑ったふりしてついでに書くと、翡翠にはいつも北朝鮮の名作映画シリー
ズのVCDが売っていて、マニア心をくすぐるんだな。別に高い志なんかない
ものすごく俗なこんな店にも、当たり前のように北朝鮮の映画VCDが売って
たりする。ーーやっぱ中国だなあ。
でも、一枚買ってみたら(勲章無き英雄、とかいうタイトルでした)、死ぬほど
つまんなかったので、それから買ってないが。
ーーやっぱりコレクションしておくべきでしょうか。
―――― さて、今日、
中国の大手物流会社に見学と打ち合わせに行ったのですが、会食時、その大手
会社の董事長やら総経理やらと、メタメタな中国語で(テレビを見ないとすぐ
中国語喋れなくなるのだ)おしゃべりの中で、
「我々は、日本に学ぶことがたくさんあります」
△△ これけっこうお約束のセリフですが・・・。
「な〜にをおっしゃいますか、すでに日本が中国に学ばなければならない時代
が来ていますよ」
「そんなことはないでしょう、あなた方は先進国、我々はまだ発展途上国です
よ。理屈からいったら我々が日本に学ぶものです」
「確かに中国はまだ発展途中ですが、日本がこれからも発展し続けていく意思
があるならば、自分の前を行く国からはもちろん、後ろに迫っている国からも
学ぶ姿勢でなくてはいけません」
「まあまあ、この人はまた、お口がお上手で、はっはっはっはっ」
…というやりとりがあった。大手さんの、これは接待の席でこっちがお客さん
だから、7割がたお世辞だろうけど、HAJIMEさんは決してお返礼で言っている
のでなく、本当にそう思っているのである。
真面目に語ろうと思えばいくらでも語れるが、、まあ演説ぶっても読者は面白
くないだろうから、真面目な「中国のここに学ぼう」はきっとわたくしのよう
なBSE脳ミソでない、偉い学者先生や中国専門家の皆さんが日経新聞やプレ
ジデントなんかで啓蒙してくれてると期待して、やっぱりスーダラ方面でスイ
スイス〜ラス〜ラいきましょ〜〜♪
―― HAJIMEさんが「日本人は中国のここに学ぼう」の一番に挙げるのは
「中国ってぇー、基本的にぃー、自己責任って、感じぃ〜?かな?」です。
いつだったか忘れたが、ネットで日本のTBSニュースを見たら、特集記事で
公共バスに乗ってて、停車時に二段階停車した拍子に、反動でバス内で転んで
腰を強打してしまった年配の主婦がバス会社に治療費を請求訴訟、というのを
やってた。
一回、バス停の少し手前で停まった。アラ着いたのね、と主婦立ち上がった、
ら、前に停まってたバスが発車したのでまたちょっと前進して再度停まった。
で、主婦は転んだ。腰の痛みのため、バス停に降りた後よろけて、前のめりに
転んで頭を強打して失神。ーーこの頭のほうの治療費もバス会社に出せ、とい
う訴訟だった。
間に挟まる、他の利用者の皆さんの声。
「急停車、ありますね」
「急ブレーキとか、よくあります」
「運転が、荒いときも多いですね」
…ふわ〜ぁ(←あくび)、日本はいい国だなあ。公共バスの運転が荒いとか、急
ブレーキ急停車で賠償訴訟ができるんだなあ。
中国では…いや、よその地域は知らないが、とりあえずシンセン広東省界隈で
は、「急ブレーキ、急カーブ、急停車」という言葉は存在しない。−−−なぜ
なら..基本的に常に急ブレーキ、急カーブ、急停車だから。(笑)
もともと、節約精神でバス愛用主義のHAJIMEさんですので、開発区のバス体験
データは豊富ですが、経済特区に来て以来、その大好きなバスで通勤すること
となり、毎朝毎夕方(たった10分ぐらいですが)同じバス(26路皇崗口岸⇔
世界の窓)を継続観察することが可能になりました。
♪♪嬉しいじゃございませんか。
経済特区の市バスは、開発区と違って決まった停留所でしか停まらない。
開発区のバスは、お客が道端で手をふりふりしてたら、または乗客が「降りる
よ!」と叫んだら、どこでも停まってしまうので、もうひっきりなしに急停車
急発進なんですが、経済特区はその点ね、、、え?やっぱり急停車急発進だ?
