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深セン経済特区より ―――――――――― by HAJIME さん
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☆ 動物奇想天外シンセン編 ―――――――――――― 2004/04/25
ニイハオ!!
今度のゴールデンウィークに開発区体験旅行にいらっしゃる方、何人ぐらいに
なりましたか?って、どうしても開発区に来させないと気がすまない、孤独な
開発区プロモーターHAJIMEでございます。
「望郷と決別を」もう読まれました?わたくしも先日やっとのことで完読いた
しました。なにしろ文庫本で厚さ3.5センチぐらいあるんですから。
で最後まで読んだらわかったんですが、この本に書かれているシンセン開発区
の「日技城=テクノセンター」ではもう何年も前から日本の大学生を毎年何人
も招待?して開発区工場生活体験ツアーをやってるんですね。
それも半端じゃなくて、宿舎はワーカーさんと同じ10人14人のタコ部屋で
鉄パイプベッド。食事もワーカーさんと同じブッカケ猫マンマなんだそうで。
いや驚いた。今でもやってるのか?そして今でもそうなのか?
さすがの私も宿舎と食事がワーカーさんと一緒というのは、やったことがない
ので驚きました。保険には入ってきてるんだろうけど、ほんとに病人出なかっ
たんだろうか?日本人、それも最近の無菌培養(アトピー世代の!!)の若者を
開発区工場ワーカー宿舎にぶち込んだら、衛生的な方面から考えたらかなり危
ないと思うのだが…。老婆心かしら?
先週から中央電視台新聞台で青島港のクレーン運転技師の許さん(許さないん
じゃなくて、シューさん、と発音してね)というおじさんが、ほんとに朝から
晩までしつこくしつこく出てくる。ーーなんでも青島港がコンテナ積みおろし
数量の世界一番レコードをぶったてたそうで。
一ヶ月のトータルか一年のトータルか一日のトータルかは聞いてなかったので
知らんのですが、その立役者が青島港でクレーン操縦して実に30年の許おじ
さんなんだそうだ。
共産党が、この許おじさんを今年の国民的英雄にして盛り上げることを決定し
たらしく、3日ぐらい続けて主要な番組が許おじさん特集番組になって、別に
知りたくないのに許おじさんの人となり、30年間の努力研鑽の歩みなんかに
ついてムリヤリ詳しくさせられました。
共産党が、いまだにこんなベタなヒーローの押し付けをしてるとは思いもよら
なかった。許おじさんについて興味のある方は中国関係のホームページなんか
で調べてみたらすぐ出てくるのでは?
外国製のクレーンや工作機械を自分で修理整備できるように、中卒で外国語の
基礎がないのに奮起して、毎日早起き夜更かしして独学で英語と日本語を勉強
して外国語の説明書が読めるようになった....とか、いろいろ許おじさん確か
に大変立派な、見習うべき人物なんだが..いかんせんちょっとテレビ慣れし過
ぎだ。ーーさては地元のメディアなんかも含めてそーとー出まくったと見た。
特集番組の嵐は取り敢えず収まったが、番組の合間合間に、許おじさんのプロ
モーションビデオみたいなのが一日に何回も何回も…。今日のニュースによる
と大学なんかで許おじさんの偉さについての講義講演みたいのもやってるらし
い。ーー普段忘れがちだけど、ここは共産国家なんだなあやっぱり。
日本にも、たまにはこういう、国家がムリヤリ押し付けてくるカリスマやヒー
ローがいてもいいんじゃないかしら?どうでしょう?
―― 今週のテーマはシンセン版生物の時間、動物好きのみんな、集まれ!!
―― ゴキブリ
って、字で打つのもいやなんだよ!!この場を借りて宣言させていただきます
が、わたくし何が嫌いって、あの、あのカサカサって、油光りのあれ、あれほ
ど嫌いなものはないんでごさいますよ!!別にお嬢様ぶってるんじゃございま
せんが、わたくし日本にいた28年間、ゴキブリというものをほとんど見たこ
とがなかったんですよ!!
