深セン経済特区より ―――――――――― by HAJIME さん
☆ 黄金周、レジャー、ポーズ写真―――――――――― 2004/05/09

ニイハオ!!

中国は5月1日から「黄金周」。都市部のホワイトカラーは1週間ぐらい休み
だそうです。テレビのニュースでも、毎日全国各地の旅行名所の盛り上がりぶ
りを盛んにレポートして、中国もすでにレジャー時代に入ったのだなあ、と休
みなし働きっぱなし生活の長かったわたくし、テレビがいくら騒いでも今ひと
つ実感できません。

ゆえに、4月30日にシンセン市内つまり経済特区に出かけたときも、まさか
夕方になるとあんなにキチガイじみた数の人間がレジャーのためにシンセン駅
につめかけてパニックになるとは全く予想だにしておりませんでした。

普段もむちゃくちゃ人の多いシンセン駅が、香港側から観光に来た人間やら他
の地域から出てきた人やらでもう、クーデターでも起きたかと思わせる人出。
公明行きバス乗り場には長蛇のバス待ち行列。こんなの初めて。

長蛇がイライラして待ってるのに、普段いつも一台は控えてるはずのバスが待
てども待てども来ない。それもそのはず....30分待ってやっと乗ってみてわ
かったが市内もゲート外もいたるところすごい渋滞!!道路だけに収まってい
ては進めないので歩道にまで車がのり込んでそれが延々数キロ、ぴくりとも動
かずに20分。

中国のゴールデンウイークを見くびっててごめんなさい!!あやまります!!
という感じ。そうだねえ。だって人口が日本と違うんだもんねえ。
それがいっせいに休みになって遊びに行こう、と移動を始めたら、すごいこと
になる、当たり前だねえ。ぴくりとも動けない車の列の脇のほんの狭いところ
を開発区の出稼ぎの若者が徒歩でやはりすごい数で切れ目なくどんどん行過ぎ
てゆく。どこへ行くのか。
元気だなあ、さすがに。暑くないのか。

―― 翌日5月1日、

おそるおそるホテルの窓から外を見れば、案の上公明の繁華街はイモ洗い状態
でキチガイじみた人の波。出稼ぎの若者たちが工場から開放されて街にあふれ
出てきている。車が走ってる部分以外は全部人間で埋め尽くされている。
〜〜怖いよ〜。怖くて外に出れないよ〜。

いやあ、普段もにぎやかな繁華街だけど、こうなると、普段街に出て来れない
工場に押し込められてる人間の数がいかに膨大なものであるか、この目で見せ
られて驚き。
いまさらながら、…人口の多い国なんだなあ…しみじみ…。

怖いので休みの幕の内の間は外出しないことに決定。まあ、毎日が日曜日だか
らこんなこともできるが、普段休みが全くない工場出稼ぎ若者たちは、人が多
かろうと、道路が10キロ渋滞であろうと、暑かろうと、バスで座れなかろう
と、このときを逃しては遊びにゆくチャンスがない。

ごんちゃんガールフレンドと
ごんちゃんのごんの字→「襲」

親友の揚さんとガールフレンド
と、
揚松(ヤンソン)君とガールフレ
ンド

の6人で、張り切ってシンセン
市内のテーマパーク「歓楽谷」
へ行ったそうな。

ーーそれも5月1日に。
…ものすごい人。当たり前だ。

こちらはテーマパーク「歓楽谷」
ではなく、そこから見えたテーマパーク「世界の窓」の画像→

いろんな乗り物すべて、3時間待ち、4時間待ちのキチガイ”長龍”の列。
当たり前だ…。
中のレストランはやたら高い…当たり前だって…お弁当持っていくもんだよ。

そこの名物は大型プール、でも、中で売ってる水着がすごい高くて驚いて入る
のをやめた。…持って行くんだよ持って…。
普通の店で買ったら10元だよ水着…。

普段働いてばっかりで遊びに行かないから全然レジャースポットの常識を知ら
んのんだな。

結局なんにも遊べないまま夕方になった。で入場券はいくらなの?ええっ??
120元!!?そりゃあ高すぎだよ。ごんちゃんの月給たしか2000元。
ヤンソンなんか600元だぜ確か。

当然ガールフレンドの分はおごるんだから…。あああ…。そりゃあ…。帰りの
バスが人がいっぱいで乗れなかった?
タクシーは高いし6人乗れないし…さんざん探して、やっとワンボックスカー
タクシーで帰ってきた?

