☆ 強制立ち退き抵抗攻防大作戦! ――――――――― 2006/12/01
by 老玩童 OJIN
ある日、街をブラついておりましたら――――、
区画整理が決まっていて、もうすっかり立ち退いて広々となっている空き地の
前を通りかかりました。そこは、いよいよ新しい施設の工事が開始されるのか
昨日から道路に面した側にレンガ塀を作り始めているところでした。
塀は、レンガを漆喰で固めながら積み上げて、表面に薄くコンクリートを塗る
という形で、昨日でほぼ出来上がっていたのですが、現場に差しかかりました
ら、
!?
何人かのオバチャンが木の棒を槍のように使いながら、出来上がっている塀を
突き崩している!?最中でございました――――。
おやおや、国家権力に逆らって、こりゃまたいったい何事??
呆然としてしばらく眺めておりましたが、夕方で人通りも多いので、眺めなが
ら通り過ぎる人、同じように立ち止まって眺める野次馬、、こりゃ誰かが公安
に電話しているだろうから、もう直ぐパトカーがとんでくるか、、、と思いな
がら成り行きや如何にと尚もしばらく眺めておりました。
しかし、待てど暮らせど(?)いくら経ってもパトカーも、おまわりさんがとん
でくる気配もありません。そうこうしている内にも作業(?)はドンドン進んで
塀はあらかた突き崩されてしまいました。(これが ▼ その現場写真)
で、結局、警官も建築施主側の人間も一人も登場することなく、作業を完了さ
せたオバタリアン数名は意気揚揚と引き上げてゆきました――――。
うーーむ、どういう事情かは知らないが、こりゃ明日もここに来て追跡調査を
しなくっちゃ!と、野次馬精神パンパンにしてその場を離れました。
さて翌日、
どうなってるのかいな〜と期待に胸を膨らませて(?)現場に到着いたしました
らば、
・
たぶん建築施主側の作業員たち、が、またセッセと塀の作り直し作業をしてい
る最中でございました・・・・。昨日のオバタリアン軍団の姿はありません。
??
どういうこっちゃいな??
ワケが分かりませんでしたが、塀の作り直し作業なんか見ていてもつまらない
ので引き返しまして・・・・
さて夕方また行ってみましたら、
!!昨日のオバタリアン軍団がまたまた突き崩し作業中!!
やっぱり昨日と同じで、警官も建築施主側も一人も姿を見せません。いかにも
面妖、傍の小売店のオヤジさんに聞いてみましたらば、
「この空き地の奥に、まだ補償の合意に至らず立ち退いていない数戸があって
あの塀ができちゃうと出入りができなくなるもんで、ああして実力行使に及ん
でいるんだよ」
ーーーということでした。
ふーーん、と、さて事情は分かりましたが、しかし、
以前ならば、立ち退かないと恐怖の強制執行部隊がやって来て、有無を言わせ
ず家財道具を放り出し、ブルドーザーがガラガラグワッシャぁぁぁン!! で
一巻の終わり、、だったんですが、まあ、
数年前に法律が変わってそうもいかなくなったとは聞いてはおりましたけれど
も、いやそれにしても、立ち退きに抵抗して実力行使にまで及ぶご時世になっ
たのかいな、、、。
で、さてこの後、この立ち退き攻防戦はどうなったと思いますか?
建築施主側もバカじゃない!!‥‥それから数日して‥‥
突き崩されたレンガ塀の残骸を取り片付けて、、鉄骨で骨組みを組みだした!
・
どうするのかな?
・
さらに何日かして、、その鉄骨に、、薄い波板鉄板をリベット止め!!
・
さらに、日が経って、
・
その波板鉄板の両側にレンガを積み上げて、、その表面に薄いコンクリート膜
を塗りつけて、、塀の完成! ▼
では、立ち退きに抵抗している数戸はどうなったのか?
・
塀が完成してみたら、端の部分が(上の写真の塀の左端)チョコッと開けられ
ていて、奥のほうに通じるように路地が作られておりました、、、。どうやら
取り敢えずはそういうことで休戦協定が成立した模様でございました。が、
いやそれにしても、、残り数戸の立ち退き抵抗組は、まだまだ粘るようでござ
います。――――日本の皆さん!中国も、こんなに様変わりしてるんですよ〜
上海で問題になっている、立ち退き通告を突きつけられた日系企業も、このぐ
らい根性を据えて抵抗してみたら、案外いい方向に解決できるかもしれないの
にね〜〜♪
以前の「小さな反乱」は ▼ こんな感じでした〜
http://chinachips.fc2web.com/repo/0010223.html
= この話おわり =
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└→ 感想や激励、ご意見などをお待ちしています。
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