母親がきれい好きで自宅では2、3回チラッと、それも小型のやつを見たこと
があるだけ。ゆえに、この太古以来の人類最大のライバルに対して全く免疫と
いうものがなかったんでございます。ーーゴキブリ箱入り娘....。
----「箱入りゴキブリ娘」じゃなくてよかったね! ← OJIN (^^)
そんなわたくしが、97年に初めてシンセンにやってきたとき、
・仕事がなかなかみつからないままお金がなくなってゆくことより、
・治安が悪くて、乞食や怪しい人たちに追い回されることより、
・香港に行くたびに羅湖のボーダーでで何時間も並ぶことより、
なにより恐ろしかったのが朝昼夜関係なく、場所も関係なく、人種国籍もちろ
ん関係なく襲い来るフルサイズのゴキブリでした!!
フルサイズ!!4〜5センチぐらいあるんですよ!!
気のせいか、日本のより手足が太いような!!厚みもあるような!!
なにしろシンセンは香港のすぐ上。一年の70%が夏、しかも湿度は一番ヒド
イ時は90%とか95%とかになってしまう。しかも中国だから、道という道
に生ゴミ、残飯、食べ物のカスが山盛り、その上あらゆる建物の密閉性が異常
に低い、つまり隙間だらけ+暑い所だから基本的にあちこち開けっ放し=一般
家庭もレストランもすべての台所に出入りし放題。
‥‥これでゴキブリが繁殖しないわけがない。
就職してからも、宿舎に出る出る出る出る!?職場に出る出る出る出る!?
ーー出るなんてもんじゃなくて、いつでもそこに居るって言う方が正しい。
最初の会社では、毎日宿舎に戻ってくると、まずドアを開けてすぐゴキとご対
面、と、ドア脇にあらかじめ置いてあるスプレーで攻撃、死体を専用箒で廊下
に掃きだす、というのが日課になってた。しかし掃除のおばちゃんが始末して
くれないのか、その死体が何日分も廊下にたまってしまって、とってもイヤで
した。
また中国のゴキブリって人間を怖がらないんだな。宿舎のベッドで寝てたら、
腕がムズムズする??!!
ハッ!!
と飛び起きたら体の上やら真っ白なシーツの上などを堂々と歩いていらっしゃ
る!!ーーなんてのはホントに日常茶飯事!!私の部屋なのにまるで主人面!
トイレに座ってたらいきなりラージサイズが現れて、ギャアギャア叫べば叫ぶ
ほど足元に歩み寄ってくる。ーーゴキには耳がないとみた。
、、あるときなどシャワーを浴びてたら換気扇口から入ってきていきなり羽を
広げて飛び回り、こともあろうに素っ裸で丸腰の私に向かって飛んでくる!!
シャワーを向けてもひるまない!!‥今思い出しても全身サブイボが立つ!!
同じ97年に、いっしょにシンセンに来て就職した留学友達と会うと、必ず、
先ずお互いの最近のゴキブリ体験の報告になって、しかもその話題だけで2時
間ぐらい話せた。そのぐらい生活の中にゴキブリが溢れていたんですよぉぉ。
ーー生活イコールゴキブリ....。
その当時の一番驚いた出来事は、香港の郊外のきれいな住宅区を夜11時ごろ
歩いてたら、りっぱな舗装道路を、街灯の光りを浴びながらゴキブリがすごい
スピードであちこち横断していたことだ。ーーまるで人間様とまったく同じよ
うに、堂々と横断するんです。
!!おまえが税金払って作った道路じゃねえだろ!!
で、開発区の出稼ぎ若者は、カワイイ女の子も含めて全然ゴキブリを怖がりま
せん。私がゴキブリに遭遇してギャアアアアアア!!絶叫して逃げ回るのを見
て、すっごい不思議そうな顔をし、「なんでこんなもんがそんなに怖いの?」
とイキナリその足でグシャッ!!と踏み潰したりします。
・・・・女の子が、・・・・ニコニコしながら。
ホントですよ..何回もそういう場面ありました。
そのグシャッ!!に、さらにギャアアアアアア!!
とてもじゃないがあと20年住んでも、さすがに踏み潰せるようにはなりそう
にない私のような人間が、どうやって生きていくかというと、ーースプレー式
殺虫剤!!
