中国、トイレのあれこれ ―――――― by HAJIMEさん
☆ 通州レポート「こ、これはいったい何?」――――― 2004/02/22
ニイハオ!!

鳥インフルエンザ、どうも中国でガンガン出てるようですね。

毎日中央電視台新聞台で一時間ごとに定時ニュースでそれなりに報道されてま
すよ。見たところ一応、発生したものは隠さずキチンきちんと報道してます。

昨日(2月17日)は、どこかの自然動物園でヒョウ(チーターかな?)がインフ
ルエンザで死んだ鶏を食べちゃって発病して死んだ、同じ動物園にいるホワイ
トタイガーにも移っちゃったけど、すぐ治療したから治ったよ、と何回も報道
してましたよ。
ーーということは、生で食べちゃうとほかの動物にも移るんじゃんか!!でも
その動物園は閉鎖にしないで、営業するそうな....。

インフルエンザ関係のニュースは、ニュース番組の中でいつもまとめて報道さ
れるのだけど、一件一件の発生事例について、「でも当地の政府がすぐ適切な
処置を施したので、大丈夫なんです」っていう結びをつけるのを忘れません。

だから、いやにあちこちで発生してるなあ、とは思いつつも「そうか、あんた
がそういうなら、きっと大丈夫なんだろう」と、けっこう思ってしまいます。

日本のニュースだって確かに同じやりかたなのに、なんで見れば見るほど心配
になってくるのでしょう。中国は民衆をパニックにしないようにメディアを使
うのがお手のものなのかしら??

―― 先週ニュースで毎日毎日やってたのが、

安徽省の副省長が、長年にわたって多額の賄賂を取っていた罪で死刑判決を受
けた、という、、先週末に「判決出た」と言っていたのだけど、今週火曜日夜
8時半の「新聞会客庁」という番組がこの事件の特集だったので見たら、もう
その番組の中で「王懐忠被告の死刑はもう執行されて、彼はこの世に存在しな
いわけですが・・・」なんて言っててビックリした。

ーー判決が出て2、3日で執行ですか。
ーー死刑なのに。
ーー偽VCDつくりと同じぐらい早い。

検察が調べだすことができた不正資金の総額は560万人民元(の内400万
ぐらいは使途未だ洗い出せず)..もっとあるはずだが、被告が口を割らなかっ
たので、これしか確定できなかったそうな。

560万といえば、日本円にしたら9000万円ぐらい?中国の物価と日本の
10分の1と考えたら、8億から9億ぐらい?で..死刑。
番組によると中国共産党の規則では、10万人民元以上の賄賂で無期か死刑な
んだそうな。ーーこの基準だと日本の国会議員はほとんど全部死刑だが・・・

そうすっと、中国の共産党のほうが日本の政治家より厳しく管理されてるみた
いな・・・でも…???ーーみんなやってるんじゃないのかな〜???

そのために共産党の幹部になるんじゃないの?みんな。
番組は面白かったが、始終首をかしげっぱなしだった。

―――― さて、前々回からお送りしておりますように、

わたくし、現在江蘇省は通州市という、のんびりした小都市の工場にやってき
ております。品質管理、なんていうとカッコいいですが、いってみれば工場の
おかーさんがたが、自分の好きなように製品を変えて作ってしまわないように
見張ってる仕事です。ホントです。

工場のおかーさんがたも手ごわいのですが、もっと手ごわいのが..外注工場の
おかーさんがたです。ここの総経理に言わせると「外注工場ではない、あれも
全部私の工場だ。つまり分工場だ」なんだそうですが、とにかく車で行かねば
行きようもない遠距離のあちこちにばらまいて作られちゃうんで、そこをまわ
らねばならない。

―― 昨日、2月17日も、

生産管理主任のおかーさんに連れられて、クルクルまわって来ました。

いずれも、絵葉書の中から出てきたようなスッゴイ農村地帯にあるのですね。

ッていうか、通州って、私のいる工場の辺りがいわゆる「市区」で、そこはま
あ小都市のカッコウをなしているけど、ちょっと車で走ると、すぐ農村地帯、
つまり基本的に農村地帯みたいですね。