ううむ、この酷暑の中、エアコン無しだから運転手さんもイライラするんだろ
うけど、なんで決まってるバス停なのにいちいち急停車急発進なのかしら??
カーブも、おもいっきり遠心力をかけて曲がってくれる。バス停では、荷物を
持ちきれなくてモタモタしてると、降りないうちにドアがバシャーン!!と閉
まってしまって降りそこなう。ーーまたは挟まれそうになる。
普通は道路の外側にあるバス停車用路(バス停にくっついている)に入ってきて
停まるのに、決まりなのか運転手の気分か、ときどきその通路に入ってこない
で、大通りの安全地帯の脇で停る。バス通路のほうで並んでたお客たちが、そ
れこそ血相変えて大通りまでみんな必死で駆け出す。←なぜかというと、駆け
つけるのが遅いと、大変にあっさりバッシャーン!とドア閉めて、当たり前の
ように行ってしまうから。ーーこれで何回も置いていかれた。
多分、通路に別のバスが停まってて、入ってきて待つのがメンドクサイだけだ
と思う。今朝もこれで、私は駆け込んで乗ったけど、バス停の陰に居てみんな
の気配に気づかないで置いてけぼりになって、あわてて駆けてきたお兄さんが
いました。(けれどやっぱり置き去りになった)
彼は会社に遅刻したんだろうか、やっぱり。
急停車、急発進、急カーブ、HAJIMEさんバスの中であっちへヨロヨロ、こっち
へバタバタ、脱水機にかけられているように振り回されます。なにしろ通勤時
間なので、まず座れません。
通路もみっちりで、普通の運転なら周りの人々に支えられて、そんなにヨロけ
るわけがないのですが。人でみっちりを押し退けて向こう側まで転げていきそ
うなすごいGがかかるのですね、Gが。
が、毎日観察しててすぐ気づくのですが、カーブだ停車だ発進だ、でいちいち
ヨロけているのは、バスみっちりの乗客の中で、なんとこの日本人ひとりだけ
であった。
??これだけスゴイGがかかっているのに、スマートな、しかもハイヒールや
ミュールのOLさんも、微動だにしないでしっかり立っている。むむむ…子供
の頃からこういうバスに乗りつけてて、もう体にリズムが叩き込まれていると
みた。
ーー中国が有人宇宙飛行に成功したカギは、案外こういうところにあるのでは
ないか?
と、毎朝バスの中でひとり木の葉のように振り回されながら真面目に考えた。
彼らは、すごい耐G訓練を幼少から受け続けている!!(笑)
それでも時々コントみたいに、バスの乗客全体が慣性力で一方にドドドッと崩
れる時がある。そんな時でも運転手に怒ったり文句いったりする人はいない。
わあっ、とか、きゃあっ、とか、危ないなあ、とか独り言やお互いに言い合っ
たりはするが、「何やってんだ!!へたくそドライバーめ!!」というような
クレームは今のところ聞いたことがない。
もちろん!