初めてシンセンに来たとき、どんな小さな売店にもこれが売っていた。種類は
多いし、どれも缶の高さが35センチぐらいある、やけにビッグサイズに「な
ぜこんなものが必需品???しかもこのサイズ?持ちにくいのでは???」
なんて思ってたら、、到着して2日目に、青い顔をしてこれを買いに走ること
になるのです。
中国の殺虫剤は日本のと全然違いまして、換気しないでまいたらぜったい人間
も死にそうな代物です。日本では厚生省の認可を100%通らない成分があれ
これ入ってるとみます。その毒性バリバリをバンバン直撃しても、ここいらの
ゴキブリは死にません。どうりで缶がデカイわけです。
前述の友人は、宿舎に現れたゴキに、1缶空になるほどスプレーしても死なな
かったのでシャンプーをかけて殺したそうだ。
これらのスプレーは、出たゴキに吹き付けるというより、ゴキブリの通過路に
まいておいて、そこを通ると弱る、とか嫌がって引き返す、というふうに使う
のらしいっす。‥‥すっごい残留性ですね。何日も効果が持つらしい。
ーー日本では通らないでしょうね。
シンセンにも一応すっごい短いですが冬がありまして、その期間はゴキは見当
たらなくなります。たまに見かけても5ミリから10ミリぐらいの小さいので
す。(この小さいのは別にデカイやつの子供などではなく、別の種類のゴキな
んだそうですが・・・。情報求む。)
この小さいのは大きいのと比べてイヤラシサが無いので怖くはないのですが、
いかんせんデスクの上にコーヒーカップを置いて、何か用事を済ませて帰って
くると必ず!!必ず!!コーヒーの中で一匹死んでいるんですね。
何回も気づかないでそのまま飲んでしまった・・・。いや、ゴキは飲まないで
すよ、コーヒーだけね。私もごんちゃんも何回も。中国のカップがなんでフタ
付か、理由がやっと分かりました。(←―これは冗談ですよ〜〜)
この小さいゴキは、シンセンや東莞あたりでは、レストランのテーブルなどで
日常的にごく自然に見かけるものです。靴工場の幹部お客様食堂の、きれいな
テーブルにも食事中何匹も皿のまわりを歩き回っています。
いちいち気にしてると神経がもたないので、ティッシュでさりげなく叩き落し
てそのまま食事を続けます。これだけ大量にウロついてるのに、不思議とおか
ずに入ってた、という体験は外のレストランでも、工場の食堂でもトンとござ
いません。‥‥中国五千年の謎ですな。
工場のみんなは、こいつを見つけると人差し指や親指でいきなりつぶします。
私はさすがにそれはできません。‥‥‥‥ノートで叩きます。
気候が暖かくなるにつれて、見かけるゴキのサイズも大きくなってきます。
ーーいやな風物詩ですが、夏の近づくバロメーターです。
そして現在4月ですが、私の泊まってる安ホテルの近所の路地のあちこちに、
もう4〜5センチクラスの死体がゴロゴロ。外にこれだけいるということは、
いつでも入ってこられる可能性があるわけで....。
仕方ないからいつもエアコンをつけて、部屋の温度を低く保ってゴキが嫌がっ
て入ってこないようにしてますが....こんなことしてると私が病気になってし
まいますわ。
ちなみにゴキブリは中国語では樟螂=ザンランというのですが、ここらあたり
のゴキにはやはりご当地広東語の甲由=”ガチャ”という呼び名のほうがいや
にピッタリくるのはサスガです。
―― アリ
日本のアリと、見た目はまったく一緒だが、日本のアリと絶対的に違うところ
がある。
1)家の中と外の区別というものが全くつかないらしい。
2)噛む!?
中国の建物は、たしかに日本の建物と比べたら全然外と内の区別がない感じな
のは確かだが、シンセンに来たばっかりのころは、建物の中なのにまるで外の
ように普通にアリの行列がやたらにあるのに真剣に驚いた。
なにしろレンガ造りが基本で、各部品の寸法も精度も建てる人間の姿勢もいい
かげんで隙間だらけだから、ここは中だから入ってくるなよ、なんて言ったっ
てアリに分かれというほうが無理なんだろうけど。
3階4階で見たときはまあ勘弁したが、友達の宿舎に行ったら....13階なの
にアリが行列してて、その根性に感服した。
また、こっちのアリは噛む。日本のアリも噛むのかもしれないが。中国のアリ
は中国人といっしょでケンカっぱやいらしく、こっちがなにも虐めてないのに
理由もなく噛む。子供の頃、子供の常としてずいぶんアリを虐めたもんだが、
アリに噛まれたとか反撃されたという記憶が全然ない。
ーー日本人と同じ(?)で泣き寝入り型か?ーー争い徹底回避型なのか?
