酒とタバコの四方山話
☆ 中国からお酒を輸入するコツ ―――――――――― 2002/06/30
                          by 読者の皆様

┌──────────「あちゅんさん」女性@二十代
はじめまして。いつも興味深く拝見しております。

さて早速ですが質問があります。この間中国から帰ってきたばかりなのですが
中国の少し田舎でとても美味しいワインをみつけ、日本に送ってもらおうとし
たところ、高い税金が“中国でかかる”といわれました。

それで輸送を断念したのですが、私は中国語があまりできないので、ほんとう
にお酒を海外に送るのに税金がかかるものなのでしょうか?―――日本の税関
がかけるのなら分かるのですがーーー。

もし何か、中国からお酒を輸入するコツなどがあれば知りたいので、ご教示を
お願いいたします。

└──────────
 
まったく!若く美しい女性からの願いだというのに、ウチの読者からは回答が
まいりません。。なので OJIN めがあちらこちらと訊ね回ってみました。
ーーー二件、お応えをいただくことが出来ました。

┌──────────「(^^) OJIN です (^^)」 2002/07/04

1−先の、当誌上海オフ会にもご参加いただきました山岡義則先生が主宰され
ていらっしゃる「上海メーリングリスト」から、ムラタさん。
--------
ムラタです。

ワインの中国から日本向けの「輸出」で関税等公租公課がかかる、とは初耳で
す。私の記憶と一般知識に間違いが無ければ、「輸出」時に公租公課がかかる
とは考えにくいのですが・・・(間違ってたら、ゴメンナサイ)

で、日本への「輸入」ですが、個人が消費する程度の物量を「一緒に」持ち帰
るなら「これはワシが飲むんじゃ!」といって本邦(日本)に持ち込む事が可能
だと、基本的には思います。

基本的には、とはマダルッコシイやっちゃ、とお思いでしょうが「ハブ」とか
が入ったりする(又は香草類とか)ものはチョコッと厄介です。動植物に関する
持ち込みの制限等が、本邦波打際の原則としてあります。
(‥ま、置いといて)
あくまでも「個人の飲用」として輸入するなら自由です。公租公課は取られま
す。公租公課とは、関税・酒税・内国消費税をいいます。

ーーーでは、例えば1ケース、5ケースと「商業輸入」する場合は、

食品届申請というのが必要となり、日本食品分析センターとかに持ち込まれて
有償で食品分析をしなくてはならない、という酒類販売免許が必要となり、添
加物使用等食品衛生法に定められた事項、不当景品類及び不当表示防止法等の
厳守が必要になる、というヤヤコシイ制限があります。

そーなると、ちょっとイチゲンさんでは難しいので、商業輸入は代行業者等に
任せる事になりそうですね。

└──────────
 
┌──────────「(^^) OJIN です (^^)」 2002/07/04

2−当誌ホームページコミュニティのメンバーにもなって戴いているnikoniko
さんが主宰されていらっしゃる「中日友好留言板」で、nikonikoさんから。
「中日友好留言板」→ http://8606.teacup.com/clo/bbs
--------
「中国の少し田舎でとても美味しいワインを見つけ、日本に送ってもらおうと
したところ、高い税金が“中国でかかる”といわれました」

信じられないですね、輸出すれば外貨が入るのに税金ですか?ひょっとしてこ
れ、トルファンあたりのワインでしょうか?ーーー葡萄が採れるから。

いまは理由がわからないけど、これには興味がありますね。もし生産メーカー
を教えてくれるなら、電話して聞いてみたいですね。

└──────────
 
┌──────────「あちょんさん」 2002/07/07

中国からお酒を輸入するコツ、にご回答いただきありがとうございました。

手荷物で持ち帰れる数はたかがしれているので、1ケースぐらい送りたかった
のですが、難しそうですね。そして、すごい偶然なんですけど・・。

このワインは、中甸で売っていたものなんです。香格里拉の文字もちゃんとラ
ベルに入っていました。とてもフルーティーで飲みやすく、気に入ったのです
けれど‥‥。
あと、
Shangri-laの語源は、チベット語のシャンバラからきていると思います。
シャンバラ[香巴拉]の意味は、チベット仏教の高僧など、生前の行いが素晴ら
しかった特別な人が死後に行けるところ、といった説明をチベット人から受け
ました――――。極楽浄土といった感じではないでしょうか。まあ、普通の人
には縁のない場所なんでしょうね。

