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南 通 の 日 系 企 業 |
2001年以前はアパレル関係が殆どでしたが
そのあとは化学関係の会社がどんどん! |
掲載:2003/09/07 ┏━ 探訪記(1) (^○^) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
取材:2003/04/28 また雨、、
なんか、取材の時って決まっていつも雨になるね〜、タクシーで今回の訪問先
へ向かいながらアシスタントの文(ふみ)ちゃんとそんな話になりました。
それでも早朝降っていた雨はなんとか上がっていましたが、けっこう強い風。
取材の日は風雨、そんなジンクスにならなければいいんだけど....。
今回の探訪先は「南通新輪国際儲運有限公司」さん。
“儲運”....儲けの運という、なんだか不景気風なんかどこ吹く風?貧乏神な
んかハダシで逃げていきそうな、スバラシイ社名の会社でございます。(^O^)
どんな会社なんでしょう?
・
・・あっはっは〜♪
これは中国語なので、日本語の意味とは....ちょっと違っています。
儲運の「儲」は、中国語の意味では「保管・預託」「運」は「輸送」。
従って日本語で表記するならば"倉庫運輸"、輸送と保管を業とする会社です。
輸送と保管?日本の資本がそこ(の分野)まで中国社会にに食い込んでるの?
んーん、、中国社会..といえばまあ中国社会には違いないんですけれども。
ご存知のように、日本の産業空洞化が騒がれるくらい日本企業が中国に拠点を
移しています。生産会社が工場を作って生産活動を始めれば物が生産されるの
はこりゃ当たり前。
生産された物品は販売しなければなりません。巨大市場中国国内にジャカスカ
販売、、とは問屋が卸してくれません。
巨大な中国国内市場は、日本からポッと出の侵入者に易々と市場を明渡してく
れるほど甘くはありません。
では、あまた進出した日系企業は、生産した商品をどこへ販売するのか?
・・かって知ったる日本市場..へと運ぶようになります。運ぶ....輸送会社の
出番になるわけでございます!!
この南通新輪国際儲運有限公司の記事の最後に出てくる「公司のご案内」の中
にも書かれていますが、御当地南通市に莫大な投資をして大工場を構えるアパ
レルの雄「東レ」..が、中国(南通)進出に際して、ウチの商品を運んでもらい
たいので一緒についてらっしゃいよ、というお声がかりでやってきたそうでご
ざいます。
そう、この新輪国際儲運有限公司さんの親会社..日本の本社は三井倉庫(株)。
東レと同じ三井グループです。
前置きが長くなってしまいましたが、その南通新輪国際儲運さんにやってまい
りました。
やってまいりましたとはいいましても、いつもの南通市経済技術開発区ではあ
りません。日本へ産品を送る業務を主体にしている会社なので、ロケーション
は当然、便のいいところ....即ち港に近いところということになります。
港....南通市は長江=揚子江)に面し、大港口を有しています。
まあ、南通港とひと口に言いますけれど、上流から天生港、南通港、狼山港、
営船港という具合に、50キロぐらいの河岸に連なっています。
日本ならば、ちょうど東京港から横浜港にかけて、のような感じを思い浮かべ
て頂ければ似たような感じです。
その各港の内、コンテナ船が着岸できるのは狼山港のみ。
そのコンテナ埠頭ゲートの真ん前の道を200メートル程行ったところ。
社屋3階からコンテナ港を望む
中央左側にコンテナクレーンが
同じく社屋3階からの同社敷地
??コンテナ置場??
その2
その3‥‥胴腹にKMTCと書
かれているコンテナが置かれて
いる部分は、他の会社の敷地に
なるそうです。
聞いていた道順で外国語学校→建設中の富士通新工場→その突き当たりの手前
とタクシーを走らせましたが、、
??突き当たらない??
ーー考えてみたら、富士通新工場→外国語学校の順で通ってこなかったかい?
……!!逆に走ってるじゃないか!?・・あわててUターン。
ようやく到着いたしました。^^;
門を入ったすぐ右側が門衛詰所。
用件を告げて訪問登記を書き込
んで..どちらにおられますか?
3楼=3階)ということでした
ので社屋の入口から中へと、
スグ右手が営業部の部屋。
営業部の美眉さん!
これが社屋のビル!
目の前の階段を3階へと登りました。ふうふう息切れ!..運動不足だなぁ..。
3階にはいくつか部屋が並んでいましたが、さて、どの部屋かしら....。
順番に眺めて一番奥..、あら?ここは厠所=トイレ)だよ!
戻りかけると、次の部屋の人が隣の部屋を指差してくれました。
今日は取材があるので、外来者がウロウロしてたら教えてやってください、と
でも指示が出ていたようです。ようやく取材する方の処に到着できました。
今日、お相手をして頂ける方は
「土屋国昭」さん。――――→
挨拶もそこそこに....というか
土屋さんと OJIN は(南通)市内
さる某所でよく顔を合わせる..