え?行かなきゃよかったって?まあ、どこにも行かなきゃ彼女がむくれちゃう
からしょうがないよね。

―― 昨夜ニュースでやっていた。

どこかのテーマパークの動物ショーの動物くんたちが黄金周で一日のショーの
回数を増やしたせいで疲労で不機嫌になってしまい、いうことをきかなくなっ
ちゃった。
「よいこのみなさん、ごめんなさいね。アシカのオーリーちゃんは、今日はご
機嫌が悪くてオリから出てきてくれません」なんてお姉さんがマイクで謝って
る。
動物くんたちには黄金周なんていったってわかるわけがないからねえ。

留学を終えたばかりの頃、他の留学生に比べると旅行回数の少なかった私に、
友達が「今のうちに行っておくべきだったよ。今は中国の物価も安いし、中国
人はまだほとんど旅行やレジャーというものに縁がないから、観光地もそれほ
ど荒らされてない。観光地の人もそんなにすれてないし。これから中国が金持
ちになってくれば、こうはいかないよ」と意見をしたなあ。
ーーそのときはふうん、くらいにしか思っていなかったが。

開発区で働き始めたらお金はいっぱいあるけど全然休めない、旅行どころじゃ
ない、休みがあったらゆっくり寝たい。
なんて暮らしをしてるうちに友達の予言通り中国の大衆にレジャー時代がやっ
てきた。

こちらが休める時は彼らも休みだから、どこへ行ってもレジャーの喜びにハイ
テンションにハイテンションな中国の皆さん、それも日本人の想像もつかない
ような大群にもまれて観光する事になるのか…ますます旅行嫌いになりそう。

あの、そろいのキャップをかぶった−なんで中国の団体旅行はキャップをかぶ
るのかな?ーーそれもたいていが蛍光ピンクか蛍光イエロー。目立つように、
はぐれないようにということなんだろうけど、どこの団体も全部がこの色だっ
たら意味がないのでは?----そしてそろいのナイロンボストンを持った----
「広州鳳凰旅遊社」とか旅行会社の名前の入ったーーを抱えた団体さんといっ
しょに観光かあ。観光より団体さん観察してるほうが面白いだろうなあ。

―― 何を観察って?

彼らね、写真撮るんですよ。皆さん、ふた昔前は日本人が写真好き民族として
よく西欧諸国のみなさんからカリカチュアライズされたもんですが、中国人の
写真好き、それも旅行における写真好きは日本人の8億倍ぐらいですよ!!

もう、ちょっと絵になる背景があったらすぐ駆け寄ってポーズ!!
…そのポーズもまた、照れ屋さんの日本人には酒かっくらってもとてもできな
いような、1950年代の往年のシネマスターのプロマイドみたいなパロディ
でもやらないようなポーズですよ。

農村から出てきた田舎少女じゃなかったけ?なんでそんなポーズいきなり瞬間
的にとれるわけ?普段から部屋で鏡見て練習してるか、DNAにもともと組み
込んであるのかどっちかとし思えない。

記念碑とか、名所の入り口の門とか、銅像、モニュメント、みたいなのがター
ゲットになるのは当たり前で、そういう背景物件はもう奪い合い、奪い取った
らこっちのもんで、ポーズを変えて何枚でも何枚でも撮る。撮られる方もいろ
いろ注文をつける(ちゃんと入ってる?全身入ってる?顔翳ってない??とか)
なら撮る方もまたまるで13億全員篠山紀信で、もっと顔を傾けろとか帽子の
角度を直せとか足をひけとか手を組めとか、うるさいうるさい。