なのに中国のアリは、こっちがなにもしてないのに知らないうちに勝手に足や
腕に上ってきて、全身の力を込めて噛んでくる。しかも振っても叩いてもなか
なか落ちない。・・・まさに中国人的。
そして噛んだところがモーレツに腫れて、2〜3週間腫れがひかない。
一昨年噛まれて、もうひいたとろが、今でも熱が出たりすると赤く浮き上がっ
てきて、しかも痒くなったり痛くなったりするのには驚く。アリの噛みあとは
一生もんなのか?
こんなアリなので、工場のみんなはアリを見るとアリがなにもしてないのに足
でガンガンつぶして全滅させてしまう。ーー人間対アリの終わりなき闘いか。
なお、上記ゴキ用スプレーはまた、アリ駆除用でもあり、ヤッパリまいておい
て残留効果でコロリとやる。翌日見ると、数千匹ビッシリ死んでたりして鳥肌
が立つ。
―― ネズミ
開発区はネズミのパラダイスです。
なにしろ、気候は常夏、農村出身の出稼ぎの若者たちは公共マナーから3万光
年の彼方、道端にも、工場内の敷地いたるところ、宿舎の階段、廊下、食べ物
の食いカスや生ゴミが満ち溢れています。ネズミは多い。しかも発育がたいへ
んよろしい。
靴工場時代、工場内のステキな植え込みから植え込みへと、猛スピードで駆け
巡るネズちゃんを見るのは、もう日常生活の中では息をするように当たり前で
いちいち驚いてられない。昼も夜も同じように、大胆に行動するネズくんたち
さすがだ。
ワーカーのみんなも、ネズミが走っててもだれも気にしない。
「ネズミ〜〜!!」なんていうヤツ一人もいやしない。もう空気と同じ存在。
幹部お客様食堂はとってもキレイで清潔なのだが、食事してると天井から、、
ドタドタドタドタドタ!!ボコボコボコボコボコ!!と自由闊達にいやにバカ
デカイ音を立ててネズが追いかけっこをする音が・・・・。しかも毎日毎回。
ほんとにネズミか〜?
ネコなんじゃないのか?と思うほど重みのある音なり。しかし時々ちーちー、
ちー、と可愛らしい声が混ざるのでやはりネズか、と安心。ーーするなって!
一回カーテンをつたって2匹ほど転げ落ちてきた。ダッシュで排気口の穴から
逃げた。
毎日夜12時まで残業する我々。11時を過ぎるとデスクのパーティションの
陰からネズが顔をのぞかせて「あ、まだ残業してやがる、チェッ!」、という
のを5分ごとにやってくれる。ほんとうである。(なんかウォルトディズニー
氏のミッキーマウス誕生秘話みたいだが)
で、時々目があってしまう。するとネズは、ひっこめなくなって凍り付いてし
まう。しばしネズと睨み合い。目をそらすとサッとひっこむ。
彼らは、我々のオフィスのエアコンの中に、ご家族で住んでいらっしゃった。
----暑くなったのでエアコンをつけた初日、お父さんネズがずっと排気ホース
の根元に座って丸一日ちーちー文句を言っていたのには驚いた。家賃も払って
ないくせにだな。
毎晩排出ホースを伝って降りてきて、我々が下班=退勤)するのを鼻をモズモ
ズさせながら待っていた。
仕事が押して、12時過ぎてもまだ帰らないとシビレをきらし、壁の桟をスゴ
イスピードで走って、部屋を何周も駆け巡る。体の幅より狭い桟をなんであん
なスピードで走れるのか。ーー人間だったらオリンピック出場だ。
さあ、我々が退勤したあと、コイツらいったい何をしてるのか?
翌朝引き出しを開けると、コーヒーのパックやらお茶の袋やらごんちゃんの隠
しオヤツやら、、すべての食品がかじり壊されて、引き出しの中も机の上も黒
いフンだらけ。
ーー私たちの朝は、まず机の上のネズのフンを掃除することから始まる。
おまけに、どこから引っぱってきたのか、憶えのない果物の皮やらピーナッツ
のカラやらまでゴッソリとつっこんである。それだけならまだしも、こいつら
コンピューターのラインをかじるんだ。敷設したばっかりのADSLケーブル
をかじられたときは頭にきた。ーー丸2日ネットできなかった。
・・しかも修理代かかった。払えよ!!ネズ!!
