郊 外 漫 漫 遊 遊 | うららかな風に誘われて.... 郊外をのんびりブラブラしてみませんか
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原記:2002/04/01
おととい(2002年3月30日)と、きのうの雨がウソのようないい天気。
・・で、急遽、
お弁当を作って狼山風景区へピクニックに行こうぢゃぁないか!(^○^)
・・と決まりました。
郊外の道をバイクでラッタッタ〜・・‥・・‥・・。
今年は特に温かいせいか、菜の花がもう満開になっていて、そこいらじゅうは
黄色い‥‥海のようでした。
さて狼山(の方角)へ向かって、途中までまいりましたが、きょうは行方定めぬ
気ままなピクニック。
チョットこっちの細い農道を行ってみませんか・・行こ行こ!
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┃ 大きな道路側から見た ┃
┃ 農道の入口。 ┃
┃ ここから見たときの感 ┃
┃ じでは、普通の田舎道 ┃
┃ という感じでしたが‥ ┃
┃ ┃
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ということで舗装まったくなしの農道に分け入り(?)ました。
‥‥ら、ありゃりゃ!すごいデコボコの農道。。
バイクが底を擦ってガリガリッ!オットット〜。
あら、こりゃ選択をマチガエタかな?
でも、周りはホントに黄色い菜の花の海のよう。。
うーーん、ヤッパリこの道を行こう!
(ここでついでに2〜3枚、パチリパチリ。)
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┃ 近くから菜の花畑を ┃
┃ (この写真です) ┃
┃ ┃
┃ 近くからもう一枚! ┃
┃ ┃
┃ 遠くまで入れてみる ┃
┃ ┃
┃ ちょっとアングルを ┃
┃ 変えてみようかな‥ ┃
┃ ┃
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菜の花畑の反対側は、こんな麦畑になっていました。
しばらくガリガリやってる内に、ようやく大きな道が見えてきてヤレヤレ。。
さて、右に行くか左に進むか。。左に向かう事に致しました。
ほどなく、狼山鎮の中央集落に至りました。。通り過ぎます。
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┃ こちらは狼山鎮に至 ┃
┃ る手前で撮影。 ┃
┃ ┃
┃ こちらは狼山鎮を通 ┃
┃ り過ぎてから撮った ┃
┃ 農村風景です。 ┃
┃ ┃
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狼山はもう何度も行ってるし、今日は南郊公園に行ってみようか?
行こう行こう!
が、このまま進めば狼山だけれど、南郊公園へ行く道は?
ここだったかなぁ〜?。。道端のお店のオバチャンに、
「南郊公園はこっちだったっけ?」
南郊公園へ向かう道の左側には立派な家々が並んでいます。
このあたりは昔から織物家内工業が盛んだったところで、お金持ち。。
2〜3キロ走って、小さな運河に掛る橋を渡るとそこが南郊公園の入口ゲート
の前。
金網の門を開けてもらってバイクを駐輪場へ置いて、
・・ゲートから真っ直ぐ伸びる道を奥へと進みます。
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┃ 南郊公園門脇の張謇 ┃
┃ 先生墓所の標示搭。 ┃
┃ (この写真です) ┃
┃ ┃
┃ ゲートを入った正面 ┃
┃ から奥に通じる道。 ┃
┃ ┃
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「南郊公園」・・元来の名称であり、また現在の別称は「嗇園」。
嗇=@おしむ、物惜しみする。Aしわい、けち。Bひかえめにする。
Dとりいれ。などの意味があります。節約、倹約という意味合いでしょうか。
南通市街より東南に約5キロ、狼山からは3キロの地点にあり、当南通市出身
で、清朝末期から中華民国初期にかけて活躍した著名な政治家、実業家、教育
家である“張謇”先生の別宅であり、のちに墓所となった記念施設で、現在は
公園として一般に開放されています。
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「張謇」(1853−1926)
字「季直」、号「嗇庵」、光緒年間状元。「状元」→(注)
中国近代著名的愛国実業家和教育家、他対中国民族工業的興起和発展作出了宝
貴的貢献。⇒張謇先生の事跡につきましては、後日に稿を改めましてご紹介を
致したいと思います。
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さて、ゲートから真っ直ぐ伸びる道を奥へと。。そして左に曲る、と、、
おや?右手の広場がたくさんの人でとてもにぎやか。。
以前は閑散として静かだったのに・・なんなんだ??
ここは最近、バーベキューガーデンなるものを始めたそうです。
今日は土曜日なので青年会?学生?ともかくスゴイ人出!