運転手がお詫びのアナウンスなんかすることもまた絶対に無い!ガタガタ
になってる乗客を一瞥もせず、きっぱり背を向けたまんま、不機嫌そうに
ハンドルを切り続ける。日本のバスドライバーさんが見たら、涙を流して
一回でいいからやらせてくれって言うだろうか…。
―― つまりその、
日本では「お金を払ったら誰でもハナた〜かだか、天下を取ったも同然!」な
「お客さまは神様ホトケ様」が当たり前なんだが、中国ではまだまだこういう
「金払っても、なんでか売るほうと買うほうがけっこう対等」なんだなあ。
もちろん、皆さんがテレビやインターネットや新聞で見るように、中国はもの
すごい勢いで成長発展変化改善している真っ最中なので、中国に住んで、毎日
その変化に触れているワタクシは
「む〜んんん、眼からウロコ落ちちゃった。中国のサービスという概念もここ
まで改善したのか!!」
と、驚くことほんとに度々でして、こういう昔ながらの「中国的」は、やっぱ
り他の先進国方向に向かって変化改善されて、いつかは無くなってしまうのだ
ろう、とは思うんですがね。
それでも、中国で生活してて、この手の、つまり「金を払っても全ての責任が
売る側に押し付けられるわけでない」イコール「金払っても、こっちにも一部
責任がある」という状態は、なんかピリリとしていいものだなあ..と思う。
ある意味、日本人、日本の消費者は、あまりにも消費者として甘やかされ過ぎ
かもしれないなあ、、消費者が「大阪の大店のアホのぼんぼん」になっちゃっ
てるなあ。それはボーダーレス時代に世界の中で生きてゆける消費者人間とし
てはどうかなあ、、、、なんてバスに振り回されながら考察したりしてなあ。
開発区では、地域、バスの種類関係なく、停車してドアが開いてお客が乗り降
りするときは、まず100%間違いなく「早くしろ!!早く乗れ!!早く降り
ろ!!」と、ハッキリ命令口調で怒鳴られます。
ワンマンバスなら、運転手のあんちゃんが男らしい荒っぽい口調で、車掌さん
がいるタイプなら、いずれも20歳前後と思われるうら若き娘っ子車掌がその
可愛い顔のどこからそんな言葉が、という感じで、やっぱり超荒っぽい、どっ
ちが金払ってるのかわからんような口調で。
中国語には男言葉女言葉が無く、基本的に尊敬語丁寧語も無いから仕方ないの
か、それともホントは丁寧な言い方があるけど、それを使う気がないのか、ま
るで刑務所の看守にせかされて護送車に乗り込んでる気分〜♪♪
開発区の場合、バスはどこでも停車なので、つまりはそこに長く停まってると
交通の障害になるから..という理由らしきものはある。でもちゃんとしたバス
停で停まってる経済特区の公共バスでもやっぱりしばしばこの「早く!!早く
!!早く!!(やたら何回も言う)」が。英語のPLEASEにあたる「請」
がついていたことは一回も無い。精神マゾの人にはたまりませんね〜♪♪
これは、98年ぐらいのことなのでずいぶん昔のことですが、シンセン駅から
東莞のある鎮までの高速ミニバスに乗って、その某鎮にもうすぐ着くなあ、と
いう頃、気がつけば乗客は私一人。
運転手さんになんか用があって話しかけた、ら、運ちゃん「なんだあ〜?まだ
いたのか客が〜?あ〜ああ、ったくう!あんたがいなけりゃ俺はここからまっ
すぐウチに帰って休めるってーのに、あ〜ああ、あんた一人のために終点まで
行かなきゃならね〜よお」ーーと、はっきりブータレられた。
確かに、夜10時になってて、これは終バスだったんだが。中国バス体験の豊
富なわたしも、これには驚いたのでいつまでも執念深く憶えている。この高速
ミニバスは25元もして、当時はいわゆる高級な部類に属すバスなのにこれで
ある。「申し訳ないですねえ、よろしく頼むよ」なんて運ちゃんの機嫌とって
終点まで行っていただいた。
毎週、礼拝&取材でシンセンの
市内から公明鎮へ行くのも、5
33K郊外線ミニバス。
エアコンつき立ち席無しの高級
バス。
よく見たら・・・実は女性です
運転手さんも愛用。中国お約束
ステンレスふた付マグ
なんでか化粧してる子供がバス
でうたた寝
乗るのは決まった停留所に限定されているが、降りるのはどこでもOK。乗客
が、「運ちゃん、その先の十字路で降ろしてよ」なんて言うのだけど、「今頃
言ったって、もう停まれるかい!!なんでもっと早く言わねえんだよ!だめだ
だめだ!!」なんて言われてしまうこともたびたび。
車の混雑するポイントや、停まりにくいポイントは、早めに申し上げておかな
