☆ 春節前大乱闘の顛末 ―――――――――――――― 2008/02/27
by 半日半華人さん
今年の異国の(旧)正月一週間前は大変…。50年振り歴史的大雪にみまわれ、
出稼ぎ労働者達は帰郷できず苛立ち、寸断された物流機関は生鮮食品等の値上
りに一般市民も苛立ち、更に追撃ち掛けるサブプライム問題、昇り調子(異国)
株価は冷え込み投資家も苛立ち。その上、(中国産)冷凍食品問題で異国政府も
苛立ち。(何故に異国市場価格より安い輸入品)
…イライラ・イライラ・イライラ…それが現在の異国の地。
そしてイライラ鬱積爆弾が爆発した。
一昨日の降雪残る寒い早朝(AM5:30)、オフィスへと向う。…凍り付いた路面に
異国人の運転技術ではスリップ衝突が必ずあるだろう・・・どこで事故が発生
するかは充分予測可能なので迂回することにする。
通常タイヤ+アイスバーン未経験で急ブレーキ…当然…道中では予測どおりの
事故を目撃する。
さて、誰も居ないオフィスは冷蔵庫の如くマイナス室温..自分でキーボードを
打つ音だけが響く。凍える指先が少々痛いが、誰にも邪魔されない時は悪くな
い。
けれどこの静寂は、一時間二時間後…社員出勤とともに騒がしい一日の始まり
となる。だが、一席だけが、定刻になっても空席のままなのはいつものことで
ある。その席は副総経理…旧上海人の考え方、「偉い人は常に遅れる」とばか
りの重役出勤。
しかしこういう考え方は最早古く、社員たちがどう思っているかの空気が読め
ない悲しさも、、私には好都合。30〜40分遅刻が常だが、本日はさらに遅
いが誰も気にせず。
そのとき、窓の外が騒がしくなる。
弊社は幹線道路に面したマンション4階なのだが、異国の窓硝子は薄く、各種
騒音が実に良く聞える。それは自動車の音だけではなく、普通の会話でも喧嘩
と錯角するほどの異国人の会話音量による。
だが、その日のそれはチョット違う?「副総経理が喧嘩してます!」と経理要
員が飛び込んでくる。経理室の窓の下を覗いてみると、確かに彼だった。元々
声が大きい異国の会話だが、口喧嘩でさらにヒートアップして騒音以外の何物
でもない。
見渡せば事情=喧嘩の原因)は一目瞭然。
違法駐車で狭くなった車道の「譲合い問題」と低俗。(心の中)大人気ない…と
無視することにした。仲裁役に社員二名が現場へと下りていく。副総経理は短
気な性格なので万が一の用心。
ところが数分・数十分経過しても、騒音は治まるどころか益々大音量化してい
く。また一人また一人と社員が社内から消えていく。(心の中)オイオイ何を…
仕事!仕事!…と思いつつ窓の下を覗くと、相手が手を上げた瞬間!?
こりゃこのままでは、、仕方なく大御所の出番となるのだが、(心の中)到着す
るまでには終っていてくれ、と願う――――。
エレベーターで4階→1階、裏口から路地を曲って現場まで数分。そこで目に
した光景は!?予想外の・・・いつのまにどこから沸いたのか?相手援軍部隊
は正に狂犬野蛮の暴力人。
仲裁役の我が社員の一人は、無抵抗のまま鷲掴みにされ、罵られながら暴行を
受けている。しかもこの狂犬は、自分の力に酔い痴れ、暴行をエスカレートさ
せての狂暴化。ーーー我が社員はゲンコツを握り締めながら耐えている。
昔の私なら問答無用!と殴りかかって応戦しているところだが、さすがにトシ
をとったので紳士的非暴力主義。なにはともあれ殴打をストップさせようと、
間に割って入り「分解!(離れろ)」「分解!」「分解!」ーーー何度「分解」
と叫んだだろうか、ようやく無理矢理分離に成功したら、狂犬は次なる目標を
私に変更した。
気品に満ちた態度(?)に、こいつニッポン人と考えたようで「バカヤロウ!」
なんとまあ哀れな奴と低俗低脳者は相手にしないでいると、社員同様私も無抵
抗だと勘違い、我が胸に一発を叩き込んでから、顔を歪めて「バカヤロウ!」
キリスト様は、右の頬を打たれたら左の頬を差出せと仰ったが…私はそこまで
「聖人」に非ず。ちなみにその日は、寒いので戦闘服に革ジャン、胸のポケッ
トには財布、そしてセーターといういういでたちで衝撃には強い。鷲掴みも難
しい。
(心の中)「お天道様が許しても!」の瞬間、狂犬は側道の植木の上に吹っ飛ん
でいった。面喰った狂犬の顔・・私自身も威力にビックリしたぐらいだった。
だが、「バカは死ななきゃ直らない〜〜」
再びかかってこようとする狂犬の体勢に、今度はボスの危機、我が社員も遂に
行動を起して羽交い絞め(=抑え込み)。(心の中)「立派!最後まで非暴力対応
!」ながら、今度はその社員目掛けて一発二発!!こりゃもう許さん!!