畑、畑、畑、畑の中に、この地方独特のデザインの住宅が並んでいるのです。
流行りなんだか、それしか作れないのか、みんな同じような住宅です。2階建
ての箱型で、三角屋根、かわらぶき、屋根の両端がそりあがってて、レンガで
造って、表面に白のタイルみたいなのを貼ってある。
ーー2階建てといっても、天井が高い造りなので日本の3階建てぐらいの高さ
があって。

…写真見なきゃ、わかんないでしょうねえ・・・。

でも、いずれも外見は大きくて立派なおうちで、中国の農民は貧しいの苦しい
のと聞いている私には意外。でも、なんでみんな同じようにつくるのかな??

―― 車で走りながら見ていて、ある疑問が。

畑の面積に対して住宅が多過ぎる。日本の水田一枚〜二枚ぐらいしかない畑に
家一軒ぐらいの割合だ。中国の野菜や米や麦の安さを考えたら、一戸の農家が
たったこれだけの畑で暮らしがなるわけがない。おそるおそる聞いてみた。

「若い人は全部工場や会社で働いてるんだよ」

と、おかーさん主任は教えてくれた。ああ、やっぱり兼業農家なのか。

じゃあ、この畑畑畑は誰が世話してるんだろう?

「年寄りがやるのよ。」

そういわれれば、さっきから見かけるのはみんな佃煮みたいになったおじいさ
んやおばあさんばっかりだ。これもかつての日本みたいだなあ。

どの畑も同じ野菜が植わっている。

通州に来てから何回も食べた"黒菜"。日本に無いのでどう説明したものやら。
チンゲン菜のもっと色の濃い、葉っぱの厚い感じの、炒めたりスープで食べる
と、甘くてやわらかくてすごくおいしい。

これはすごい繁殖力が強いようで、葉っぱをとっても根が残ってるとまた生え
てくるらしい。道端の植え込みとかにビッシリ生えてるを何回も見た。食べ物
が道端に生えている。そして誰もそれを抜いていかないのが不思議。

畑、畑、畑、畑、あいだあいだに溜池?溜池にはカモが楽しそうに浮かんでい
る。

コンクリートの堤防もない、グニャグニャの用水路?は中国お約束でメチャメ
チャ汚染されてて、これ以上はないというぐらいゴミがいっぱい浮いてること
を除けば、ホントに昔中国関係の本や雑誌でさんざん見た「いかにもちゅうご
く〜っっっ!」な写真のまんま。
だって、木でできた渡し舟みたいなのが必ず浮かんでいて、カモが群れてて、
おじいさんが散策してるんですもの。

―― そして、ヤギ。

ヤギがいっぱいいる。農家のお庭に、畑の中に、川の土手に。

開発区にも農村地帯はあったけど、見かけるのは背中に白いサギを乗っけた水
牛ばかりだったので、ヤギには興奮しました。(うふ、街育ちのわたくし!!)
ほんの半日ぐらいの間に、50匹ぐらい見た。牧場みたいに大規模で飼ってる
のではなく、それぞれの農家であるいは1匹、あるいは3匹、あるいは5匹、
という感じで。

「あのヤギはなんのために飼っているの?」

などと、実にバカな質問もしてみた。

「大きくなったら殺して食べるんだよ」

と、当たり前の返事が返ってきた。

ある農家で、小屋の中からヤギさんが顔を出して、入り口に立ってるおじいさ
んと向かい合ってるのを見たときは、「ううむ、NHKの中国語講座テキスト
の表紙写真か?」

ーーと、しびれてしまった。

―――― 外注工場である。

実は今日はここに来るのは3回目である。前回連れてこられた時、白シックイ
のガランドウの、天井のいやに高い、まるで改革解放前の集団農業時代の倉庫
みたいな建物だなあ、と驚いたが、今回冷静によく見たら、入り口に朽ち果て
た「通州市××村糧站」なんて看板がかかっている。

