街中の観どころ 普段はうっかり見落としていますけれど
街の中にもこんな観どころが!
南 通 清 真 寺 ( 回 教 寺 院 )
原記:2001/後半頃
 以前は、普通の中国式の建物とは少しスタイルの違う、そう言われなければ 分らないような、薄汚れて古ぼけた、ただの"あばら家"‥という趣きでした。 外壁も、下の、現在の状態の緑色タイルではなく、ところどころが剥げかけた 普通のシックイ壁でした。
最近(2000年)、周囲が八仙城というショッピングモールとして再開発され たのですが、その時、他の古い建物はみんな取り壊されている中で、この建物 だけがそのまま残されたので、どうして??と、不思議に思っていました。 ほどなく、ここが内外装の工事をはじめたので、近くまで寄ってよく見てみた ところ、消えかかってはいましたが表札(というのでしょうか?)に“清真寺” と書かれているではありませんか! そう思って改めて眺めてみれば、ン?これはもしかすると回教の寺院かな? しばらく経って出来上がったところがこの状態。これはもう誰が見ても一見し てイスラム教寺院、と分るようになりました。注意してみれば、付近にはイス ラム料理の店や羊肉の串焼屋台なども多く、色浅黒く口髭有りと、スグに思い 浮かぶイメージはイラクのフセイン!ってな感じの新疆ウイグル族の人達がた むろしていたりして、ここは南通の中のイスラム圏!? 秋から冬にかけて南通市内のあちらこちらで、手押車(ベビーカースタイルで はありません)で干葡萄を売り歩くウイグル族の人達がたくさん出現します。 この人たちは葡萄の名産地、新疆ウイグル自治区から、その季節だけ南通に出 稼ぎ販売に来ている人達です。南通市だけでも70〜80人とか。全国のあち こちに行っている筈なので、全国では相当な人数になるでしょうネ。 この人達にはこの寺院が心の拠りどころなのでしょう、その季節になるとこの 付近にたむろしている姿を良く見かけます。
ところが2001年の冬からは手押し車スタイルじゃなくて、普通の荷物用小 型三輪車で売り歩くように変わりました。それと・・・ 2001/11/10≪WEB 熱線≫―市井から見た中国―第35号あとがきに掲載。 ┌─────────────────────────────────┐ 今年もまた、新疆ウイグル自治区から干し葡萄売りの団体がやってきて、あち こちの道端で売り出す季節になりました。去年までは干し葡萄一本槍だったの ですが、今年は何種類かの毛皮と、なにかウイグル風の食べ物も売りだしまし た。 当市を束ねる(ウイグル族の)ボスの下で、よく統制の取れた集団なんですが、 ーーー今年はチョット危ない話も聞きました。 そのウイグル風の食べ物を買おうと、若い女性が端っこのほうをチョットつま んで試食したところ....必ず買わなければダメだ!と強要!―――しかもその 値段が、普通の十倍以上!の値段で、、結局泣く泣く買わされた、、、。 ーーなんだか昨年までとは少し様子が違うような....ボスでも換わったのかし らん? └─────────────────────────────────┘ 以下は2001年9月 =追記= ┌─────────────────────────────────┐ “清真寺”というのは、ここ南通にあるこのイスラム教寺院だけの寺名だとば かり思っておりましたら、、なんと!? 北京にあるイスラム教寺院も同じ“清真寺”であるという記事を発見してしま いました。 南京大学に留学されている“陽子”さんという方が、日記のスタイルで留学生 活をメルマガで発表されています。 これは、友達が日本から来て一緒に北京旅行をされた時の日記の一部です‥‥ ┌--------「陽子の南京どたばた日記転載ここから」 2001年8月12日(日曜日)の特別なお財布 牛街清真礼拝寺(学生割引)      5元 シャンプー(中国メーカー 小) 19.5元 これからどうしようかなーってバス停を眺めていると、中に“牛街”という文 字を発見。何も考えずに牛街行きのバスに乗ってしまった。
牛街には、前から行きたいなと思っていた 清真寺(イスラム教寺院)があるのだ。 バスから降りて細い道を歩くと、左手側に 清真寺が現れた。 6月末に新疆ウイグル自治区へ旅行に行っ ていた私は、そのときに見たような清真寺 をイメージしていた。 が、目の前に現れたのは思ったよりも小さ い、中国式の建物。 あらら・・・と一瞬思ったものの、お寺の 前に座る白い帽子をかぶったおじいさん、 ひげを蓄えたおじいさんを見ていると、建物様式なんて関係なく、イスラム教 の雰囲気を感じられた。 一通り見学して外に出るとき、入口近くにある看板にふと目が止まった。 “ハーフパンツ・スカートでの入寺禁止” ・・・私、膝丈スカートだった・・・。 大学まで戻る途中に、白石橋で家楽福(フランス系大手スーパーカルフール)に 寄った。焼きたてパン”という文字に心を奪われつつ、生活用品を購入。 まだ長い北京生活、節約節約。 └--------「陽子の南京どたばた日記転載ここまで」 └─────────────────────────────────┘ ‥‥これで慌てまして、転載のお願いと合わせて“ハズカシながら”と、 陽子さんに問合せをさせて頂きましたところ‥‥ ┌─────────────────────────────────┐ ┌--------「陽子さんからの返事ここから」 南京にも“清真寺”があるのです。(・・・あると思います。) 実は、まだこれ私自身はっきり分からないのです。 というのは、私の日記を読んでくださっている方から、南京にも“清真寺”が あるのを知っていますか?と、メールを頂いたからです。 その方の話によると、91年当時は中に入ることが出来なかったとのこと。 10年前の事なので、今はどうなっているか分からないのです。 頑張って探し当てて、行ってみたいと思ってます。 行ったら、また報告させていただきますね。 イスラム教寺院は、すべて“清真寺”だと思います。 新疆ウイグル自治区のウルムチやトルファン、北京、他の都市も、地図上には “清真寺”と表記されていました。本や新聞記事、イスラム料理店もそうだっ たと思います。私の行った牛街のイスラム教寺院の正式名称は“牛街礼拝寺” です。 でも、目の前のイスラム料理店には“牛街清真寺”とありました。 たぶん、“南京大学で勉強している留学生”と、 “中国で勉強している留学生”の、違いだと思います。 ・・・ん?この例えのほうが分かりにくいかしら? これ以上の事は・・・ごめんなさい。私にもよくわかりません。 もともと、私がイスラムに興味があるのは、姉が大学でイスラムを勉強してい たからです。高校生時代、いろいろ話を聞いていたので、行ってみたいなと、 憧れていた部分もありました。夏に新疆ウイグル自治区へ旅行に行く事に決め たのも、その憧れから来るものだったのかもしれません。 参考にはならないと思いますが、写真を添付しました。 写真は、近いうちに日記サイトにも載せる予定です。 └--------「陽子さんからの返事ここまで」 ‥というご返事を戴きました。 どうやら中国のイスラム教寺院は、すべて“清真寺”というみたいです。 陽子さん、どうもありがとうございました。 └─────────────────────────────────┘ 陽子さんへのお便りや感想などはここをクリックして下さい。 「陽子の南京どたばた日記」のバックナンバーをご覧になりたい方は ここをクリックして下さい。 「中国特快」サイトをご覧になる場合はここをクリックして下さい。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘ └→ 新情報やご意見をお待ちしております。
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