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留学生百万人を!全世界から! by 老玩童 OJIN
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☆ 留学生百万人を!第一次改良案 ――――――――― 2003/11/03
お陰様でたくさんのご意見をいただくことが出来ました。
ご意見をお寄せ頂きました皆様には深甚よりの感謝を申し上げ
ます。
ーーー本当にありがとうございました。
まあ、"国際結婚カップルや海外駐在員にも愛の手を〜〜"なんていう便乗自分
の希望発露(?)的なご意見もありましたけれども、、(^^;
なお、提案記事の言葉が足らず、一部誤解をされておられる方もいらっしゃる
ようなので、先ず補足の説明をさせて頂きます。
今回提案の留学生百万人!という総数に関して、爺さんからはご指摘がありま
したけれど、百万人というのは(一応大学生という仮定で)4年間で百万人、
即ち毎1年では25万人、それが4年累積で100万人、そういう計算での話
でございます。
また、"百万人を中国から!"と読み違いをなさった方もおられたようですが、
このプランは"百万人を全世界から!"ということなんです。
全世界から!ですから、勿論"発展途上国から"だけという限定ではなく、アメ
リカやカナダ、ヨーロッパなどの先進国も含まれるのは当然の事です。
―――― さて、
ご意見を拝見しておりまして先ず感じましたことは、(発展途上国の?)外国人
(留学生)に対する不信感(?)がかなり根強いようです。
が、これはそうであろうと外国に暮らしております OJIN でも感じます。
現在、他の国の留学生は識らず、こと中国の留学生に限っていうならば、その
ほとんどは官費(←中国や日本の)留学生ではなく、私費留学です。ではどんな
レベルの層が私費留学生となって日本へ渡っているのか。
もちろん全部とはいいませんが、相当の部分については「留学という名目を隠
れ蓑にした出稼ぎ」といってもいいと思います。或いは本当に向学心のある者
でも、日本で学びながら生活していくには働いて収入を得る必要のある者がほ
とんどであると思います。
しかし日本の法律は、ホンの僅かの時間しかアルバイトを認めていない、、、
足らない部分をどうやって補う、、、、。
そもそも最初から出稼ぎを目的にしているような者に、学力や素養など元より
あるワケもありません。・・そんなのは日本の学校が受けいれないハズでは?
ーー私の以前の記事ですがご覧になって下さい。→「片棒を担いでいるのは」
現在のようなやり方では、言葉は悪いですが、“ゴミが集まってくる”状態で
す。集まってきた"ゴミ"を見て、"これが中国人!"というイメージが固まって
しまっている、、それが今の日本人の認識レベルだと感じます。
では、中国には素養も優れ、学力にも秀でた若者はいないのかい?
ーーいないワケがありません。
どころか、人口の多いとか少ないとかには関係なく、それこそ掃いて捨てる程
たくさんいます。
ではそうしたゴミじゃない若者は、どうして留学してこないのか?
ーー最大の難問は経済的な事情。
日本に留学して勉学に勤しむ為には、ほとんどの場合働いて糧を得なければな
らない、、しかし、日本の法令が許容している範囲ではそれは無理。
となると最初から違法行為を覚悟して、、、いくら中国人が"馬馬虎虎"な性分
を有しているからとはいっても、本当に真面目で優秀な若者がそんな決断をす
るでしょうか?