公園の管理棟でバーベキュー用の焼き台を借り、木炭や食材を買っておもいお
もいの場所でバーベキューパーティが出来るようになった。
・・で、以来大繁盛というか以前には考えられなかったようなたくさん来園者
が訪れるようになったそうです。
うーーん、ヤッパリ中国では“食べる”というフレーズで釣るのが効果的なん
だなぁ。。
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┃ ┃
┃ 奥に進んでいったら ┃
┃ おや!?だんだん賑 ┃
┃ やかになってきた! ┃
┃ (この写真です) ┃
┃ ┃
┃ 三々五々思い思いの ┃
┃ 場所に陣取って・・ ┃
┃ ┃
┃ これが焼き台。いま ┃
┃ お肉を焼いています。┃
┃ ┃
┃ バーベキューガーデ ┃
┃ ンの管理棟兼売店。 ┃
┃ ┃
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・・を、右手に眺めながら左折して更に奥へと向かいます。
右側はゴルフ場のグリーンのような広場。
左側の森の中には、バーベキュー真っ最中のグループがあちらこちらに。
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┃ ┃
┃ この写真が右側の広場 ┃
┃ 左側はチョットした森 ┃
┃ になっていて、バーベ ┃
┃ キューグループが・・ ┃
┃ ┃
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通り過ぎるとお堀に突き当たりました。
お堀端には桃花の並木。
ちょうど盛り(を、少し過ぎたかな?)くらいで、おーーっ、きれいだなぁ!
桜のような派手さ絢爛さはありませんが、ひっそりと控え目に咲き揃った様は
長い髪とカモシカのような脚の手弱女が並ぶが如くでしばし見惚れてしまいま
した。
左手を眺めると、お堀の中に鶴が群れる様の飾り物。=鶴雕
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┃ ┃
┃ 突き当たったお堀。 ┃
┃ (この写真です) ┃
┃ ┃
┃ 堀際の桃花の並木。 ┃
┃ きれいでしょ〜 ┃
┃ ┃
┃ ― 鶴雕遠望 ― ┃
┃ ┃
┃ ― 鶴雕近影 ― ┃
┃ ┃
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左折して堀をまたいで建てられている、今はレストランと売店に使われている
建物(=扇亭)の外廊を通って反対側。
こちら側は鬱蒼と木々が繁る一画になっていて、ところどころにベンチが置か
れ・・・・れ?そこでは若いカップルが熱く睦まじく、、、耳掻き!?
こっちのベンチでは、女性の膝を枕に男性が横になって楽しそうな語らい。。
うーーん、こりゃ三十六計早々と通り過ぎるに如かず。。(ーー;)
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┃ ┃
┃ こんな感じ。なんか ┃
┃ 深山幽谷って雰囲気 ┃
┃ (この写真です) ┃
┃ こんなところに来た ┃
┃ ら、熱く睦まじく‥ ┃
┃ ‥‥したくなる? ┃
┃ ┃
┃ ‥の中にこんな可憐 ┃
┃ な桃花が咲いていま ┃
┃ した。 ┃
┃ ┃
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別のお堀にかかる小橋を渡って、張謇先生の墓所、の、正門横の広場にシート
を広げて、本日のメインエベント!!楽しいお弁当ター〜イムッ!!
あれ?このシートにしているビニールは、お風呂のカーテンに使ってたヤツ?
フックが壊れたから捨てたと思っていたら、、こんな形で再利用!
勤倹節約、質素質実、愛護環境、いいことです!
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※決め打ち?
中国では、お弁当を持ってピクニック、というかピクニックに限らず、職場へ
でも学校へでもお弁当を持っていく、という習慣は(現在は)ほとんど見かける
ことがありません。
職場や学校の場合は、(北京上海のような大都会は別にして)お昼御飯は一旦家
に戻って食べていますし、ピクニックの場合は・・というよりも、ピクニック
とかサイクリングという考え方が無いようで、そんなことしません。
ともかく、お弁当持参の習慣はありません。。
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この日のように、お弁当持参でピクニック、、は、OJINが、日本の習慣でこう
すると楽しいからしようしようと言ってお弁当を作ってもらったものです。。
この日のお弁当は、
タマゴ焼、スライスしたゆでタマゴ、ツナの缶詰、揚州炒飯=五目チャーハン
マヨネーズかけ野菜サラダ、+OJINの青島缶ビール二本。
麗らかな日差しを浴びて自然の中でいただくお弁当は、どんな高級レストラン
で食べる料理よりも、、、、オ・イ・シ・イッ!!
・・でした。
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└→ 新情報やご意見をお待ちしております。
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