まあ、
好朋友の関係でございま〜す!
いたってザックバラン。(^O^)
土:土屋国昭さん、O:= OJIN 、文:=文(ふみ)ちゃん。
―O:
この部屋、総経理室って看板が掛かってましたけど..土屋さんって総経理なん
ですか!?(‥‥まだお若いのに)
―土:
いやとんでもありません。私の机はこれで、総経理のはあっちです。
総経理はほとんど上海に駐在していて、たまに来るぐらいです。
ちなみに私の肩書はこれでございます。
(と、お名刺を頂きました。)
―O:
総経理助理、おー社長秘書なんですね〜、こりゃスゴイ!
―土:いや、秘書じゃなくて私は「総経理代理」という立場です。当社は合弁
ですから、高級人員は日方、中方双方から2名ずつ派遣されていまして、私は
日方派遣のうちの一人です(日方代表)。
ーー土屋さんは中国語はベラベラ、取材中に何本も電話がかかってきましたが
すべて流暢な中国語で対応をされていました。
―O:
最初に、現在の現地会社の、業務のウリについておうかがいします。
―土:
日本から中国への荷物を中国の指定地の戸口までお届けすることができる事。
それからキチンとした請求書が出せる、という2点です。
「キチンとした請求書が出せる」っておかしな言い方かもしれませんが、要は
「キチンとした資格を保有した合法的に営業している企業」ということです。
現在の(中国)運送業界はまさにカオスの世界でして、この南通でも、
・資格を持たずに現金商売を行う個人企業
・運送発票以外の請求書しか発行できない企業
(つまり、運送業の営業許可を得ていない企業)
・会社名と発行する請求書の名義が違う企業
(自社とは言っても実は代理店などを下請けで起用している企業)
などなど、「キチンとした資格を持って営業している」運送企業は少ないのが
現状です。ちなみにこの南通で「国際貨運代理免許」を保有している日系企業
は当社1社のみ(のハズ)です。
また、ドンブリ勘定..ということも事実ありますね。
これは実際にあったことなんですけれど、ある公司で1月1日から31日まで
の分を〆て2月15日に支払いをしました。
「これで全部なんですね?」「これで全部です」
「はい、ご苦労様でした」と、支払いをして3ヶ月も経った頃....、
「あのーーー、スミマセン。1月分があと2万元程残ってまして..」
こういうことが結構あるんです。まあ、取り忘れてくれてる分にはいいんです
けれど、請求忘れがあるということは、その逆もあり得るわけです。それに、
請求明細が実にアヤフヤ。
そういうワケで日本では当たり前の「キチンとした請求書が出せる」がウリ?
になったりしちゃうんです。
あーそれから、もうひとつウリがあります。
現在ウチは、中国に新しく工場を造られる会社のプラントを輸送させて頂く事
が多いんですが、日本から持ち込むプラント設備には当然関税がかかります。
それがあるやり方をすれば免税になる、そのお手伝いをさせて頂くことができ
ます。‥‥あるやり方といっても、もちろん違法行為ではないですヨ。
増値税17%とそれプラス関税ですから、そのまま持ち込んだら20〜30%
ぐらいアップしてしまいます。そこそこの工場でもこれは大きいですヨ。
以前と違って、現在はどちらさんも大変で、とても渋くなりましたから、こう
したノウハウ付でチョコッと稼がして頂いているんです。
―O:
なーるほど、処変われば方法色々ですね。ところで御社の社名なんですが、親
会社の三井倉庫の文字が見当たりませんけど、これは何かワケがあってこうさ
れているんですか?
―土:
話せば長くなりますので、かいつまんで申しますと、中国の法律の関係で現在
の新輪国際儲運は、日本の三井倉庫からしますと孫会社になるんです。親会社
は日本の三井倉庫の海外子会社のひとつ「三井倉庫国際新加坡公司」になりま
す。(新加坡=シンガポール)
新輪の“新”は、ですから新加坡の“新”を使っています。
“輪”のほうは中国側のパートナーである外輪公司の輪です。
―O:
ここでチョット土屋さんのプライベートに関して教えて頂けますか。
三井倉庫に入社されたキッカケはなんだったんですか?
―土:
私は昭和48年生まれなんですが、この年はちょうど、第二次ベビーブームの
頂点にあたるんです。競争が厳しいワケですヨ。
おまけに私は文学部..の史学科だったもんですから、そのままだと先生になる
しか道がない。ところが先生になるといっても、史学科では社会科の先生にな
るワケなんですが....社会科の先生は押すな押すな状態。
でも食べるためには就職して働かなくてはなりません。
その頃から、海外で働きたいと考えていましたんで、どういう企業に入ったら
海外勤務の確率が大きいか....いろいろ考えまして編み出しました方程式は、
「全従業員数に対して海外駐在員比率が高い会社」を狙う!
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