―― 蚊
開発区は蚊が多い。靴工場の裏が湿地帯+沼だったのでなんと冬も蚊が出た。
こっちの蚊は日本の蚊と違って、刺されたときはスゴイ痒いが、翌日にはもう
ひいてしまう。日本の蚊のように3日も4日も腫れて痒いということはない。
それでもオフィスと部屋に蚊取り線香は絶対必需。
オフィスでは、あ、蚊がいるな、刺してるな、線香つけなきゃ、でも今忙しい
し、この資料を区切りのいいとこまでやって…、なんて15分ぐらい刺される
ままにして、アッと見たら水玉模様みたいに両足で50箇所ぐらいやられてて
ビックリだ。ーーいったい何匹いたのだ?あんな狭い机の下のスペースに。
こっちの蚊はジーパンの上からも刺すらしいが、私は、オフィスでただ一人ス
カートなので集中攻撃をくらう。部屋では、刺される刺されないより、あの音
プーーン、プーーン、‥‥‥‥眠れないんだよ!!
ーーなんか気のせいか?日本の蚊より声がでかい。
さてそういうことなんで、中国の蚊取線香の種類は多い。ベープマットも売っ
てるけど、怪しげな、いかにもキッチュなパッケージが面白いので、ついつい
線香を買ってしまう。
値段も、10巻きで1.2元〜2.5元と生活密着値段なので全種類買い集め
て毎日違うのを焚いて喜んでいた。いやに煙のでるやつあり、妙に香りの強い
やつあり、黒いやつありやけに明るいグリーンあり、と、けっこう楽しめる。
ーー中国のお土産にいかがです?
―― と、
ここまでご紹介した動物たちですが、上記項目のうち、ゴキブリ、アリについ
ては、いずれも97年、98年ごろのエピソードでして、どうもわたくし個人
のせまーい範囲の体験と感覚からだけ見ると、最近はこの当時のように頻繁に
ゴキやアリに遭遇する場面が減ったような気がします。
開発区に長期駐在滞在してらっしゃる皆さん、どうでしょう?私ひとりの気の
せいでしょうか?開発区の人々の衛生管理レベルが向上してて、その結果とし
てこういう生物がオモテに出てこなくなっているということなんでしょうか?
単に私が、この3年激務生活で工場に閉じ込められてて観察範囲が狭まってる
せいかもしれません。
開発区日本人のみなさんの分析レポートお待ちしてます。
安ホテルの近所の裏路地には、確かに大量の大型ガチャの死体を見るのですが
毎日2回ご飯を食べに行く安ーーーい“快餐”レストラン(もちろん入り口開
けっ放しのオープンスタイル)で、虫関係に一回も遭遇しないので、むしろ怖
くなってきましたよ…。
いったい、どういうアブナイ、アヤシイ薬品や殺虫剤を、どのように使ってこ
の状態が作られているのか?ーーそう思いませんか?
ホテルの廊下でも入り口でもガチャを見かけないし、部屋の窓を開けっぱなし
にしてても入ってこない。
地域政府が、なにか..ガチャまで死に絶えるような消毒をおこなってるとする
と、なんかそっちのほうが体にもっと悪いような…。「質量報告」を毎週見て
戦慄しっぱなしのHAJIMEさん、どうしても心配してしまいます。
開発区の動物といえば、シンセン東莞のこの辺では「スズメ」をまったく見か
けないんです。こんだけ道端に食物が溢れてる環境、日本のスズメが見たら、
うらやましくってしょうがないでしょうが、なぜか..見ない。人間のいるとこ
ろに必ずスズメあり、の、あの動物が。
これはもう、ずーっとすごい不思議で不思議で。――香港に行くと、チャント
いっぱい飛んでるんですが、開発区には見当たらない…。どうしてでしょう?
我々はスズメも住めないような環境に生活してるということなんでしか???
―― 番外編…ゴカイ
シンセンで最初に就職した日系電子メーカーでのエピソード。
どうも近頃シャワーを浴びてると目がチクチクするなあ、とか思ってたら....
ある日歯を磨いててコップの中をよーーーーく見ると..なんか動いてる!??
??うう??!!ぎゃあぁぁぁぁぁぁあ!!