ーーするワケがありません。
それなら中国内の北京大学や清華大学へ進学する、、、。
これは中国に限らず、何処の国にあっても同様であろうと思います。
これがもし、全額を日本の国費で賄われ、違法行為をしなくても大丈夫な留学
制度があればどうでしょうか。
そうした一級品の若者の進学選択肢の中に、日本留学という枝も含まれるよう
になるでしょう。いやむしろ、北京大学や清華大学へ進学するお金にも困る層
の優秀な者は、ただ一直これを目指して頑張り続けるようになるでしょう。
留学生数の枠だけを10万人とかに増やし、けれどそのほとんどを私費留学生
で員数合わせをしているような現在の日本の留学生受け入れ制度では、極論で
申し上げるならば"ゴミ集め"という結果に終わるだけだと思います。
―――― 次に財源問題
防衛費を削って拠出してはどうかというご意見もありましたが....これはまあ
あまりにも安直な考え方ですから措いときまして、
ご意見を拝見しながら、実現のための方途をただ一筋だけの道で考えたのでは
前進させることは難しいだろうと感じさせられました。
現在の、限られたパイの中のどこかの部分を削ってこっちに充当する、、、と
いう考え方も現実的観点からすれば抵抗が多く無理であろうと思います。
ーーではどんなワザを使えば実現に近付くことができるでしょう。
いただきましたご意見の中に様々なヒントがありました。
1.「本年より始まった経済特区制を利用して」
┌--------
│本年より始まった経済特区制を利用して、大学の自主運営特区を申請し国際
│大学を設立する。
│
│施設内に国際文化センターを設立して、留学生出身国の文化紹介の「テーマ
│パーク」を設立して観光地として運営し、その収入を学生の留学生活費に充
│てる。(ハワイ大学のポリネシア文化センターのようなもの)
│
│学費・生活費は原則無料として、その費用は学生自らに稼がせる。
│国や自治体からの補助も必要なので、そのお礼として一定の時間ボランテァ
│を義務付ける。
│
│設置候補地は第三セクターで破綻した観光地・テーマパークを再活用する。
│
│これを全国10箇所程度に設置すれば1万人程度の留学生受け入れは可能に
│なるのではないでしょうか。もちろん留学生だけではなく、日本人の学生も
│入学させて文化の交流を図る。(就学条件は同じで全寮制にする)
│
│「学ぶ」「国際交流」「日本文化の理解」を目的とすれば、学生の生活に必
│要な費用は年間150〜200万円程度ではないでしょうか。
│
│施設の費用のみの補助を原則とすれば大きな金額にはならないと思います。
│教授の給与も留学生が稼ぎ出すことができれば(一部でも)、教授の選択権が
│学生側になり無能な教授もいなくなるでしょう。
└--------
2.「世界個際特区」
これまた素晴らしいアイデアです。
破産状態に等しい中から、アイデアだけで現在の驚異的成長にまで歩を進め得
た天才、 小平先生の手法を模倣させて頂きましょう!・・いや、それ以上!
┌--------
│「そこでお互いひとつの社会を作り、IT、バイオ、介護、ナノテクなど、
│これからの主流を為す産業がその特区に進出すれば税制を優遇、100万人
│の留学生に働いてもらう。学問をしたい人は学校へ行く。
│
│良いところは日本全国、世界各国でも採用し、悪いところはフィードバック
│して改良していく。コンピュータのOSやプログラムの改良みたいなもんで
│す。どんどんアップグレードしていく」
├--------
│いや、「留学生に働いてもらう。学問をしたい人は学校へ行く」という部分
│には初め驚きましたが、考えてみれば留学生だから勉強ばかりという考え方
│では頭が固い、、‥‥ OJIN も固まってきちゃったかな?(^^;‥‥
│
│昼間は働いてもらって夜間に学ぶ、という形があってもいいワケなんですよ
│ね〜。或いはその逆も。
│
│じゃあその「世界個際特区」は、1特区で数万人規模にしてはどうでしょう
│か。大学を新設にするのか、既存の大学で希望するところが引っ越してくる
│のかはどちらでもいいと思いますが、毎年毎年、確実な学生数が見込める=
│収入が見込める)となれば銀行は喜んで資金を貸すでしょうから問題はない
│でしょう。
│
│企業だって、レベルの高い若年労働力を確実に確保できると見えているなら
│競って進出、、、というかヘタすりゃ抽選モンですよこれは。
└--------
3.ODAはOECDに踊らされているだけの「隣村の神社のお祭に煽てられ
て奉納金を納めているようなモン」で"アホのカンカン踊り"というご意見
が事実であるならば、是非とも転用してこっちで利用したいもんです。
4.「地方自治体に地方債の発行を認めて、地方自治体が予算を出す」
┌--------
│「国が留学生の審査を担当し、渡航や学校探しは都道府県で面倒を見て、寮
│を建てるなど生活全般は市町村がする形式になるでしょう。そのほうが地域
│住民の協力も得やすい筈です」
├--------
│たしかに、なんでもかんでも国でというのは問題があります。みんなが協力
│してという考え方からも、地方自治体が中心となって実行するこのアイデア
│は素晴らしいと思います。
│
│なお、この方法についての皆様からのご意見を頂きたく希望します。
└--------
一筋だけの道ではなく、こうした様々な方法を組み合わせれば、、1年25万
人の留学生を、あまり莫大な費用をかけずに受け入れることができる。
なんか可能なような気に....なってきませんか?