いと怒られてしまいます。
―― さて、中国のバスが
日本のバスより自己責任なのは、運転手さんとの関係だけではない。
皆さんもご存知の通り、中国のバスはおつりが出ない。日本のバスにも昔から
一応「ご乗車の際は細かいお金をご用意ください」のお願いが表示されている
が、やっぱり5千円札や、ひどいときは1万円札なんかを出して、あの素晴ら
しい両替機から、ざざ〜っと夢のように大量のおつりを溢れ出させる自己責任
意識の無い輩は多い。
開発区のバスは、基本的に車掌さんがショルダーバッグ下げて切符を売るタイ
プなので、100元出してもおつりは来るが、経済特区や、他の都市のバスは
非情のライセンスで、おつりなんか出ない。もし小銭が無かったら、涙を呑ん
で10元札を突っ込むか、恥ずかしいのを我慢して他の乗客に両替してもらう
か、後から乗ってきた人からおつりの分をもらうか、その便をあきらめてそば
に売店がないか探し回ってジュースでも買ってくずすか、いずれも全て自分で
解決しなくてはならない。
白い手袋の運転手さんが営業スマイルで、「かまいませんよ、1万円札でも、
さあどうぞ」なんて甘えたことは決して言ってくれないのだ。おかげでワタク
シなど、毎日毎日眼が開いてる間は、財布の中に1元硬貨が何枚在庫されてい
るかばかり心配している。
最近は、昔と比べておつり事情が良くなった中国、昔はどんなとこで買い物し
ても100元札だすと、お店全体でもおつりが足りなくて断られたりして泣き
そうだったが。今は100元札だして大騒ぎになるのは、道端のかなり小さい
規模の屋台ぐらいだ。
そして中国お釣り問題、その最後の砦が多分バス。中国のバスにおつりマシー
ンがつく日は来るかって?現在の香港を見てみなさい!バスはおつりが出ませ
ん。地下鉄駅の切符自動販売機もおつり出ません。(多く入れた場合、次の人
のお勘定にカウントされる、つまり知らない人が得をする)
でもオクトパスカード(バス、電車、地下鉄など共有のプリペイドカード)が
あるから、みんなそれを使ってますね。多分中国もおつりマシーンなんて甘え
たものは導入しないままプリペイド時代に突入でしょう。
と、いうわけで、「金払ったらワシャ神様」とふんぞり返れる日本とは対照的
に、中国では、金払っても運転手さんを対等な立場の人間として尊重するし、
自分の責任範囲で解決すべき部分はバス会社に押し付けない、お客ではあるが
一定の割合の緊張感を持つ必要があるわけですな。
こういう空気の中で生れて育った中国の人たち、だからでしょうか、ローウー
駅や、その他ボーダーイミグレで並んでる行列、日本人は顔つきですぐ見分け
られますな。ビジネスマンのおじさんたちではなくて、(彼らは服装でわかっ
てしまうので除外)旅行で来てるお年寄り、主婦、OLさん、家族連れなんか
です。
ーー顔が平和過ぎる。訓練を受けたことがない顔、という感じか。
ーーどうも“ほやぁっ”としてるんですな。
しかし、彼ら彼女ら運転手さんたちは(中国の国営バスの運転手さんは驚くほ
ど女性の比率が高い!!)荒っぽくて無礼千万である一方、実は不思議な親切
人情があるんですな。なにしろシンセンは出稼ぎ地帯なので、バスには田舎か
ら出てきて勝手のわからないお上りさんはつきものですが、お上りさんが
「このバスは○○に行きますか?」
「××に行きたいんだけどこのバスは通りますか?」
「このバスは△△に行かないんですか…、そしたら何番のバスに乗ったら行け
ますか?それはどこから乗るのですか?」
−−運転手さん達は、日常的にこの手の質問を雨あられのごとく浴びせかけら
れるわけ。
それに対して運転手さんは、口調はすっごい荒っぽく、いかにもうっとおしそ
うに、超めんどくさそうにではあるが、ほとんど間違いなくいちいちちゃんと
教えてやっている。
無愛想100%の、怒鳴って怒っている口調ではあっても、フクザツに乗り換
える路線の乗り換えバス停まで細かく教えてやってたりする。知らない時はさ
すがに「不知道!!」と乱暴に答えるが、「あっちにいってあの人に聞け」ぐ
らいのことは言ってくれたりする。
開発区の“どこでも停まる”バス。出稼ぎワーカーさん達がほとんどの乗客、
自分の行きたいところの一番近いところで降りたいのはわかるが、誰かが停め
て降りて、10メーターも行かないところで、「有下!!(降りるぞ)」なんて
シーンがしばしば。
私が運転手だったら「なんだそりゃ!!なんでさっき一緒に降りないんじゃ!