└──────────
 
┌──────────「藤田健さん」 2002/07/07

「教えて!中国のハテナ?」で話題になっている“Shangri-La ”について、
たまたま今、ケーブルテレビ(J−comのヒストリーチャンネル・古代のミステ
リー(23)・聖地巡礼(1))を見ていたらやっていたので、内容を紹介させてい
ただきます。

チベット仏教では、天と地上の接点に“シャンバラ”という名前の楽園が存在
するという言い伝えがあるそうです。経典によれば、シャンバラの存在する場
所として違った種類の天の存在を指し示しています。ダライラマは、シャンバ
ラは地上のどこか、或いは天のどこかに実在すると言っています。

シャンバラの位置を指し示す多くのガイドブック(古文書)の中には、ゴビ砂漠
の西、天山山脈のどこか、、とまでは共通して書かれているのですが、場所を
特定したものはないそうです。

流沙(だと思うのですが、)という遺跡にある、1600年以上前の壁画などに
ある桃源郷の絵などから、“シャンバラ”は実在していたのではと考えている
人も多くいます。

ロシアの画家にして考古学者“ニコラス・レーリッヒ”が1925〜1928
年の間に、数回探検隊を率いてシャンバラを探す旅に出ました。その探検中に
彼が書き残した神秘的な絵などから、彼が遂にシャンバラを発見したという噂
が広がりました。

また、1926年には、シャンバラの聖者が書いたという手紙を旧ソ連の人民
委員に彼が提出したとも云われていますが、その手紙は現在行方不明で、事の
真偽は謎です。もしかしたら、ロシアの公文書舘のどこかに今でも眠っている
のでは?とのことです。

そんな話をヒントにして、イギリス人の作家 James Hilton が、1933年に
Lost Horizonという小説を書きました。その小説の中では、飛行機事故により
遭難した主人公が、チベットの美しい雪山の中で偶然に見つけた、不老不死の
人々が平和に暮らすオアシスのほとりにある村“Shangri-La”という設定で紹
介されており、それが始まりでShangri-La=桃源郷として定着したようです。

余談ですが OJIN さん曰く、「この中甸市は、以前から“麻薬の巣窟”として
中国では誰知らぬ者がないぐらい有名な地方です」とのことですが、そのあた
りでしたらきっと“大麻[マリファナ]”の名産地なのでしょうね。なぜなら、
僕が大理を旅行していた頃、そこら辺の野山や原っぱに大麻が自生してるって
他の旅行者が騒いでたもの。

それに僕自身、昆明市の大通りの街路樹の脇で、1m以上の高さに育った大麻
草を見たことがあるぐらいだから、あのあたりの高地ではそこら中に大麻草が
自生してるんじゃないですかね。

あと、「中国の少し田舎でとても美味しいワインを見つけ、日本に送ってもら
おうとしたところ、高い税金が“中国でかかる”といわれました」という話に
関連して思い出した余談をご参考までに――――。

以前、インドで服飾関係の仕事をしたことのある僕の知人(日本人)から聞いた
話です。――――僕が知人に「なんで日本で売っているインドシルクはあんな
に高いの?」と訊いたところ、その理由の一つとして、インドではシルクに対
して驚くほど高額な輸出税を課しているというのです。

インドでは----ここからは単なる私の推測なのですが----シルクはサリーなど
の服地に使われる(現地の人にとっては大変高価なものです)とてもポピュラー
な生地なので、インド国内で十二分に需要があるのだと思います。これをもし
外国人に買い漁られたならば、シルクの価格が高騰してしまい、社会問題と化
すのではないでしょうか。

また、高額な輸出税を徴収しても尚且つ、一部の外国人は輸入したがるほどの
品なので、生産量に限度があるような特産品の場合、或いは特産品で、さらに
海外の一部の消費者の間では非常に需要が強いけれども、しかし供給に限りが
あるようなものの場合、輸出税というのは簡単に外貨を獲得できる方法だと思
います。
あと、イランではたしか、ペルシャ絨毯とキャビアに輸出規制だか輸出税だか
が、理由は知りませんがかかっていたと思います。

ーーー輸出税って普通は聞かないし、物価の高い先進国では常識的にありえな
い話ですが(輸出税をかけたくなる理由がないので)、意外と途上国ではあるの
かもしれませんね。

└──────────
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
酒とタバコの四方山話の目次に戻ります







SEO お金 無料レンタルサーバー ブログ SEO