一人撮るのにこれだけ時間がかかるというのに、困ったことに中国の人が写真
の背景にしたいと思う対象は、これだけ人間がいても不思議と共通一致してい
て、そんなしてる横にたくさんたくさんが並んでじりじり待っていたりする。

そんな待ってる時間で観光したら?なんて無粋なことはいっちゃあだめです。
つまりそのモニュメントなり仏像なりお寺なりが人間無しで空になることはな
いわけで。
だからわたしが留学中旅行で撮った写真にも、すごい数でそういう中国のみな
さんのポーズ写真があるある。いや、別に空になるのを待ちきれなかったとい
うより、それが面白くてわざと撮っているんですが。後ろのお寺とか仏像なん
てどうでもいい。
前でサングラスかけてつばのでっかい帽子かぶってのけぞってるお嬢さんが撮
りたくて…。

多くの写真がそういうポーズお嬢さんやポーズお兄さんが中心になってて肝心
の背景が写ってなかったりとか。どこ行ったかわかんないじゃんか。
自分が写ってる写真が全然なくて、そんな誰だかわかんない人たちのプロマイ
ドが何枚も何枚も。ーーなにしに旅行にいってんだか。
でもいいんです面白ければ。

―― 自前のカメラで撮る写真以外に、観光名所なら間違いなくあるのが

1)仮装芸術写真
たいていが清の時代の衣装、もしくは特徴ある少数民族の衣装なんかが用意さ
れていて、それをひっかぶって、かつらなり頭飾りなりを装着して撮影する。
全国どこへ行っても同じ仕様なので、観光地の記念にはならないと思うがな。

旅行中にテンションが上がっているとこん
なこともついしてしまうというやつか。
┌―――
└―――こんな感じ!――――――――→

相場はいろいろ、100元ぐらいすること
もある。

そのほか、疲れきったボロボロのラクダが
いて、それに乗って撮るというのもずいぶ
ん見た。
ラクダと全然関係ない地域にもあったりし
て、やっぱり旅行の記念とはいい難いが。


2)合成芸術写真
これもどこにいってもある。本人の写真を、ご当地の名所の美しい風景写真と
合成してくれる。畳一枚ぐらいのボードにさまざまな合成パターンの見本写真
が飾ってあって、それを見て選ぶ。その見本が笑える。湖や池なんかの風景の
水面に、バストショットで胸から下がフェードアウトして浮かび上がっている
パターンはどこに行ってもあるんだけど、これ水死霊写真だって。

同様に、美しい風景の空のとこに、胸からしたがフェードアウトして浮かんで
るとか。(いずれも思いっきりポーズでおすましでモデルスマイル)
二重焼きの「あら、一枚の写真に私が二人」パターンも必ずある。こんな写真
もらって嬉しいのかあ?。とか言いつつウケねらいで水死霊パターンを撮りま
した。すばらしい20代の終わりの記念となりました。

みなさんも中国にご旅行の際にはぜひトライしてみてください。

開発区をフラフラしてても、バイパス道路の両脇や中心の、ちょっとつくりの
凝った植え込みなんかでいきなりポーズとって写真撮影中の出稼ぎ少年少女に
ぶつかることはしょっちゅうですね。
植え込みやんか。なんの記念なんだろう?青春の記念?

立ち入り禁止の看板の横で撮ってるし。背景として美しいと思ったら植え込み
だろうが、立ち入り禁止の花壇だろうが彼らには関係ないのだ。

―― 私らの留学時代は、

普通の人はまだカメラ持ってるのは少なかったから、友達の中国人大学生とか
大学の工作人員なんかに「写真を撮ってやろうか?」とかいっちゃったらもう
大変で、そのままで適当に撮ったっていいじゃない、なんていっても聞きゃー
しない。

クシ出して髪を整えるわ、宿舎に帰って着替えてくるやつはいるわ、(学食の
コックの兄ちゃんで背広に着替えたやつがいたっけか…)やっと身支度ができ
たらこんどは気に入った背景を求めて大学中を走り回らないといけない。