「糧站〜??」思わず声に出た。おかーさんすかさず、

「昔の糧站だけど、いまは糧站はいらなくなったから工場になったんだよ」

ホントに「改革解放前の集団農業時代の倉庫」でした。
どうりで、白シックイの外壁いっぱいに、どでかい真っ赤なペンキで「食糧の
安定供給を!!」とかスローガンが書いてある。
ーーもちろん消えかかっているのだが。

その倉庫(?)に粗末な作業台が並べられていて、農家のおかーさんたちがダウ
ンジャケットの上に色とりどりの割ぽう着を着て、手作業をしているのだ。
もちろん暖房設備なんてあるわけなくて、倉庫、天井高い、隙間風多い、しか
も通州、寒いなんてもんじゃない。
・・・すごいなあ。よく震えで手元が狂わないもんだ。

事務所、といってもほんとに机しかないところで「生産注意点の資料を持って
来たから見てください。あ、数が足りないな、あの〜、コピーは・・・?」

・・馬鹿なことを言ってしまった。コピーどころか、ここにはどうやらFAX
さえないらしい。おかーさん主任が、手書きの生産出荷明細を見せて通州方言
でここの主任とわーわー数の確認をしているが、FAXがあったらひょっとし
てわざわざ来なくても、FAXと電話で確認できることなのでは??
ーーううむ・・・。すごいぞ農村工場。

倉庫工場はここだけでなく、ここよりもっと小さい、さびし〜い、ヤッパリ元
倉庫の工場にも行った。そこは見るからに、いったん不要になって、ある期間
ほっておかれた施設を再利用してる、という感じで、中庭のコンクリ石ぶきの
通路はボコボコに波打ってて、意味不明の壊れた古井戸があったりボロボロ。

回廊が宿舎になっていて、コッソリ覗いたら誰か住んでいる。床も外とおなじ
コンクリレンガぶきで、ほこりだらけ。鉄パイプベッドと最低限の家具、洗面
器、レンガのほこりっぽい壁にカレンダーの美人写真が何枚も貼ってある。

シャワーらしい設備が、みたところどこにも無いようだが…。

「誰か住んでるのか?」と聞いたら

「元の糧站所長の一家だ。今はここの工場長だ」

―― 次の外注工場は、

「工商市場」という錆びた看板がかかってて、中を見たら明らかに元デパート
(‥‥農村の雑貨屋といったほうがいいか?)だった建物。お向かいも外注工場
なのだが、そこも入り口のガラス戸に豚肉とか野菜とか書いてあるので明らか
にスーパーだったくさい。

そこに雑然とミシンや作業台が並べられ、割ぽう着おかーさんがミチミチ。
もちろん、コピーもFAXもなさそう。
なんか、開発区しか知らなかったHAJIMEさんは、ここに来てやっと、現在に至
るまでの共産党中国がいろいろ大変だったらしい、ということを悟る。

この雑貨屋やスーパーは国営だったのかなあ??つぶれちゃったのかしら??

―― さて、このおかーさんがた、

私が一歩入っていくと、一斉に手を止めて顔を上げてわたくしをホントに珍し
そうにジーッと眺めてくれるんでございます。私が出て行くまで、手が止まっ
たまんま。

そして、通州方言で互いに「日本人だ!!日本人だ!!」とピーチクパーチク
ほんとに電線のスズメみたいに騒ぎはじめるのでございます。開発区でもこれ
はあるにはあったが、作業が完全に止まるのは未経験なので驚いた。
ーー早く慣れてほしい。これからしょっちゅう来るんだからね。

―――― さて、

この日わたくしをして驚愕の極みに放り投げたものがございました。

農家また農家の眺めを、車からヤギ数えつつ楽しんでおりましたところ、ある
農家の庭に、道具置き場みたいな、かやぶき屋根の、幅3メーターぐらい、高
さも2メーターの小屋があり、その真ん中に、木で組んだ肘掛椅子が小屋から
少し外に飛び出して据えられています。椅子の足のほうは四方板で囲まれて、
ちょうど地面に向かって末広がりに伏せた枡のようになっています。

そして、座る面はやはり板張りなのですが、真ん中だけ板が切ってあり、25
センチ四方ぐらいの穴が開いているのです。
肘掛のほかに背もたれがついてて、その背もたれに独特の中国的な模様が書い
てあって、いい味わいです。
ハテ、これはなんだろうか??ーー外でお休みする庭椅子なのかな?

