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南 通 の 日 系 企 業 |
2001年以前はアパレル関係が殆どでしたが
そのあとは化学関係の会社がどんどん! |
掲載:2003/09/14 ┏━ 探訪記(2) (^○^) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
取材:2003/04/28 ―土:
「全従業員数に対して海外駐在員比率が高い会社」を狙う!
―O:
??それで三井倉庫なんですか??
倉庫屋さんが海外駐在員比率が高かったんですか?
―土:
誰も考えられないでしょうがそうなんですよ!!
ウチは社名の割には従業員数がそれほど多くはなくて、その当時で900名程
(うち、一般職が300名)だったんですけれど、その内の40名ぐらいが海外
勤務でした。
―O:
へーーーっ、そりゃかなりの高確率!たちまち海外勤務一丁上がり〜♪?
―土:
いやまあ、そう簡単でもなかったんですが..それでもなんとか香港勤務の辞令
をもらって、香港ならカッコいいしとウキウキ♪と赴任したんですヨ。
ところが、、
香港には3ヶ月いただけで、、キミ、江蘇省の南通へ行ってくれたまえ!
と言われちゃったんですヨ。トホ、、
―文:
あら!南通の生活は楽しくないんですか?
―土:
いや、楽しくないってことはないんですけど....ここには最高のものがないん
ですよね〜。
例えば、“とても”高いんだけれど“とても”美味しい料理とか....“とても
高いんだけど”のほうは満たしてるんですけれども。
土屋さんと文ちゃん
―文:
いつごろ南通に来たんですか?
―土:
1昨年(2001年)の9月です。
―文:
ドコに住んでるんですか?
ひとりなの?
―土:
最初は南通大飯店ホテルに長期契約で住んでいたんですが、無駄なんで引っ越
しました。いくら値切り倒しても一泊310元。1ヶ月だと1万元近くになっ
てしまいます。
今は、普通の民間アパートにひとりで住んでいます。
時々は自炊もするんですヨ。
―文:
つまらなかったら、スポーツでもしたらいいんじゃないですか?
―土:
うーーん、あんまりしませんね〜。まあここの2階に卓球場がありますんで、
時々みんなとやるんですが、中国の人は上手だからぜんぜん敵いません。
―文:
結婚してますの?
―土:
いいえ独身です。
??
いま文(ふみ)ちゃんの目が
妖しく光んなかったかい??
―O:
日本から中国にという貨物と、
中国から日本へという貨物では
どちらが多いんですか?
―土:
ウチだけがということじゃなく、そりゃもう圧倒的に中国から日本へですよ。
そんな需給状況を反映して、運賃だって中→日を100とするなら、日→中な
んか50〜60%です。
―O:
ほう!具体的にはいくらぐらいなんですか?
―土:
20フィートコンテナの場合、日本のCY抜き全部込みで中→日が350ドル
≒4万円)ですが、日→中なら200ドルくらいです。
┌--------
│(注)CY(チャージ)=コンテナヤードチャージ。日本のCYは、
│JP¥24200/20フィートコンテナ。
│JP¥48400/40フィートコンテナ。
└--------
40フィートコンテナの場合で、中→日が800ドル、日→中が400ドル。
船会社にしてみたら、日→中航路を空のコンテを積んで来るぐらいならいくら
安くても、いくらかにでもなったほうがいいワケですヨ。
ーーそれでも日→中の荷物は少ないですね。
ただ海上運賃価格というのは変動の激しいものですから、いつでもこの値段と
いうことではなく、今頃(2003年4月)の瞬間風速的価格と思って下さい。
また、一口に海上運賃と言っても、船会社の中には、時期によって極端な料金
を出している場合もあります。(時期によっては免費=タダ!?とか)
これは、需給バランスによるものもありますが、中国で提示する海上運賃を、
できる限り安く見せるために、海上運賃で不足する分を着いた先の港のCharge
でカバーしようとしている場合もあります。
たとえば、南通から神戸までの海上輸送の費用は、