彼らの美しいと思うところの背景、たいていは噴水とか記念碑とかなんだが、
をやっと決定したあと、さらにポーズの研究が始まり…いつ終わるんだろ…。
そうやってたいがいは午後全部をついやして撮影が終わったら、翌日から会う
たびに写真はできたか、できたか、と矢の催促。
ーーこれだけ熱心だと撮る方も嬉しいが。

当時、天津なんてなんにもない素朴な街だったけど、すでに写真のラミネート
サービスはあったし、現像も割増料金を払えば1時間でできた。引き伸ばして
ラミネートにしてプレゼントすればそりゃあ喜んだ。
で、すかさず「ネガは?ネガはくれないの?」
ネガまで欲しいの?ーーこの上更にポスターでも作るの?

ネガは私の作品なので勘弁してもらう。

日本人留学生と韓国人留学生でクリスマスパーティをしたとき、酔っ払ってふ
ざけたおしたバカ写真を大量に撮った。…のを中国人大学生に見せたら真顔で
「どうしてこんな変な写真を撮るのか?」と聞かれてしまいました。

自然な、作らない....というか必要以上にバカな状態を作ってわらかし写真を
撮る、というのは当時の中国の若者には理解できない概念だったのか。
最近の大学生はこういうくだけた写真も撮るんだと思うが…。

―― 留学中旅行で行った各地名所。

何が印象に残っているかっていったら、どんなところに行っても必ずフィルム
だけは売っていた、ということ。大型の庭園のようなところだとする、入り口
付近の売店商店屋台どこでも、量の多少はあってもかならずフィルムは置いて
ある。もちろん、正規の価格より少し高いが。

中に入っても、まだ買える。各売店、お土産屋、お休み所、種類に制限はある
し、値段もずいぶん高いがやっぱり売ってる。フィルムだけ売ってる屋台まで
ある。もちろん高い。ボートに乗って湖の真ん中の小島に行く。そこにもフィ
ルムがちゃんと売っている。(それどころか安い国産のカメラさえ売っていた)

値段は更に高い。まあ、すてきな風景、写真!!写真!!あ、フィルム終わっ
ちゃった!!悔しい〜!!…ということは中国ではありえないのだ。お金さえ
惜しまなければ。
まだまだ何もない不便な国だった当時の中国でこのフィルム環境は大変強烈に
印象に残ったのでした。いかに彼らが写真好きか、わかるでしょう。

どこにいっても黄色のコダックの、36枚フィルムの箱がピラミッド型に山積
みになっている。コダックでなければFUJIの感度100の36枚フィルム
のグリーンの箱だ。
いくらカメラの普及率が日本より低くても、このピラミッドを行くとこ行くと
こで見せられては、中国での日本製フィルムの年間売り上げは日本国内の何倍
なんだろうか、と気が遠くなってくる。

留学当時私の愛用フィルムは国産の「楽凱」36枚で当時11元〜12元。
FUJIやコダックはたしか24元ぐらいだったか。留学生だから贅沢はでき
ないし、写真狂のわたくし、撮る数はまともじゃないので安いにこしたことは
ないと。

ところが、上記中国のお友達いずれも「楽凱」での撮影をよしとしません。
「なんで国産フィルムなんかつかうのよ。FUJIを使いなさいよ。私たちも
写真を撮る時はいつもFUJIを使うわよ。」と怒られてしまいます。普段は
すごいケチというか質素倹約の中国人が、こと写真となると金を惜しまない。

FIJIのほうが出来上がりがだんぜん美しいから、と彼らは主張する。

でも「楽凱」は値段のわりにきれいな仕上がりで私は大変満足してました。
ーー最近「楽凱」を見かけないがやっぱりなくなっちゃったのかな??