なんと3〜4ミリぐらいの長さの糸ミミズみたいな、いわるゆゴカイ?赤い足
の生えてるやつがいっぱい元気に伸びたり縮んだり!!ぎゃあああ!!!
そら目もちくちくするわいな!!
さっそく他の日本人現地採用の若者たちと、社長(日本人だぜ!)にクレーム。
すると社長は「わかりました。すぐ解決します」って言うから、屋上のタンク
を清掃してくれるのかな?と思ってたら、その日の午後、日本人全員にひとり
2足ずつ作業用綿手袋が配布された。ーー??これは何の意味??
「社長が、これを蛇口に輪ゴムで取り付けてフィルターにしろと・・・」
なにぃ!?マジ?
中国人ならまだしも、日本から来てる駐在の社長がそんなことを?
タンク洗ってよ!!
しかも一週間ぐらい使ってたら、手袋がゴカイで一杯になって汚れてしまった
から新しいのをくれといったら、、
「社長から、洗って何回も使えといわれてる」
おいおい!!中国で、こんな綿手袋いくらするっていうんだよ…。
ゴカイ発生も困るが、こういう経費節約はもっと困る…。
…開発区で一番タチの悪い生き物は、じつはゴキブリでもネズミでもなく
こんな日本人かもしれない…。ーーーー♪♪お後がよろしいようで・・・。
= この稿おわり =
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┃ ┃ メールマガジン掲載読後感アンケート結果。
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◇ 面白かった〜 (^○^) -------------------------------- 48人 (96%)
◇ まあまあかな(゜.゜) -------------------------------- 0人 ( 0%)
◇ ツマンナかった(-_-) -------------------------------- 2人 ( 4%)
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┃ ┃ コメントボードに頂きました感想。
┗━┛
┌──────────「ミカの赤い服さん」
hajimeさん、こんにちは。
「面白かった〜」というより、「恐ろしかった〜」でした。 (>_<)
◆今回の内容は、2〜3回に分けても良かったと思います。
◆小さいガチャは、「チャバネゴキブリ」とかいう種類かもしれません。
◆会社で残業している時ガチャが飛来して、会議室が「恐怖の館」に変貌した
ことがあります。
フナムシも怖いけど、ガチャは飛びますからね〜。
└──────────
▼
┌──────────「HAJIMEさんから」
スイマセン長過ぎましたか…。
この小さいのは天津留学時代にも宿舎で大繁殖してました。こいつは寒いとこ
ろでも繁殖できるらしいですね。でも大きくはならない。その歩く様なども、
どうもでかいガチャとは違うテイストですね。けっこう奥ゆかしいというか、
態度が謙虚というか。
こっちは雨季がありまして、雨季になると工場の広場が浅い池みたいになって
しまうんですが、その水面をよくフルサイズのガチャがじたばた半分溺れて流
れてましたね。溺れても弱るだけで決して死なないところがいやでねえ。
しかし、日本人は男性もガチャがダメですか。
足で踏みつぶすぐらいはできないと、中国に勝てませんよ。
└──────────
┌──────────「mugaikojiさん」
Hajimeさんの猛烈にして且つ愉快度100%、最先端の大和撫子的レポートを
いつも期待して読んでいます。カラスの“かー子”はいないんですか?東京の
ように捕獲大作戦などやらないんでしょうか?
次のレポートは何が出るのか楽しみです。
└──────────
▼
┌──────────「HAJIMEさんから」
カラス!!いい質問です!!
わたくし先日、友人を訪ねて北京に行った折、中国に来て初めてカラスを見ま
してね。「うわあ、中国に来て9年にしてはじめて見たカラス!!」と感激で
叫んだら友人は「そんなオーバーな」とコメントしてましたが。
でも天津でも2年間一回も見なかったし、開発区でも一回として見た事が無い
んですから。確か天津で中国人の友達に
「ちゃんと“うーやー”って言葉があるのにどうして中国には“うーやー”が
いないんだ?全部捕まえて食っちゃうのか?」と聞いて困られたことがある。
ーーうーやー”はカラスのことですが。
なんででしょうか。やっぱり山が無いからかしら。日本に帰った時、ウワサの
通りにカラスがものすごい数で都会を支配してるのを見て感動しましたよ。
└──────────
┌──────────「heroさん」
ずーっと昔、香港に行った時、見つけたでっかいゴキブリを思い出しました。
全長5センチはあったでしょう。
香港というと思い出すのは あの時の巨大なゴキブリ。
我が家では、ベランダにホウ酸ダンゴを置いてゴキブリ退治をしています。
これは効きますよ。きれいさっぱりゴキブリを見なくなりますか ら。
└──────────
▼
┌──────────「HAJIMEさんから」
ほう、ホウ酸ダンゴですか。
それは薬屋さんかなにかでもう出来上がって売ってるのですか?