!そんなやたらに停まってられるか!!」と怒って怒鳴ってしまうだろうが、
たいていの運転手さんは黙ってギュッと停まってくれます。
これには驚きます。歩いたって1、2分のピッチのところをいちいち停まって
くれるなんて。
また、シンセンはよく渋滞するわけですが、渋滞してバスがずーっと停まった
まんまになったとき、乗客の誰よりも、運転手さんが一番イライラしてるのも
感心します。無線でもって他のバスの運ちゃんとウギャーッと叫びボヤキまく
る声がバス中に響き渡ります。
ーー責任意識なのか、単に短気なのかは置いといて。
ちょっとでも隙間を見つけ、割り込んで前に出よう出ようとするその熟練危険
なテクニックを見てると、乗客は渋滞への不満など口にできません。だって彼
が一番頭にカッカ来てるんだもん。
こんな感じで、最低限の重要ポイントだけは押さえたまま、余分なフリンジの
部分を全部省いたかっこうの中国バス的“サービス精神”に漬かっていると、
日本の、もうすっかりドップリな“サービス”が、果たしてホントの“あるべ
きサービス”なのかな??ーー消費者は、マグロではいけないのではないかな
あ、と考えてしまうのですが、いかがでしょうか?皆様?
= この稿おわり =
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↓
―― 今週の別冊付録:
1.開発区、といえば道の両側見えるもの
は工場、工場、工場、工場。
そしてワーカーさんの宿舎、宿舎、宿舎。
その宿舎には必ず、ベランダいっぱいの
洗濯物、洗濯物、洗濯物、洗濯物。
ーーもちろん全部洗面器で手洗い。
2.公明の日曜の繁華街、どう
もこのところ毎週青空床屋が出
てるからなんだろう?
政府のキャンペーンか?
とよく見たら「美容師学校生徒
募集」のデモンストレーション
でありました。
多分タダらしく、節約を狙った
ワーカーさん連中が並んで順番
待ち。
3.「農民工」さんたちが、超
灼熱のピーカン天気の下、バリ
日向で作業。
履いているのはやっぱり
PVC製の便所サンダル。
4.開発区の日曜日、銀行は、
どこへいってもわずかな給料を
大切そうに貯金、故郷へ送金の
ために行列するワーカーさんで
ぎっしりになります。
かれらの激務の結晶が集まって、
この国の大きな資産になるので
しょうか。
5.バイクに一家全員、を撮ら
んと公明の中心街の炎天下に粘
ること小一時間。
でも、カメラ構えてないときに
限って一家4人乗りが走りすぎ
てしまうのであった。
ーーそれも2回も…。
結局撮れたのは3人乗りだけ…。
3人乗りなんて、開発区じゃあ
朝飯前だっつーによ…。
〜〜〜〜ああ悔しいッ!
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◇ 面白愉快有益 (^○^) -------------------------------- 60人 (80%)
◇ まあまあかな(゜.゜) -------------------------------- 12人 (16%)
◇ ツマンナかった(-_-) -------------------------------- 3人 ( 4%)
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┃ ┃ この記事に頂きました感想やご意見。
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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