ただ目的のひとつである景気浮揚という効果については、チョットだけ後退し
ますけれど....。
どこかから削って持ってくるという考え方だけではなく、不用のものを再利用
してかかる費用を浮かすとか、現行の制度の中でそれを利用して新たな財源を
生み出す(?)とか、財源問題については、更なる様々なアイデアを頂けますよ
う希望します。
―――― 丸抱え留学生に対する支給額について。
日本国内の消費には回らず自国に持っていかれるばかり、と懸念されるご意見
が少なくありませんでした。
しかしこのプランは発展途上国だけが対象ではなく「全世界から!」を対象に
したプランです。
欧米や、かなりの国々の留学生は、旅行でもレジャーでも、或いは趣味的消費
でも、積極的にエンジョイすると思います。また、発展途上国から来る学生に
してからがみんながみんな貧しい家の子ばかりという訳ではではありません。
能力さえあれば、日本人なんて足元にも及ばないような大富豪の子供、という
場合さえあり得るんじゃないでしょうか。
ーーどうもみなさん、見方考え方が単眼的固定的になっていませんか?
もちろんご想像通りの、発展途上国の貧しい階層の優秀者もやってくることに
なりますから、懸念される状況も起こり得るとは思います。ただ、ではだから
といって、あまりに神経質に目くじらを立てるのは如何なものでしょうか。
爺さんが仰っておられますように、
┌--------
│彼らが知らなかったODA援助金(?)を直接手渡しするのだと思えば、
│このほうがよほど良いでしょう。(^^)
└--------
という考え方があってもいいでしょうし、或いは hazuki さんのように、
┌--------
│留学生の交通費(何なら日本の航空会社指定)学費、家賃(家具も最低限こ
│ちらで支給)をこちらで負担するのです。「現金支給」ではありません。
│
│これなら、完璧に日本で消費されるものでしょう?
│彼らに渡されるのは、生活費と食事代。
└--------
なお、提案記事では500万円!とやりましたけれど、実際に細かく計算して
みれば、また、働いてもらってその一部も計算に入れるということであれば、
かなり抑えられた金額になるハズです。
OJIN は、現在の日本の実勢相場が分かっておりませんので、どなたか試算し
てみていただける方はおられませんでしょうか?
ーーよろしくお願いいたしたく希望します。
ただ、働くことを認めるならその収入も百%勘定に入れて、本国への送金など
はゼッタイ認めない、という狭隘な考え方はするべきではないと思います。
与えられた環境で最善を尽す、これは普通の人間ならば当たり前のことです。
さらに、(絶対難関になるハズの)難しい選抜をクリアしてきた優秀勤勉な若者
であれば尚のこと一所懸命頑張るであろうことは想像に難くありません。
日本人にとっては、5万円というお金はそれほどたいした額とも感じられませ
ん。5万円の月給で働いて下さいと言ったら、誰しも鼻先でせせら笑って相手
にもしてくれないでしょう。
しかしここ中国で例えるならば、5万円=3000元の月給を貰える人が果た
して何%いるでしょうか。いや、中国などははるかにマシだと思います。他の
発展途上国ならさらに厳しいのではないでしょうか。
あまりキチキチと、血も涙もないお代官様のようなことをせず、働いた分をあ
る程度は計算に入れるにしても、余裕のある計算にして、頑張った相当の部分
を本国に送金することに制限などは設けない。
そうした寛容さが、留学生本人はもとより、本国の周りの人々、そしてその人
たちから伝えられる噂、、どれほど日本のイメージアップに繋がっていくこと
でしょうか。
そしてそれを聞いた後輩達も、そうした事実が励みとなり、より優秀な者がこ
の留学制度にチャレンジしてくることに繋がっていくでしょう。
しかし尚、そんな甘いことではナメられて利用されるだけ、という心配をされ
る方があるかもしれませんが、このプランの“真の目的”に思いをいたすなら
ば、経済的な問題は兎も角として、ギブアンドテイク、、
むしろ甘さは"なければならないもの"、"絶対に必要な調味料"であると思いま
す。
日本はいまや世界のリーディングカントリーのひとつです。
ーー寛い心を持とうじゃありませんか。(^^)
―――― これからの日本は技術立国に拠るべきなのに、技術が流出して
しまうという心配をされたご意見がありました。
しかし、本当に優秀な頭脳が集うならばこれは逆なのではないのでしょうか?