はたして中国の薬屋さんでも売ってるかな??
でもベランダに置いたらネズミにすぐ持ってかれたりして。
97年98年ごろは、香港に行くたびに、路の脇やら店の裏口やらで5センチ
クラスにやたらに遭遇したものですが、近頃めったに見なくなりました。
SARS騒ぎで街の衛生消毒を強化したのとなんか関係があるのでしょうか?
ああいうでかいガチャって、歩いてるのを見ると足音が聞こえそうでね。
視線も感じるし。こっち見てるのわかるんですよ。なんか見えないフキダシが
出てて何か喋ってるような気さえしてくるし。
もちろん広東語喋るんだな、、ああ恐ろしい。
└──────────
┌──────────「ミカの赤い服さん」
飛行機の乗り継ぎをする時、香港の空港でスズメを見かけました。
日本にいるスズメと、そっくりでした。
ですから、中国にもスズメはいるのでは、ないでしょうか?
└──────────
▼
┌──────────「HAJIMEさんから」
いや、だから、香港にはいるんです。いっぱい。
でもボーダー越えて開発区に来るとヒタッと見当たらなくなるんです。ツバメ
は飛んでるんですがねえ。
開発区はその名の通り、やたらな開発で山も林も森も木の多い公園もないから
スズメが夜帰るねどこが無いからでしょうか。
香港は郊外にはたくさん山や森がありますから。
しかし3年前でしたか、東莞の材料屋が「これは東莞の名物だ」とスズメの姿
照り焼きをご馳走してくれたことがありました。
??なんでいないのに名物??あれはどこで獲ってきたのか??
└──────────
┌──────────「しんしんさん」
もしかして、康盛酒店に宿泊していらっしゃいませんでしたか?
従業員が「日本人の女の人が泊まってる」と教えてくれたので....。
公明にも日本人会なるものがありますよ。
現在約20名程かと思いますが、ご存じでしたか?
└──────────
▼
┌──────────「HAJIMEさんから」
うわぁ!!こんなでかい国において、こんなにカンタンに居所がバレてしまう
なんて!!メルマガの威力をいまさらにして思い知った!!
その従業員もまた余計なことを…、いやいや。
いわれてみれば先々週土曜日、うたた寝してたら日本語のカラオケが下から聞
こえてきて…。てっきり毎日寝てばっかりのせいで脳がいかれて空耳を聞いた
のかとばっかり。
そうですか、日本人会約20名ですか。では20名まとめて「オフ会広東省編
シンセン魅惑の不夜城ナイト」にご参加いただくということで…。
ーーって、いったいいつやる気なんだろうか?
まさかこんな怪しいホテルに日本人が遊びに来るとは....思いもしませんでし
たわ。Y氏も入れてもらいましょうか。でもY氏、遊ぶ時間ないだろうなあ。
└──────────
┌──────────「気分は情報無限さん」
余計な忠告かも知れませんが、下手に考えるより今回みたいな「そのまんま」
な記事が一番何よりもHAJIMEさんに向いていると思いますよ。
久しぶりに物凄く面白い記事を読ませて頂きました。
しかしHAJIMEさんて女の人だったんですね。知らなかった・・・・・・
└──────────
▼
┌──────────「HAJIMEさんから」
当メルマガ「わらかし担当」ライターです。
確かに、高尚な記事はわたしにはどう考えても無理ですんで。
でも、3回に1回ぐらい「ヘタに考えた」情報価値のあるものも提供したいと
はがんばっているんですが。なにせここは暑いもんで脳みそが腐りやすくて。
しかし、いままでずっと読んでて女だって、わからなかったんですか?
まあ、電話で話してる相手にさえ男だと思われる(中国語で中国人としゃべる
ときはほとんど‥‥)ぐらいですから、原因は100%こっちにあるんでしょ
うが。
└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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