中国で犯罪!見聞記遭遇記
☆ ある日のニュース:増え続ける少年犯罪 ――――― 2000/04/11
                           by YUKAさん
┌──────────「4月11日の揚子晩報より」

9日午後1時半連雲港にて、ディバックを下げた女性が歩行中、一人の男の子
が近づいてきた。この男の子はバックをこっそり開け、中の500元入りの財
布を盗んで逃げて行った。その女性は、発見後急いでその男の子を追いかけ、
ようやく捕まえると、まだ10歳の子供であった。

同日午後4時半ごろ、南京の繁華街“新街口”にて、買い物していた女性の後
ろポケットに入れていた携帯を、突然2人の男の子がぶつかってきて奪って逃
げていった。その女性のボーイフレンドと、路上の2人の男性が必死で追い
け捕まえると、1人は8歳、もう1人は7歳であった。

└──────────

ょっと注意深くニュースや新聞報道を見ていると、

青少年犯罪の多さに驚かされます。中には非常に悪質な事件もあります。最近
では、中国の刑事犯罪中70%以上が青少年犯罪です。15、16歳の犯罪者
がその70%を占めています。

その犯罪は日増しに危険性、狂暴性を増しています。殺人、窃盗、強姦、悪性
障害事件など。中でも窃盗事件は、近年大幅に増加しています。その中でも目
に止まるのは10歳以下の少年犯罪。

彼らはあまりにも小さい為、勿論罪に問われるわけもなく、お説教され釈放さ
れます。そしてまた犯罪を繰り返す。中には、生活の為しかたなく犯罪を犯し
ている少年達もいます。

も、それとは違って“すぐ釈放される立場”を利用され、大人達に操られ
ている少年達がいます。彼らは2−3人で組んで街に出かけていきます。1人
は囮役、もう1人は窃盗役です。そして彼らが盗んだものは大人達のもとへ。

駐車場でオートバイを盗んだ少年は、捕まった後で“これを持っていかないと
怒られる”と発言しました。

月の始め、王ちゃんと一緒に新街口付近の歩道橋を歩いていると、1組の
男女と1人の男の子が私達の前を歩いていました。見かけは“家族”ですが、
どうも様子がおかしい。

その3人は、話もせず一目散に前に向かって早足で歩いている。よく見るとそ
の前には一組のカップルが。女性の肩から提げたバックに男の子が近づいてい
きます。その後ろを隠すように、連れの男女がピッタリとくっついて歩いてい
ます。

歩道橋の階段を降りきったところで、3人はきびすを返してまた階段を上がっ
ていきました。どうやら他のカモを見つけたようでした。実際犯罪現場を見た
わけではありませんが、王ちゃんは、家族を装った窃盗集団だと断言。

国でスリ現場を見たのは初めてではありませんが、ショックでした。

あんなに小さな子供が荷担しているなんて。本当なら今頃は学校へ通って友達
と遊んでいる年頃なのに――――。

あの子供には罪の意識があるのでしょうか?それとも罪だと感じずに犯罪を繰
り返しているのでしょうか?中国を知れば知るほど、“哀れな境遇にある子供
たち”に眼を向けないわけにはいきません――――。

                           = おわり =
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
└→ 感想や激励をよろしくお願いいたします。 
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