南通の諸掛+海上運賃+BAF/YAS+日本のDO FEE+日本の諸掛。
※諸 掛:通関、ShortDrayage(短距離コンテナ輸送)、港口費など。
※BAF/YAS:船会社が燃料相場の変動を調整するために徴収する燃料付加費
※DO FEE:輸入車が到着地の船会社代理店で、BLをDOに交換するときに発生
する事務手続き手数料。
となっているんですが、見かけの海上運賃を下げるために、下げた分をDO FEE
のところに上乗せしてしまうというカラクリです。
海上輸送を頼むほうとしては、荷物を引き渡す前に値段を聞いて高ければよそ
に頼めばいいわけですが、荷物を受け取る方は船会社が荷物を持っている以上
は少々納得できない相場であってもお金を払わないと荷物を引き取れないこと
になりますので、輸入者の方がその分の負担をせざるを得ない事になります。
もっと極端なケースですと、契約条件はCIF(目的港到着まで輸出者負担)に
も関わらず、輸出に関わる費用や海上運賃等一切合切が無料で、全てDO FEEに
上乗せされているケースもあります。
(つまり買った方はCIFで買った上に、運送費用も負担させられている!)
―O:
う〜〜〜む、何業界にもそれぞれテクニックがあるもんなんですね〜。
ところで御社のドライバーさんたちは、いくらぐらい稼ぐもんなんですか?
―土:
基本給は400元ですが、手当が1500元ぐらいになりますから、合わせて
2000元弱というところでしょうか。
手当というのは距離手当で、走行1キロ当り約0.1元で計算します。
南通から北京までが、大体1400キロ、広州までだと1800キロぐらいで
すから、その往復を月間4回こなして、まあそんなもんですね。
―O:
中国のトラックを使ってるんですよね。いくらぐらいするもんなんですか?
トラックはこんな感じでした。
―土:
ウチが所有しているトラックは、
1.5t車
2.5t車
4.25t車
5t車
7t車
10t車
15t車
となっています。
10t車・15t車は牽引なので頭だけなんですけどね。
もちろん中国にはこれ以外の登録トン数の車種も存在します。
中国の車両登録の方法は日本とは異なります。日本では、生産された車の性能
から「〜トン車」と決まってますが、中国ではどのような大きさの車でも申告
する方が登録トン数を好きに決めることができます。
そのため、たとえば図体とエンジンは7トン車の性能を持つ車でも、2トン車
として登録されていることも良くあります。
(登録トン数が少ないほうが月々の養路費が安くなります。)
※養路費=道路施設利用税....だいたい似たようなもの。
値段は、中国製(解放・東風などの国産ブランド)の車両価格相場は、何トン車
いくらという値段のつけ方ではなく、車両の荷台の長さに応じて決まります。
長さ約7mの荷台の箱型車 :約RMB130,000 ( 1.95TN)
長さ約9mの荷台の箱型車 :約RMB180,000 ( 4TN)
トレーラーヘッド+シャーシ:約RMB200,000 (10TN)
※( )内は一般的に該当車両を登録する際の登録トン数。
何でこんなに大きな荷台の車が、登録トン数がこんなに少ないのかというのは
先ほど言いましたように「養路費」の問題からです。
(実質的には、7m車は弊社の5TN車、9m車は弊社の7TN車に相当)
―O:
故障なんかしないもんですか?
―土:
いやーー、故障は多いですヨ。特にギア関係が多いですね。
北京とか広州とかの遠距離で、途中で故障なんかされるとまいっちゃいます。
―O:
そんな時はどうするんですか?
―土:
まあ、その辺(故障した辺り)の修理屋で直させることになります。急ぎの荷物
を運んでる途中の場合なんかだと、こちらからもう1台出したりすることもあ
ります。
―O:
ヤッパリ業種によっていろいろご苦労があるもんですね。
いや、本日は有益なお話をいろいろありがとうございました。
こうしてインタビューを終え、会社の中を案内して頂きました。
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