最近は国産のカメラが普及して、出稼ぎの若者もカメラを持っているのが普通
になった。デジカメを持ってる人もずいぶん見かけるようになったし、デジタ
ルムービーも珍しくなくなったなあ。
日本はもうデジカメ社会になってしまって、フィルム式カメラはほとんど使わ
れないのでしょうか。そうなると中国でのフィルムの売り上げは確実に日本の
数倍か、数十倍か。

―― この黄金週間中、

中国全土で、各地旅行名所で、またものすごい数量の富士フィルムがコダック
フィルムが消費されて、眩暈がするようなポーズ写真が天文学的数量で撮影さ
れたことでしょう。ーーいやはや。

                        = この稿おわり =
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┃┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「あゆみさん」

Hajimeさんこんにちわ。相変わらず面白いです。

中国はふだんでも人が多いのに、観光地などに行くとハンパじゃなく人が溢れ
ていますね。ーー国慶節に南京へ行った時、夜市で迷子になりそうでした。
私は中国語が話せないので、しっかり主人の手を握っていました。・・・中年
夫婦でも・・・主人は、しかたなく??・・・中国へ行くと仲良くなれます!

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

の、のろけ、ご馳走様でした。

国慶節に有名都市に行くのは私も恐ろしいです。
どこか人のあんまりいない穴場はないもんですかね。
13億もいる国で「人のいないところ」を探すのは難しそうですが。

└──────────
┌──────────「ミカの赤い服さん」

hajimeさん、こんにちは。

中国の黄金周の記事を拝見すると、日本のGWや盆正月のラッシュを連想し
 ました。実物に遭遇しないと実感が湧きませんが、ゲンナリしそうですね。

中国の人々がそんなに写真にはまっているのならば、安い手軽なデジカメが
 大分売れそうですね。日本では銀塩写真より解像度の高いデジカメも出てき
 ているので、プロの写真家もデジカメを使う方が増えているそうです。

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

通州の工場の総経理さんが去年末日本に視察旅行に行ったとき、秋葉原でデジ
カメ20台買ったそうです。
知人や市政府のお偉いさんへのお土産だそうですが。20台・・・ひえ〜〜。

中国人団体旅行者の観光バスの中なんかでデジカメ売ったらどうでしょうね?
昔、私がバブルの頃香港旅行で、バスの中で「皺取りクリーム」や「ゆりオイ
ル」なんかを売られたみたいにして。

└──────────
┌──────────「warainekoさん」

うるさい日本を離れ、この労働節は静かな?天津で過ごしております。

どこの観光地でも撮影大会ですね。エッ!と思う場所で撮影。おっしゃるとお
り見ているほうが面白いです。しかしデジカメやビデオカメラを持っている人
も多いことに驚きました。観光できる=金持ち だからでしょうか?

北京の植物園にも行きました。一番近い地下鉄の駅からタクシーに乗りました
が、運転手が非常に不機嫌。30元ぐらい掛かるのに何故?
ーー付近に着いてみて解りました。大渋滞です。人、車、人、車、人。

日本にいるのと同じ目に遭うとは・・・暫く日本で大人しくしています。

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

天津いまだに静かなんですか?とほほほほ・・・てっきりサスガに今はちっと
は発展開花したんだと思ってましたけど。

「え?ここで記念撮影ですか?」という場面は香港に行くたびに遭遇します。
いまや香港観光お得意様疑いもなくNO.1の大陸からの観光客の皆さんが、
「こ、ここで撮って何の記念になるの?」というような不思議な場所でポーズ
をとってますよ。
デパートのイベントステージ!?イベントが終わっちゃって片付けるのを忘れ
たのか?そのままというところに立って撮ってるのを見てめまいがしました。
ーー負けた!!って感じですね。

└──────────
┌──────────「中年不良探偵団さん」

きっと「写真」とか「写真機」を持てるようになる「生活歴史」が庶民の「歴
史」なんだと思います。セピヤ色をみる度に"我が家の歴史"を思い出します。

「為政者」の歴史ではなく、「中国庶民」は自分の歴史を作るエネルギ−に溢
れているのが、写真の量と休みの混雑だな、と読ませてもらいました。

在留「細腕繁盛記」に乾杯!これからも「読み続けさせて」もらいます。

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

基本的に日本人よりナルシストというか、照れる基準線が違うんですね。
ーー理由はわかりません。

そのうちレポートにしますが、カラオケに対する姿勢も写真同様で、まったく
照れるということがありませんよ。
日本人はちょっと照れ屋過ぎるのかな。ーーみんな高倉健だ。

