☆ 偽物の王様、偽札収集 ――――――――――――― 2002/11/20
偽物天国の中国では、偽札も意外と身近なものなのです。日本でなら、まれに
事件こそ報道されますが、現物に触れるチャンスなんてめったになく(という
より、一生お目にかかることもない人がほとんど..)なので、こちらで偽札を
受取ってしまったら、密かにコレクションしている私ですーーー。
1元札/2元札/5元札/10元札/50元札/100元札と集め、残るは最
近発行された20元札のみ!と、ひとりで満足していました。(ドル/ユーロ
/日本円もあるとは聞いていますが人民元主体で・・・)
コレクションは、
「これは手触りから識別出来る」
「これは透かしが無い」
とか説明を付けています。
また入手先も忘れずに、
「某銀行両替で」とか、
「某ショッピングモールにて」とか、
「タクシーお釣りで」などなど。
しかし最近は、偽物識別機の導入で、その数は上海ではめっきり減りました。
あったとしても非常に汚い状態なので、コレクションに加えるにはちょっとい
うような代物で、その場でチェンジさせます。ところが、ある日・・・
久しぶりに見てみようかなとスクラップブックを開けてみました。ら?
一枚も無い!!慌てて妻に、
私 「ここの偽札どうしたの〜?」
妻 「偽札なんか集めてなにが面白いのよ!全部使ってあげたわよ!ありがた
く思いなさいよね」
私 「えぇ〜、苦労して集めたのにぃ・・・」
妻 「使うほうだって苦労したのよ!識別機が無いところでバレないように気
を使ったんだから・・・」
そう、中国ではトランプのババ抜き同様に偽札が移動します。弱者ほど被害に
遇います。(日本も同じか?) それと外国人が・・・
某中国系銀行勤務の知人曰く・・・
「昔は、客側のカウンターには識別機が無かったから、街角で掴まされた偽札
は引出客へ渡して自分は本物と交換してた」・・!?
タクシーは一番偽札渡される可能性が高いので・・・危ないと思うお札から、
客へお釣で渡していた。それができない場合は、露店で飲料購入代金として使
う。露店商は偽札の可能性があっても売上が欲しい・・・
そこで、仲間内で回すか仕入先の農民へ支払う時に始末する。まだ識別機が普
及していない地方なんかだと、今でもたくさん出回っているんでしょうね。
最後に、偽札を掴んでしまった日本人は・・・
友人曰く、「偽札かな?と思う札はスナック小姐へのチップだな。暗くてよく
判らないし、貰えばスグにしまうだろう・・・後になったら誰から貰ったかも
判らないし、届けもできないだろうしね。でも、もちろんお気に入りの小姐に
はしないよ〜。(^○^)」
今日も流通する偽札ババ抜きゲーム。誰が犠牲になるのでしょう?
オマケ:
人民元が段々キレイになっていると思いませんか?以前は、汚くて臭くてスグ
にバラバラになりそうなものばかり。ツギハギだらけ状態というものもたくさ
んありました。使おうとすると断られる!?(そのデパートの別の売場でお釣
で貰った札が使えない?!)財布に入れるとゴミ臭かったものです。
= この話おわり =
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