ところが、しばらく進むと、また別のお家にそれがあり、しかもちょうど若い
男性がこっち、つまり道の方を向いて座っているのです。

よく見ると、そのおうちのその椅子は、下にちょうど小川が流れています。

!!ピンと来ました!!・・・でも、まさか??

・・しかし、そのまさかでした。

道を進んでいくと、何軒に一軒かの割合で同じような小屋で、同じように真ん
中に、しかも必ず同じように道に向かってあるのですな、その穴あき肘掛背も
たれ椅子が。

0.03のド近眼をこらしこらして必死で見てみると、穴の奥は、つまり地面
には穴が掘ってあるようです。

!!そうです!!これはつまりあれです!!トイレットです!!

―― 日本も私の生まれるちょっと前までは、

田舎のほうにはいわゆるひとつの「離れ厠」というのがあったのは知ってます
・・しかしこれは完全フルオープンスタイルで、小屋の中に作ってあっても、
ドアもついてないし、ことごとくワザワザ道に面して、しかも小屋から少し飛
び出して作ってあるのです。

中国のトイレに関しての公開性は、滞在9年のわたくし、十分に理解している
つもりでした。ドアなしトイレ(つまり3方の壁だけ)はもちろん、壁なしトイ
レ(つまり下に長い溝があって水が流れてて、溝に並んでいたす)、さらに穴だ
けトイレ(入っていくと等間隔に穴だけがあるタイプ)もクリアーしたわたくし
ですが、これはなんだかとっても驚きました。

その住宅同様、なぜかどのお宅のも同じデザイン、同じ小屋がけ、同じように
背もたれに模様いり、という、民族の伝統を感じさせる佇まいのせいでしょう
か。
それとも何でかワザワザ公道に向かって設置されている、座って踏ん張りなが
ら「やあ、ご飯食べましたか?」と声をかけられそうな、さすが人間関係重視
の中国らしさのせいでしょうか。

―― そんな説明されたってなんのことかワカラン、写真を見せんかい写真を

と、IT時代、写メール生活の日本の方はお怒りになるでしょうが、残念わた
くしのデジカメ、まだ OJIN さんのお宅に保管して頂いている荷物のなかに埋
まってまして、撮影できるのはいつのことやら。
ーー上海嘉定区にはこれはありませんか?マーチさん?

探して撮影して読者の皆さんにご覧にいれてくださいな!!

―― さすがにこの(多分)伝統座式トイレについては、おかーさんに質問でき
ないまま(あまりなんでもかんでも珍しそうに聞くのはやはり失礼でしょう…)
アヒルのひとり散歩や鶏の道ふさぎ行進などに喜びつつ、この日の農村不思議
発見は終わりました。

明日また廻るのです。さて、今度はどんなネタをつかめるかしら・・・。

                        = この稿おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
↓
◇ (^^) OJIN です(^^)

最近の読者の方はご存知ないでしょうが、このHAJIMEちゃんが遭遇した「伝統
座式トイレ」は、以前に当誌で採り上げられ、すでに謎が解明されています。
こちらで  ご覧になられて下さい。
>http://chinachips.fc2web.com/02aruite/306.html

写真は中ほどに、謎の解明は最下段のあたりをご覧下さい。

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┃┃ メールマガジン掲載読後感アンケート結果。
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◇ 面白かった〜 (^○^) -------------------------------- 44人  (88%)
◇ まあまあかな(゜.゜) --------------------------------  5人  (10%)
◇ ツマンナかった(-_-) --------------------------------  1人  ( 2%)

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┃┃ コメントボードに頂きました感想。
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┌──────────「ミカの赤い服さん」

Hajimeさん、こんにちは。
中国のトイレ事情や農村風景の記事は、楽しく拝読いたしました。

黒菜について「食べ物が道端に生えている。そして誰もそれを抜いていかない
のが不思議。」の一文を見て思い出したことがあります。

それは、アグネス・チャンさんが日本に来たとき、公園にいるハトを見て、
「日本人は礼儀正しいから、あんな美味しそうなハトを公園ではつかまえない
んだ」と思ったそうです。
公の場にある食べ物を誰も取らない、ということで似ていませんか?(*^_^*)