└──────────
┌──────────「気分は情報無限さん」

HAJIMEさんが37才だとは驚きですね。
てっきり20代だとばかり思っていました。

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

20代だったらよかったのになあ・・・(マジ本音)

└──────────
┌──────────「wangyueさん」

HAJIMEさんがそれほどの写真マニアとは知らなんだ。私が知る当時は圧倒的に
コダックシェアーだった。ーー「楽凱」使ってみなかった。もっぱら私はFUJI
のポジを使っているから。

子供を撮る親の場面に遭遇した事があるが、まったくにぎやかだった。
中国人の写真好きは書いてあるとおりだね。HAJIMEさんの撮り溜めた写真観て
みたいですねー、、フィルムスキャナーはあるのだろうか?

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

誰かに止められなかったら、飲み会なんかでも5本ぐらいアッという間に撮っ
てしまうようなカメラ小僧でした。
でも開発区に来てからはそんな心の余裕がなくなってしまい、もう何年もそう
いうバカ撮りはしてませんわ。

日本にいるときは自分の「撮り好き」の情熱に追いつくような「撮られ好き」
がいなくてつまんなかった。しかし中国のみなさんの、猛烈「撮られ好き」の
エネルギーには今度は私がついていけません・・・。

こっちにはもちろん「子供芸術写真」というものもありますよ。化粧しちゃっ
て、すごいけばけばしい服装をさせられてね。

フィルムスキャナーというモノ、存在さえ知りませんでした。まあ、これから
ぼちぼちシンセンをまた撮り始めようと思います。98年に日本に帰った時、
大奮発して買った当時最新型のデジカメが、その後仕事の忙しさでほんとうに
全く!!一回も!!使われぬままケースの中で永遠の処女になってしまってて
あまりに気の毒なので・・・。

傑作が撮れたらホームページのほうでご披露いたします。期待しないでお待ち
ください。

└──────────
┌──────────「yumikohimeさん」

5月5日から北京に滞在しておりましたが、天安門広場ではホントに多くの人
が写真を取ってましたよ。でもほとんどデジカメ、デジムービーでした。

連れ合いが、銀塩のコンパクトカメラを地元のおばちゃんに渡して写真を撮っ
てもらおうとしたら、一生懸命裏側のスクリーンの画像を探してました。
----あるワケないのに・・・。
多分できた写真は首から下しか移ってないでしょうね。
ーー面倒だったで、もう一枚お願いするのやめました。

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

やあ、やっぱりすでにデジカメ時代まっさかりですか。
うすうすそんな予感がしていたのですけど・・・。

今、シンセン経済特区にいるのですが、あちこちのバス停にキャノンのデジカ
メの、おっしゃれ〜な広告が。新しいものにすぐ飛びついて消化普及する速さ
は日本人に負けない、というか、もっと速いかもしれませんね。
‥‥とすると、
黄金周の後、中国全国各地の家庭や職場のPCのスクリーンセーバーが、めま
いのするようなポーズ写真になってたりするんでしょうかね‥‥(う〜む)

└──────────
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃┃ お便りで頂きました感想。
┗━┛
┌──────────「気分は情報無限さん」

―― ☆黄金週、レジャー、ポーズ写真 2004/05/09 を読んで

今回の記事みたいに内容が具体的で分かり易い文章は、私の様に色々と事情が
あって今まで海外旅行すら出来なかった人間にとって非常に有り難いです。
ーー今後の参考になりますからね。

ただ無責任な一読者として申し上げると、HAJIMEさんの執筆姿勢は少し問題が
あると思います。確かにHAJIMEさんが一人でも多くの日本の若者に中国の開発
区へ来て欲しいと切望される気持ちも分からないではないですが、人間誰しも
それぞれに事情があるワケでして、事ある毎にクドクド繰り返されても困りま
す。