フルブライト留学でアメリカに渡った日本人留学生がコソコソと技術を持ち帰
ったりしたでしょうか?
アメリカが今でも、留学生や移民をドンドン受け入れて尚、力強く成長し続け
ているのはどうしてでしょうか?
世界中から優秀な頭脳を集めてその(研究)成果を生かし、ということもひとつ
あるでしょうが、それよりも、そうした人材自体を自国の中に取り込んでしま
って自国の栄養、エネルギーにしてしまっている。
青春時代における4年間という期間は、決して短い時間ではありません。
4年の間には、留学先の国の様々な先進状況に触れることになるでしょうし、
多感な青春時代ですから恋愛もするでしょう。4年も暮らせば愛着も湧きます
し、そうした諸々の原因が積み重なって、帰国しないでこの国で生きていこう
と考える若者は数多いと思います。
優れた頭脳であれば尚のこと、勝れた環境で自分の力を発揮してみたい!そう
考えるものではないでしょうか。現に日本でもかつて騒がれ、中国でも問題に
なっている、自国の優秀な留学生が帰国しないで留学先国や第三国に流れ出て
しまう"頭脳流出"問題が起きています。
中国人学生の劉さんも述べておられましたが、そうした状況になって、各国が
留学生の送り出しに協力してくれなくなる事態をこそ心配するべきじゃないの
か、と思います。
こうした居残り組が増えれば、少子化傾向で子供の出生が減少し、変な言い方
ですけれど、"若者生産力"が落ち込んでいる補完的意味合いとしても考えられ
るんじゃないでしょうか。
‥‥まあ、これは冗談です。(^^;
―――― この支給制度には国籍の別を設けない、即ち日本人外国人関係
なく評価し給付していく。これなら国内の学生の励みにもなり
ます。
というご意見もございました。
たしかにその通り!
留学生という考え方からすればオカシイですけれど、全世界から!という考え
に拠るならば、日本人学生"にも"適用してもいいのではないか、、
皆様のご意見を伺いたい、もうひとつのポイントでございます。
―――― 全体的には
提案者が中国に居住しているため、「中国から百万人を!」とか「発展途上国
から百万人を!」というふうに誤解されてしまったフシがありました。
今回のこの稿までで、そうした誤解は払拭されたでしょうか?
財源的な問題を解決するために、当初の"丸抱え"という考え方からはチョット
変化して、働くことを認めてその収入の一定部分を経費に含める、という考え
方になってきましたが、様々な方途を探って、兎にも角にも実現可能な方向を
模索していくためには、そういう選択肢も必要なのではないかと思います。
日本の為を思う?或いは自分のことだけを考えた?ような視野の狭いご意見も
ありました。
中国人の劉さんは、「これは日本側も何か思惑があって援助しているのではな
いでしょうか?」と、ODAそしてこの留学生プランに対して疑問を表明され
ていました。
たしかに国際間の行為行動には、例外なく表の意味と裏の意味が存在します。
意図するとしないとに関らず、この留学生プランにも日本には大きな国益とな
り、各国には損失となる問題をはらんでいます。
そうした問題も含めて前途にはまだ様々な障碍が待ち受けていますが、倦まず
弛まず、実現への歩を進めてみたいと存じます。よろしくお願いいたします。
= この稿おわり =
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┃●┃ 「留学生百万人を!第一次改良案」アンケート結果。
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◇ これなら実現の可能性が大きい ----------------------- 10人 (40%)
◇ かなり良くなったけどまだまだ ----------------------- 9人 (36%)
◇ ヤッパリ夢物語じゃないかな〜 ----------------------- 6人 (24%)
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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