中国で犯罪!見聞記遭遇記
☆ 身近で人身売買!の実話 ―――――――――――― 2008/01/23
                        by 半日半華人さん
近頃、アジア諸外国(貧)からニッポン(富)へ人身売買報道、洋風かぶれのコメ
ンテーターは「諸外国からみて…」と前フリの批判には頭にくる。同胞を性獣
扱いするが、‥‥多少思い当る節も‥‥

セックス産業は、Fucker・飾り窓の女・○○Party と、世界中お盛んで、日本
男児だけが特別ではな〜い! 不器用だから目立つのでアル!…とはいうモノ
の見過ごせる社会問題でもなく、解決させるには実態把握が必要。

そこで今回は、「異国の地」で実際に起きた未遂事件をご報告。

いつもは帰宅と同時に「ねぇねぇね〜」ではじまる我が家の夫婦会話。

しかし、その日は違っていた。

(妻)「今日、楚慧(仮名:妻の親友)に呼び出されて、相談されたんだけど…」
(私)「へぇ〜」
(妻)「香港へ一攫千金の出稼ぎに行くんだって」
(私)「ングッ!」(←飯が喉に詰る音)

楚慧と妻は、高校も専門学校も同級生で、家も同じ区内同士。生活範囲の狭い
異国人は、車で40分でも外国並。二人は無二の親友となる。

そして卒業。

当時の就職は学校指定、即ち「あなたはあそこ!」「あなたはここ!」個人の
都合(給料の不満・勤務先の不満・その他)など無視して行なわれ、拒絶すれば
就職難でフリーターも少なくない。
ワガママな我が妻は、指定された勤務先が自宅目の前の4つ星ホテルのフロン
ト係だったのに「イヤ!」「どうして?」「卒業後も親の監視下では…」

英会話を活かし、邦人経営の外人バーでシェイカーを振ったと聞くから当時の
客には大変申しわけないことをした。!バシッ!

さて楚慧は妻とは違い、学校の命ずるままに有名レストランに勤めたが、妻の
実家ほど恵まれた家庭ではなかったので、高収入目指して「お水」業界へ。

その当時、お水への転職相談の席に立合った私は意見を求められ「ムリ!長続
きは難しい…お前のほうが…」と余計なひと言に再び!バシッ!が飛ぶ。

しかし決心は固く「ならば健全な店を紹介…アッ!その為に俺が呼ばれた?」
ーーー微笑む妻であった。紹介者の責任と、妻の友は私の友、様子を見に行っ
てみよう、と言ってみるが、
(妻)「ミイラ盗りがミイラになった実績充分でしょ?」却下され今日に至る。


だが、男は女で変る!小姐は客で変る!若しくは水を得た魚?、彼女の変貌振
りは、その後会う度に驚かされた…が、次第に疎遠となったのは、やはり住む
世界がチガウのが原因か。

一見キラビヤカな夜の世界だが、不規則不健康な生活環境で、日中睡眠夜間活
動。一般人の午前7時は午後2時頃、さらに女同士の会話でも価値観が合わず
もっぱら愚痴を聞かされ役、、特に親が足枷&重荷、、もう引退したら?と助
言をしたりもしたが、

「誰が親の面倒を…」ーーーそれは親孝行を過ぎた異国常識(子の物は親の物)
と思うが、それぞれの家庭の事情は他人には窺うことはできない。

そんな彼女も「トシ(二十代半ば)」を気にするようになってきた。

同業店の開店ラッシュで、顧客獲得策は外地の若手起用が主流。このままでは
いずれは解雇か愛人生活しかない…と焦る彼女、就職では経済的問題をクリア
できず、結婚は「貴女(←妻)を見てショック」ーーーこりゃダメ亭主との評価
かと落込む私、、だが実はそうではなかった。

彼女の今の生活(=無駄遣い)は、資本力のものすごく豊かな特定個人からだろ
うと思っていたが、実は「みんなの共有財産」、即ち結婚して旦那に束縛され
たのでは賄いきれないと理解しての発言であった。

たしかに…「お腹が空いた」見栄を張る高級レストランも1週間に1度なら、
「アレが欲しい」ブランド品も年2回程度なら…男は皆自分だけと思うもの。
だが、
邦人駐在は平均赴任期間三年間が一般的で、新陳代謝が必要な異国お水さん。
そんな不安を抱えている頃「香港勧誘」話が舞い込む。

仕事内容は今と同じで短期間に数倍の稼ぎ、「そんなウマイ話が…」と思うが
相手もプロ、しかも現在の香港はチュウゴクだから同じ国内、の安心感が決め
手となった。

暫しの別れを親友(妻)に…それが冒頭の夕食時の夫婦会話となったのだ。

(妻)「どうなの?」(私)「止めたほうがいいな〜」(妻)「どうして?」

(頭の中)楽しい香港の思い出が蘇る私。巨大ナイトクラブも場末のスナックも
ホステスは全てお持帰り自由、(但しお泊り不可の指定ホテル制)、

だが、タクシー運ちゃんに連れられて訪れた店の小部屋が超印象的、ドアの窓
から覗けば、押し詰められた女性達の顔は恐怖に引き攣っているようにも…

(妻)「あなた良くお知りで!」(私)「お前と知合う前〜」の前に!バシッ!