植木の雪の中、馬乗りになって、証拠が残らないような必殺のボディブローを
何度も何度も叩き込む。「証拠が残らないような」とは、万一警察沙汰になっ
た場合、異国公安は証拠主義。顔面にアザなどあると「これはお前がやったの
か?」となっては愛する妻子と別れ檻の中へはイヤ・・・・
さらには狂犬にも「躾」、内臓刺激は長期の激痛、後悔&反省を・・・我なが
ら見事なフック炸裂で、狂犬は社員を振り払って一目散に逃げ出した。
こうなると可哀想なのは残された喧嘩の直接の相手。援軍退却して一人ぼっち
になり錯乱状態。モップの柄を片手に野次馬の後ろへ。もう敵&味方の区別も
つかず、私が隣にいるのも気が付かず…だが、我々は弱い者イジメはしない。
「ここで学習したこと」ーーーマンションの守衛たちも所詮は異国人。
現場に大勢出てきているのに、まったく他人事とただの野次馬で「我関せず」
の単なる見物人。これだから保安(守衛)付マンションも犯罪がなくならないん
だよ!…役立たず!ではこいつらは如何なる時にお役目を務めるのか?…公安
到着と同時に前に出てくる卑怯者。
この喧嘩は元々「お前ら守衛の、車道整理誘導がいい加減だから」だろうが!
ここでようやく公安到着。(事件発生から40〜50分後)
喧嘩の当事者たちは警察署に連行されるが…ここからが異国ならではの事情。
私はそこまで付合うほど暇人ではないので、ここから先は同行した社員の話。
先ず警察署に到着すると、玄関付近で先程逃走した狂犬が仲間を連れて集まっ
ていて蛮声を張り上げて威嚇。日本の常識ならここで公安が「何をやっている
のか!」と、逮捕か解散させるだろうと思うのだが、異国では(公安)「相手も
悪いがお前も悪い」ーーー喧嘩両成敗のご託宣かと思えばさに非ず、
(公安)「お前、旧正月の休みの間は危ないぞ」と半分脅迫?!
ーーーこれが現職公安の仰る言葉かと呆れるが事実。
そこでこうしたトラブル解決には異国版893さんの登場となる。
意気揚々と知合いの893を頼んだ相手は余裕シャクシャクだったが…我が副
総経理の実力を知らぬ悲しさ――――。実は会社設立の頃、(副総)「社長!会
社運営の為に今夜食事会…」と呼ばれたレストラン。
見知らぬ招待客は、公安特殊部隊に、何故か刑務所所長、及びその他。
(所長)「表から入っても裏から出すから大丈夫」…意味深会話も交わされた。
表と繋がる者は当然裏とも繋がるーーー市全域の893を召集してーーー命令
系統は上から下、大から小、=低圧力は高圧力に屈する。相手の「ごめんなさ
い」は事件発生から12時間後。
だが困った…
こうした無茶がまかり通るから、反省しない副総経理の成長は遅々として進ま
ず・・・まあしかし、多少は我が「男気」に感心した様子も見受けられるので
今回はヨシとするかな〜〜
異国での仕事は「身体を張る覚悟」…それが必要なときあなたは?
= この稿おわり =
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┃ ┃ 読後アンケート結果。
┗━┛ ◇ 面白愉快有益! (^○^) ------------------------------- 65人 (81%)
◇ まあまあかな〜(゜.゜) ------------------------------- 11人 (14%)
◇ まあまあ..の..まあまあ(-_-) ------------------------- 4人 ( 5%)
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┃ ┃ コメントボードに頂きました感想。
┗━┛ ┌──────────「danbo1951さん」
私は昭和25年に九州福岡県の産炭地に生まれました。その頃の、殴り合いの
喧嘩が日常茶飯事であった頃のことを思い出します。今は雰囲気が多少は地方
都市になり穏やかにはなってきていますが、気性の荒いところや、893さん
達が、それなりの市民権を持っていることは昔とあまり変わらないと思われま
す。
市民権とは、半華人さんの春節前大乱闘のような、市民の通常のトラブル解消
策では解決不能になったときの、強制装置としての位置付けの意味です。
TVでは中国の「発達した」ところが強調されますが、人口的にも面積的にも
大多数を占める農村部や地方では、「日本の戦後混乱期」状況が続いているの
でしょう。
最近ある書評で「中国が君子の国であったことは歴史上一度としてなかった」
との見解を目にして、大きく頷かされた思いでした。
いくら少しの昔に「紅衛兵革命」で、それまでの歴史的資産(人的、物質的)が
大きく損なわれたとしても、現状の伝えられる中国の「やり放題」の品格の無
さはあんまりじゃないか、と思っていたのです。我々の立ち向かう相手はそう
いう国なのです。
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┌──────────「半日半華人さんから」
danbo1951さんの仰るとおり。
祖国ニッポンの皆様は誤解されている。超近代的都市のTV映像で異国を日本
同様と考えるから、「やり方が汚い」とか「横柄」とか「詐欺」とか言うけれ
ど…本当の異国は、
改革開放政策で生れたのは「貧富格差」だけじゃない、「教養格差」「品位格
差」。その証拠に、異国人に尋ねてみれば良く分かる「貴方の最終学歴は?」
ーーー学問だけが知恵ではないけれど、文化大革命は知識の鎖国、そのような
方々を相手に?(朱に交われば赤くなる)
長年の異国暮しで悟った事、こでは(訪中前)より「日本男児らしく」が重要。
何故なら異国人らしさにウンザリの異国人も大勢いるのです。例えば農薬餃子
事件....一方的に「異国側には落度はない」と記者会見..日本では「憤慨」。
しかし良識ある異国人は言いました。「俺のせいじゃない」と繰返す奴ほど怪
しい。(これ異国の常識)
政治でもビジネスでも結婚でも、相手が重要な異国の地。正攻法だけが異国と
の付き合い方ではない、と思う今日この頃です。
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└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。
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