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

それとは違うのでは?
多分みんな自分のウチの畑にもあるからでしょう。

あのトイレ、日本から出張で来た女の子を口説いて、デジカメ持ってきて!!
このトイレの横で写真を撮ってメルマガに載せよう!!と目論んだのですが、
車でいっしょに農村巡りして、あんまりどこにでもあるのでつまんなくなって
撮らずに帰ってきてしまいました。

だってほとんど全部のウチにあるんですもの。

でも、あれに座ってやる度胸はさすがに無い。修行が足らないか?
多分マーチさんならやります!!マーチさんを煽ってください!!

└──────────
┌──────────「気分は情報無限さん」

あくまでも個人的見解ですが、
開発区で書いていらっしゃった記事より数倍面白いです。
その内にもっと僻地にも行かれるのでしょうけれど・・・・・

何にせよ日本とはスケールの違う国ですね。
生半可な事をしていたのでは飢え死にするから皆さん必死なんだろうな、
と感じる私の認識は甘いのでしょうか?

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

飢え死に…まあ、そういうところもあるかもしれませんが、それはもっと奥地
の、もっともっと辺鄙な地域の農村だと思いますよ。先週のレポートにあった
とおり、この辺の農村は、農村といっても兼業だし、みんな立派なお家を建て
てるし。いわゆる「小康水平」なんではないですか?

これ以上の僻地にいく予定はいまのところありませんよ〜。
勘弁してくださいよ〜♪

└──────────
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┃┃ お便りで頂きました感想。
┗━┛
┌──────────「wangyue さん」

ニイハオ シャオHAJIME ツゥスジェンミェン!

HAJIMEさんの記事はおもしろくて全て読んでいます。

開発区の頃の文章は仕事の延長で、テンション上げて無理して書きまくってい
るという感じを受けていました。通州レポートになってから、安心して読んで
いられるようになりました。

ひと皮むけたというのかな、成長したのかな、よく解からないが・・・。

その2の農村の表現力いいね。私がニンポーの工場に行った時、昼飯に寄った
食堂の窓から見えた田舎の風景を思い出した。
食後、裏に出て写真を撮りまくった。

川が流れ、対岸にレンガつくりの倉庫があり、その岸ベでは老婆が洗濯をして
いる。少し上流の橋のたもとには水牛が川に浸かっていた。頭だけを出してブ
ルッと鼻を鳴らしていた。その川の水を引き込んだ池にはあい鴨だろうか..池
一面を群れて円を描いている。

下流から船がゆっくりと近づいてきて、橋の下を通って橋の向こうに見えなく
なっていった。そんな長閑な情景を懐かしく思い出しました。

これからもHAJIMEさんのレポート、楽しみにしています。

└──────────
 
┌──────────「HAJIMEさんから」

いや、寒いんで勢いがなくなってるだけです。
7年も亜熱帯にいたせいで、生粋の雪ん子がこのザマですわ。

それに平均年齢20歳に世界から、いきなり35歳(推定。農家のオカーさん
たちは年がよくわからないんですよ)の世界ですから。
なんちゅーか、いままで周りの若者から若者エネルギーを吸い取ってたのが、
いきなりオカーさんパワーですから。オカーさんパワーすごいです。
ーーみのもんたでないと勝てないかも。

誰がどれだけイイカゲンに撮ってもやたらいい写真が撮れそうな場所ですわ。
みんながNHK中国語講座の表紙カメラマンになれます。しかし、私は田舎出
なので逆に田舎にあんまり思い入れがないんですねえ。
ーーその証拠に写真、撮らないでしょ。

そのうち暖かくなったら撮りにいくかもしれないですが、ゼッタイ笑いを狙う
ものしか撮りませんね。NHK表紙写真は期待しないでください!!
ーー誰も私にそんなもん期待しないか?

└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
中国、トイレのあれこれの目次に戻ります







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