ホテルの守衛がインド人とか、小姐の具体的な様子は告げずで正解と思う。

ともかく「彼女に注意を…」も、欲の皮が突っ張りきった彼女にはムダ=馬の
耳に念仏、数週間後、元気に出発!となったのだが、

親友が去り、少しセンチな妻に、

(数日後)長距離電話「…今…逃げて…シンセンの駅…○日逢いたい!」と彼女
から、詳しい内容をと告げる間もなく電話は切れた。

その約束の日、今度はハッキリした声での連絡だが、手短に時間と場所を告げ
切れる。

「どうしてここなの?」待合せ指定店の前、そこは自宅から程遠くない和食屋
で、店内に彼女の姿はなく待つ事十数分…現れた彼女の変り果てた姿に驚く。

ひと言で表現するなら「場違い」。大きく胸元の開いたシャツは臍出しルック
でロングスカートにはスリットが大きく割れていてお御脚は…エロスの塊。な
がら、しかしノーメイクの素顔で全然のアンバランス。

席に着くなり眼の前の料理をガツガツガツガツ、文字通り胃袋の中へと納める
迫力は餓死寸前。ーーー妻も私も暫く言葉を失うのであった。

ひと息ついたところで「何がどうなったの?」

それはドラマでも小説でもない、生々しい話。


香港空港到着後、車に乗せられ某雑居ビルの中(彼女に土地勘はない)。男達の
紳士的態度はここまで。脅されるままに、香港通行証(Passport同様)・所持金
・荷物等の一切を剥奪され小部屋へ。

中には10名程の先客、に実態を聞いて後悔するも皆諦めムード。

どのぐらい経ったのか、腕時計すら奪われ時間も分からないが、突如扉が開い
て「これに着替えろ!」今着ている衣服が投込まれ、着替え終れば自分の服は
持去ら、、れる瞬間「逃げるなら今!」と夢中で飛び出した。

無我夢中…ビルの外に飛出し雑踏の中…何人脱走したのか?何人捕まったのか
?ここはどこか?何も考えずひたすら走る。
(妻)「どうして警察へ駆け込まなかったの?」

通行証がないので違法入国者と疑われるんじゃないかという惧れと、香港人同
士グルの可能性があるんじゃないかと危惧して助けを請うことができなかった
と言う。

追跡者の影に脅えながらも、運良く(旧)国境線まで辿り着く。

何故かそこから具体的な話を避ける彼女、相当なことがあったんだろう察し、
尋ねることができなかった。ーーーポツリ×ポツリ話す言葉を繋いで…何とか
チュウゴク側へ…小銭を貰い電話と汽車賃…

数十時間を汽車の中で過ごしたのは上海到着後の対策。当然逃げたという連絡
は上海の勧誘係のところへ届いているはずだから、生命の危険すら感じズ〜ッ
と難を逃れる術を模索していたという。(どこで私達に逢えば安全かも含めて)

話を聞き終り、(妻)「ウチへ行こう!」も、万が一迷惑がかかってはと心配し
て断る彼女に、所持金も着替えもなんにも何もないので、当面の生活費を工面
してあげた。 寂しいようだが当分は逃亡生活なので、自由な再会もままなら
ず、住いは(旧)仕事仲間のところを転々と、

「これを機に引退を」の薦めも、木を隠すなら森の中、と旧業界に復帰。むし
ろ引退は先延びとなる。ーーーどんな雇用契約も、実名では強奪された通行証
から危険。

ひとつだけ彼女が変った事がある…それは人間不信…今や結婚願望は「チリ」
程度。

ーーーこれが私の身近に起った人身売買の実話。

騙されたほうが悪いのか?騙すほうが悪いのか?ともかく、犯罪撲滅には駆け
込み寺が必要と感じる事件だった。

その後の彼女?ーーー懲りないのも異国人の特徴!

(友)「ねぇ〜、今度の連休香港へ遊びに行こうよ〜♪」と妻を誘う、

(私)「ダメッ!絶対にダメッ!」〜〜〜もしもを考えぬご性格です。

                        = この稿おわり =
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