ぶっちゃけた話、行きたくても行けないからメルマガを読んでコメントボード
に意見を投稿しているワケです。本当に来て欲しいと思うならば万難を排して
でも行きたいと読者に思わせる文章を書くべきなのに、只ひたすら「来れば分
かる!!」と繰り返すだけでは、事情があって行けない人達の生理的嫌悪感を
招くだけです。

そもそも、諺でも「百聞は一見にしかず」と言いますから、行けば分かるのは
当然。にも関わらず繰り返し主張するのは、書き手の読者に対する甘え以外の
何物でもありません。

更に問題なのが、HAJIMEさんの文章は話の前後における状況説明を簡略して、
HAJIME自身の個人的見解(不満や愚痴)ばかりを述べている傾向が多々見受けら
れる事です。特に話が日本の現状に及ぶと酷いです。
ーー無論、全ての文章がそうだとは申しませんが・・・・

贅沢な注文なのかも知れませんが、中国で長く生活されている方には当たり前
の一般常識でも、日本から一歩も外へ出た経験の無い人間からすれば、分から
ない事、或いは分かり難い事柄は色々とあるのです。

どうもHAJIMEさんは、自分にとって当たり前に分かっている事柄を、何も知ら
ない他人に分かり易く説明するのが物凄く苦手の様ですね。
この点に関しては、「重慶からのマーチ」を執筆しているマーチさんを見習っ
て欲しいと思います。彼女の文章も「マーチ言語」を使っている関係で一時期
(今もまだあるのかも知れません)多数の読者の反発を受けていた様ですが、私
個人は書き手の実感がこもっていて、尚且つ比較的内容の分かり易い文章だと
感じましたよ。
私にはHAJIMEさんの文章は回りくどい割に内容が今一つ分かり難く感じます。

おまけにコメントボードを見ていると、質問を含んだ文章に対して話がアサッ
テの方向にずれてしまい、投稿した人が知りたがっていた事に答えていないの
を時々見掛けます。
自分でも覚えがありませんか?
他人の質問に対して自分個人の主義主張を答えてしまった事が・・・・。

最後に一つ。

旅の未練が残る男さんからの投稿に対するHAJIMEさんの返答は、洒落にならな
かったと思います。
文末にて「ところで、なんで読者のほとんど全員が私の性別を間違っているん
でございましょう?レポートの中でもしつこくしつこく嫁入り前のおばさんだ
と言っているではないですか。ーー私の文章になにか問題がある??」との事
ですが、HAJIMEさんのレポートを全部読まないと投稿したら駄目なんですか?
ーー実は私も似たような事を言われた覚えがあるんですがね。

追記:
誤解のないように強調しておきますが、私がマーチさんを引き合いに出したの
は、HAJIMEさんと同類の独身貴族からの忠告です。

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

独身貧乏です。

おっしゃること、まったくごもっともです。これから気をつけてひとつひとつ
改善して、もっと楽しく為になって皆様をハッピーにできるようなもうちょっ
とましなレポートをお送りできるよう切磋琢磨いたしますので、どうか今日の
ところはご勘弁ねがいたい。

さて、今月からシンセンの「経済特区」で働くことになりました。

「経済特区」というのは、香港からボーダーを越えてすぐの地域ですね。
(詳しくは「望郷と決別を」を参照)
つまり開発区と香港の間の緩衝地帯みたいなものです。いままでは開発区の中
にどっぷりだったので、どうしても主観的になり過ぎてあのような文章になっ
てしまいましたが、これからはちょっと離れたところから落ち着いた気持ちで
開発区を眺めたレポートができると思います。

気分は情報無限さんの厳しいご意見のほうも、ガンガンよろしくお願いいたし
ます。でないとドンキホーテになってしまいますからね。!!頼みますよ!!

└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
開発区激務地帯からのレポートの目次に戻ります







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